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2023-0707 グスタフ・マーラーの誕生日です 【伝統】

2023年07月07日 | 音楽日記
おはようございます。二十四節気の「小暑 (しょうしょ)」です。
2023年7月7日(金曜日)、気温25℃の朝日が眩しい朝です。年始から188日に当たり、年末まであと177日です。
本日の誕生花はスイレンです。フランスの画家クロード・モネが愛したスイレンです。丸い葉とやさしい色合いの花が水面に浮かびます。花形は熱帯スイレンより豊富で、花と葉が小型のヒメスイレンもあります。花は昼咲き性で、日が高くなるころには閉じます。ワサビのように長く太った根茎をもち、春に根茎の先端から芽を水中に伸ばし、水面に葉を広げます。
スイレン全般の花言葉は、「純粋な心」、「清浄」、「信仰」、「信頼」です。

本日は、七夕です。織姫と彦星との年に一度の逢瀬の日です。短冊に願いをこめましょう。昨日から「入谷の朝顔市」が4年ぶりに開催されております。

SFの大親友のお嬢様のお誕生日です。4月に来日された際、久しぶりにおめにかかることできました。お嬢様のご成長を感じております。お誕生日おめでとうございます!

また、本日は、グスタフ・マーラー(Gustav Mahler)の誕生日です( 1860年7月7日 - 1911年5月18日)。
後年マーラーは「私は三重の意味で故郷がない人間だ。オーストリア人の間ではボヘミア人、ドイツ人の間ではオーストリア人、そして全世界の国民の間ではユダヤ人として」と語っている。マーラーは指揮者として高い地位を築いたにもかかわらず、作曲家としてはウィーンで評価されず、その(完成された)交響曲は10曲中7曲(第1番を現存版で考えると8曲)が、オーストリア人にとっては既に外国となっていたドイツで初演されている。マーラーにとって「アウトサイダー(部外者)」としての意識は生涯消えなかったとされ、最晩年には、ニューヨークでドイツ人ジャーナリストに「なに人か」と問われ、そのジャーナリストの期待する答えである「ドイツ人」とは全く別に「私はボヘミアンです(Ich bin ein Böhme.)」と答えている。

No. 5 in C-Sharp Minor - IV. Adagietto. Sehr langsam

1904年10月19日(18日とも)、マーラーが自作の「交響曲第5番」初演のため滞在していたケルンから、妻アルマに宛てた手紙の一部に下記のようなことを綴っております。作曲家は初演の評価はいつの時代でも気になっているのですね。
「・・・私の死後50年経ってから、
私の交響曲を初演できればよいのに!
 いまからライン河のほとりを散歩してくる。
この河だけが、
初演のあとも私を怪物呼ばわりすることもなく
悠然とわが道を進んでゆく
ただ一人のケルンの男だ!・・・」
 

本日の言葉は【伝統】です。

伝統とは
火を守ることであり、

灰を崇拝する
ことではない。

~マーラーの名言~