A・Lohas・Ness

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本日は、「冷たい手を!」のプッチーニ作曲の「ラ・ボエーム」が初演された日です。

2008年02月01日 | クラッシック
プッチーニ作曲の「ラ・ボエーム」が本日、トスカニーニの指揮で初演されました。若干29歳でした。
なお、このトスカニーニが見出したテバルディも本日の誕生日です。

ボエームは、3幕仕立てで、構成もすばらしく、役者もそれぞれの持ち味がないと勤まらないのですが、やはり主役のロドルフォとミミによって、オペラの出来不出来が左右されるでしょう。

日本でも二期会や藤原歌劇団によってよく上演されてましたが、近年このような正統オペラが上演されないのは予算の関係上からかは不明ですが、本当に残念なことです。

良く芸術は三世代を経ないと定着しないといわれますが、明治時代に西洋から輸入されたクラッシック音楽も三世代を経てようやく演奏家と聴衆の芸術性が高まったかと思います。

オペラの上演にはお金がかかりますが、企業のCSRの一環として補助をしていただき、すばらしいオペラの一夜を過ごしたいと思うのは私一人だけでしょうか。
せっかく日本の各地にオペラが上演できるような立派な箱(劇場)が誕生しているのに、その劇場に息吹を吹き込む演奏が少ないのは残念です。