A・Lohas・Ness

自然と共に楽しい知的なライフスタイルを提案します!

今夜はかなしい。

2008年02月18日 | Weblog
似合わないタイトルですが、今の気持ちです。
昨日、久しぶりに、高校時代の学び舎に行った。
目的は、高校時代の部活のOB・OGの合唱の練習のためであった。

しかし、吉祥寺駅で待ち合わせて井の頭公園の冬枯れの林の中をとおって、昔の通学路を歩いていくすがら、その訃報をその同級生からきいた。

同級生のお子様が一昨日他界されたとのこと、これが本当に理不尽なことである。
親よりも先に、何故天国に召されなければならないのであろうか?
その子は、目に入れてもいたくないようにかわいがられ、我々同窓生の井の頭公園でのお花見でもその笑顔をふりまいていた。
もうその笑顔が思い出のみとなる。

18年の本当に短い短いみじかい人生であった。
一度失われた尊い命は決して決して復活することができない。
命の大切さを痛感すると共に、「何故?」という二文字が頭から消えない。

現役諸君とOB・OGとの合同演奏会が行われる練習のさなかにも何故か脳裏に浮かぶのはその子の健気な笑い顔だった。

お袋が亡くなったときに、フォーレのレクイエムを聴いたことを思いだした。
それもものすごいボリュームで!心の叫びは音楽ほんの少し癒されたことを思った。帰宅してTV欄をみたら、昨夜は、聖路加病院の日野原先生が出演された番組で、フォーレのレクイエムが流れるとのこと。偶然とはいえ、ささやかな弔いをさせていただいた。

20日にお通夜が執り行われる。

ご両親のお気持ちは計り知れない。

ご冥福を祈って、心のなかでレクイエムを歌わせていただいている。

合掌