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問題解決ガイドのひとりごと。



まだ知り合って三年たっていない私が、中嶌さんについて書いていいものかと思いながらも、書いてみることにします。
中嶌さんはとにかくせっかちで人でもモノでもなんでも好きになってしまい、すぐに欲しくなってしまう。それはそれは感激屋である。きっと人間が好きで好きでたまらないのだと思う。だから、話をするのも大好きだし、聞き上手でもある。起業家としての理想も高く、情熱もあふれんばかりである。なかでも特筆すべきは、そのアイデアに驚かされることが多い。でも、センスがそれ程でもないところが愛嬌になってもいる。
見ていると、スタッフに細かくあれこれいわない。何かあってもきっと、そのひとはいつか気がついてなおしてくれると思っている。そういうところは妙に気が長い。よく話せばきいてくれるし、ひとのすることを受け入れてくれるが、結構、頑固でもある。おまけに困っているひとを見ると、ほっとけない性質である。
私と斉藤さんがオフィスデザインを担当しているのだけれど、その前に、大きなソファーセットを買ってしまっていた。それこそ二十人は座れるというセットでした。オープンな会社にしたい。いつもみんなと一緒に話したいということで、アイデアはよいのですが、デザインが今ひとつだった。二年もかかってやっとそのソファーがなくなった。またカフェテリアにあった食器棚もオフィスのデザインポリシーと違っていた。まるで家庭にあるような食器棚がでんと置いてある。その食器棚がなくなるのに約一年もかかった。
長年いっしょに仕事をしてきた、起業したときの仲間であり取締役の四人のメンバーに、中嶌さんって一言でいうとどういうひとなのかをきいてみた。全員の答えはひとつでこうだった。「朗らかで懐の深い人」ついでに長所とできればなおして欲しいところはときいてみたこれまた全員そろって長所は「ポジティブで決断力があるところ」なおしてほしいところは「せっかちで思い込んだら行動せずにはいられないところと、楽観的過ぎること」だった。
中嶌さんのやり方のなかで、私が賛成していない点もある。服装もクリエイティブでありたいということで、ノーネクタイでカジュアルなのですが、私は今でもそれには少々反対です。二年もたたないうちに翻訳会社として世界一をめざすといっているが、それにも私は急ぎ過ぎだと反対しているのですが、どうやら本気である。
子供は中嶌さんを見ると目が可愛いからすぐ好きになってくれる、と本人が言っている。似顔絵の中嶌さんに会いたければアラヤのオフィスに来て欲しい。ついでに私の絵画をながめていって欲しいと思う。

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