関東周辺の温泉入湯レポや御朱印情報をご紹介しています。対象エリアは、関東、甲信越、東海、南東北。
関東温泉紀行 / 関東御朱印紀行
台風
2019-09-12 01:11 UP
気がついたら凄い雨音。
雨粒の大きさがハンパじゃない。
雨雲レーダー → こちら
うひょ~、東京から埼玉にかけてまっ赤(時間雨量80mm以上)じゃん。
東海沖の熱帯低気圧、これ、もうほとんど台風でしょ。
まだ若いし、雲形締まってるし、それに日本の上に秋雨前線いるし・・・。
局地的だとは思うけど、豪雨&突風に要警戒だと思います。
2019-10-13 09:48UP
今回被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。
また、一日も早い復旧をお祈り申し上げます。
救援・救護に当たられている方々には頭が下がります。
くれぐれも安全に気をつけて作業にお当たりください。
おそらく955hPa程度で西伊豆に上陸し、町田、埼玉西南部、つくば市付近を通過、首都圏の人口密集地が台風の進路右側(東側)に入る最悪のコース。(→進路データ)
上陸時945hPa以下の勢力だったら、首都圏が壊滅していた可能性さえある。
台風は、雨雲を列状に伸ばすレインバンドという雨域をもつが、今回はそれとは違って巨大で活発な雲域を北側(進行方向サイド)に伴っていた。
まるで、前面にひとつ前衛の台風を伴っているかのようだった。
南アルプス、箱根、丹沢、奥多摩、秩父、西上州、安蘇、茨城などの南東斜面に台風からの南東風がぶつかり、総雨量500mm~1,000mm超にも及ぶ広範囲の豪雨となった。
山間豪雨型の台風でもあったので、支流を集める大河川の氾濫、堤防決壊が相次いだ。
千曲川の源流は奥秩父や西上州。台風の進路から外れていたエリアでも、上流が豪雨に見舞われればこういう事態になってしまう。
被災エリアがあまりに広すぎて全容がつかめていないが、被害はさらに広がる可能性がある。
メディアは台風が来てから「数十年に一度」を連発してたが、やっぱり遅すぎでしょ。(↓に書いたとおり。)
だって、ふつうに数日前から予想できたから・・・。
都市開発が進み、以前は人が住んでいなかった低地や海沿いも住宅地になっているのだから、人的な被災リスクはむしろ高まっている。
国土強靱化(ナショナル・レジリエンス)を早急に進めなければならないと思うし、その財源としてMMT(現代貨幣理論)議論も活発化するかもしれぬ。
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2019-10-12 08:30UP
えらいことになりました。
進路予想図によると、本日18時には石廊崎の西南西 約30kmで945hPa(最大瞬間風速60m/s)、0時には上陸して960hPa(最大瞬間風速55m/s)だから(予想データ)、
945hPaか若干弱まった程度(最大瞬間風速55~60m/s)での上陸を示している。
だから先日の台風15号より強い勢力での上陸が予想されているということ。
問題は進路。
↑によると、1.駿河湾コース、2.相模湾コース、3.東京湾コース、4.房総半島上陸コース の4パターンが考えられるが、どれをとるかによって被害(と被災エリア)が大きく異なると思う。
前回15号は3.東京湾コースだったが、西側の伊豆半島・三浦半島より、東側の房総半島のほうがはるかに被害が多かった。
↓に書いたとおり、台風の東側(右側)は風が強くなる傾向があるため。(「危険半円」という言葉もある。)
1~4で、それぞれ台風の東側(右側)に入るエリアがちがうので、これにより被害(と被災エリア)が大きく異なるということです。
被害については、仮に945hPaで上陸した場合、関東では空前絶後なので想像がつきません。
逐一メディアでご確認をお願いします。
メディアでは、「昭和33年の狩野川台風に類似」と報じられているが、神奈川県東部に上陸したときの中心気圧は960hPa。
945hPaでの上陸となると、勢力はそれよりかなり強い。
だから、暴風や高潮の被害は狩野川台風より深刻化する可能性もあるのでは?
(雨台風ということもある(大雨への警戒喚起)が、関東にこれほどの強い台風は来たことがないので、関東上陸の強い台風として引き合いに出されているのかも。大雨・暴風・高潮の3点セットということでは、むしろ伊勢湾台風(930mbで上陸、昭和34年)に状況が近いのでは・・・?)
なお、雨雲の降雨の状況はこちら(雨雲レーダー)で確認できます。
被害が最小限で留まるよう、ただただ祈るのみです。
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2019-10-11 09:28UP
台風19号、西寄り進路を保ったまま。このままいくと首都圏直撃の最悪コースか?
台風もそうだが、今回、北東の高気圧の罪が重い。
今朝のワイドショー関係、「史上最強クラス」とか、「10mの高潮」とか、「高層ビルでは風速100m」とか、一気にヒートアップ。なにこれ・・・。
仮に940hPaで上陸したとすると、1951年からで史上10位(ランキング)、ただし、それ以前に911.6hPaの室戸台風、916.1hPaの枕崎台風などがある。
ただし、これらはすべて西日本、東日本では統計上からも「史上最強クラス」となるので表現がむずかしいところだが、昨日から940hPaは予想されてたし統計データだって調べればすぐわかるので、専門知識はなくとも「(東日本では)史上最強クラス」という予想は打てたはず。
今回、どういう被害が出て、どういう初動がとられるかはわからないが、事前のマスコミ報道の内容は問われるかもしれない。
現時点で、東寄り・房総沖に逃げるコースは紙一重で残っている。
なんとか、このコースとなることを祈るのみです。
------------------------------------
2019-10-11 02:32UP
台風19号、こいつはやばい。
おととい(10/9)、一旦東向きに転向しかかったかに見えたが、その後進路を西寄りに戻しやがった。
おそらく、北東にいる高気圧が頭をおさえているためだと思うが(天気図)、こうなると、東寄り・房総沖に逃げるコースはもはや望み薄か?
しかも現時点の中心気圧920hPaって、本当にやめてほしい。
さきほど(10/10夜)のいくつかのニュース、「今年最強クラス」ってなんぼなんでも表現よわすぎでしょ。
すくなくとも「ここ数十年来で最大級」くらいの表現でもいいくらいのブツでは?
それに「台風15号と同程度の暴風」って、進路や勢力の変化にもよるけど、予想データからすると「台風15号以上の暴風となるおそれ」では?
TV局には気象予報士もたくさんいるだろうに、もっと表現に気をつかってほしい。
(今回、気象庁や日本気象協会は早い段階から、「めったにない大雨や暴風」というかなり強い表現を使っていた。このニュアンスがどれだけ世間に伝わっているか・・・。)
衛星画像の雲がみたこともない異様な立体感をもっている。
これって、もの凄く発達した積乱雲では?
これがかかったらおそらくハンパじゃない豪雨になると思うし、雲域の広さからしてこれが長くつづく。
大潮と重なるし、直撃されたら高潮あぶないと思う。
どこかで2度目の転向を図り、高気圧を押し込んで(考えにくいけど)、房総沖に逃げるコースとなることをただただ祈るのみです。
絢香 - 手をつなごう
薬師丸ひろ子 時代 (2013年10月)
【台風15号 2019-09-08~09】
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2019-09-22UP
今回被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。
また、一日も早い復旧をお祈り申し上げます。
いまさらながら初動の判断や対応が問題になっている。
千葉市の風速データは、Web上で確認できる限り1966年からだが↓
■ 過去の風速データ
今回の最大瞬間風速57.5メートルがいかに並外れた数値であったかが、統計からもみてとれる。
1966年からのダントツ最大値なので、少なくとも53年に一度の大暴風(おそらくもっと稀だと思う)であることが確定している。
かつて経験したことのない、あるいは想定していないレベルの暴風だったので「被害の予想がつかない」ということはたしかにあったのだと思う。
風速は地形の影響を受けやすいし、台風の風は「息をする」(瞬間的にもの凄く強くなる)ので、局地的な最大瞬間風速は60メートルを超えていたのでは?
また、これまでの最大瞬間風速はだいたい西寄りの風で記録しているが、今回は不意打ちともいえる南東風で、これも被害を大きくした可能性がある。
夏~秋にかけての最大瞬間風速はたいてい台風接近時に記録されるから、今回の台風が滅多にないコースを辿ったことがこの点からもわかる。
大地震は定期的にはこないけど、台風は毎年何個も来る。
だから、地震災害にくらべて軽くみられがち、ということはあるのかもしれない。
前例となってしまうので、激甚災害指定についても慎重にならざるを得ないのかも。
でも、今回のは少なくとも53年に1度の災害。この認識がもっと必要だったかも・・・。
当初、高圧送電線鉄塔の倒壊がメディアで大きくとりあげられた。
これが停電の主要因であれば、迂回ルートの活用によりもっと早くに復旧していたと思う。
東電の当初復旧予想もこの視点からだったような感じがする。
でも、かなり早いタイミングで、多数の電柱の倒壊と、まだら模様の停電地域も報じられていた。
だから、専門家であれば「やっかいなのは高圧線鉄塔の倒壊ではなく、多数の倒木や電柱の倒壊。そして個別対応が必要なこの復旧には相当な時間が必要。」という予想は容易についた筈。
ただ、現地に行ってみないと具体的な対応策が立てられないので、「いつまでに復旧」という見通し立てはすごく難しかったのだと思う。
だから、やっぱり誰が悪いとか、責任はどこにあるとか、そういうはなしではないのでは・・・。想定外だったから。
知事あたりが即時緊急対応要請をする、という手はたしかにあったと思うが、発生当初はこの状況が把握できていなかったのでは。メディアだって初動の報道は遅れていたような・・・。
市町村から情報が上がって来ないなら、とりあえず県から人員を派遣すべきだった、という意見もあるがこれは結果論かと。後からならなんとでも言える。
地元を知悉しているのは市町村だし、個別対応だらけの今回の様なケースは、県職員が入っても動きようがなかったのでは?
実際、早くから各地の電力会社から支援部隊が駆けつけていたが、個別の現場情報が入らないので木更津でウェイティングしていた。
いまさら犯人さがしをしてもしょうがないし、それよりは、”50年に一度”レベルの激甚災害が起きた場合の今後の対応指針をきっちり定める方が前向きだと思う。
日本近海の海水温は年々上がっているという見方があるのだから、今後台風の破壊力はますます激甚化するおそれがある。
高気圧のあいだを割って北上、なんていう反則ルートも今後は増えていくのでは?(ふつう、台風は高気圧の縁を回り込んで進むとされている。)
60メートル近い暴風によって、実際にどういうことが起こり、どういう被害がもたらされたのか・・・。
そして本当に必要だったのは何か?
多くの被害と犠牲を伴って得られたファクターを教訓に、速やかに国土強靱化を図っていくのが現実的な手立てなのだろうと思う。
ps.
雨雲レーダーを見ると、現時点で台風17号は熊本の西の沖合にいることがわかる。
すでに目は崩れているけど、それでもはっきりとみてとれる。
やっぱり現況把握には有効なツールだと思う。
Web上の気象情報(とくに台風情報)が官民入り乱れて、どれが最新情報かわかりにくくなっている。
運営者サイドの様々な思惑もあるのだろうけど、わかりやすく一元化(ポータル情報化)した方がいいような気も・・・。
----------------------------
2019-09-09 23:24:32UP
中心気圧が965hPaから955hPaに再発達って、これはえらいことになると思った。
そして、中心は相模湾から東京湾へ・・・。
台風は陸地が嫌いなので、相模湾から三浦半島を乗っ越して東京湾に入ったのだと思う。
なんで「相模湾上陸は首都圏にとって最悪コース」かというと、横浜・川崎や東京都区部などの人口密集地が台風の東側(進路右側)に入ってしまうから。
(北半球では台風の東側は、台風そのものの風と台風を押し進める力が合わさって、とくに風が強くなります。)
これが東京湾コースを進むと、もっとも危険なエリアは東京湾の東に位置する千葉、ということになる。
そして午前4時28分。千葉市中央区の最大瞬間風速57.5メートル・・・。
最初、この情報をきいたとき、なにかの間違いだと思った。それほどのもの凄い風速。
建物の耐風性能は風荷重、あるいは風圧力であらわされるが、このベースとなるのが基準風速。
関東周辺では基準風速(最大風速=10分間の平均風速ベース)は、概ね30メートル台に設定されている。
最大瞬間風速は最大風速の1.5~3倍ほどになるともいわれているので、今回の57.5メートルとの単純比較はできないが、
それでも「想定外の暴風」であった可能性がきわめて高い。
報道でみる限り、千葉市中央区より市原市や君津市の被害が大きそうなので、この両市では局所的に60メートルちかい最大瞬間風速となっていたのかもしれぬ。
今回、外の状況と雨雲レーダーを夜通し見比べていた。
台風の目(中心)が三浦半島を通って東京湾に入っていく様が、10分遅れで克明にあらわされていた。
リアルタイムな状況把握という点では、これがベストツールでは? (ゲリラ豪雨のときなど、よく使います。)
そして二次災害。
交通パニック。週はじめの月曜だから「どうしても出なくてはいけないイベント」が多かったはずだし、これも混乱に拍車をかけたと思う。
JRは始発から8時までの計画運休を発表していたが、こんな規格外の暴風を喰らった以上、8時復旧はとうてい無理筋だと思う。
でも、利用者としてはそれを信じるしかないし・・・、という・・・。
それに「状況により自己判断で」とかいわれたら、石にかじりついてもとにかく出社、つうのがふつうの日本人だから・・・。
誰が悪いとか、責任はどこにあるとか、そういうはなしではないと思う。
大規模停電。
これも、誰が悪いとかどうとかではないと思う。すべてが想定外だから・・・。
一刻もはやい復旧を祈るしかないです。
それと、この気温で無空調だと、すぐさま過酷な状況となるので、停電地域の方はくれぐれも熱中症にご注意を。
----------------------------
20年ほども昔だけど、気象予報士の学科試験合格したことあるので(実技は力尽きたけど)、
ついつい思いつくままに書いてしまいました。
2019-09-08 19:07:14UP
台風15号(FAXAI)、大騒ぎになってますが、
本日朝の段階で、すでに予報円全域が陸地にかかっていた。
それでもニュースや天気予報では、「関東に接近する見込み」とかぬるい表現を使っていた。
朝の進路予想図からすると「関東付近に上陸する可能性が極めて高い」あるいは「首都圏直撃の可能性大」の表現が妥当だったのでは??
相模湾上陸は首都圏にとって最悪コースの筈。(滅多にない)
中心気圧965hPa、最大瞬間風速60m予想ならば、もっと激しく警告してもよかった感じも・・・。
いずれにしても、大きな被害がでないことを祈ります。
小さなてのひら
気がついたら凄い雨音。
雨粒の大きさがハンパじゃない。
雨雲レーダー → こちら
うひょ~、東京から埼玉にかけてまっ赤(時間雨量80mm以上)じゃん。
東海沖の熱帯低気圧、これ、もうほとんど台風でしょ。
まだ若いし、雲形締まってるし、それに日本の上に秋雨前線いるし・・・。
局地的だとは思うけど、豪雨&突風に要警戒だと思います。
2019-10-13 09:48UP
今回被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。
また、一日も早い復旧をお祈り申し上げます。
救援・救護に当たられている方々には頭が下がります。
くれぐれも安全に気をつけて作業にお当たりください。
おそらく955hPa程度で西伊豆に上陸し、町田、埼玉西南部、つくば市付近を通過、首都圏の人口密集地が台風の進路右側(東側)に入る最悪のコース。(→進路データ)
上陸時945hPa以下の勢力だったら、首都圏が壊滅していた可能性さえある。
台風は、雨雲を列状に伸ばすレインバンドという雨域をもつが、今回はそれとは違って巨大で活発な雲域を北側(進行方向サイド)に伴っていた。
まるで、前面にひとつ前衛の台風を伴っているかのようだった。
南アルプス、箱根、丹沢、奥多摩、秩父、西上州、安蘇、茨城などの南東斜面に台風からの南東風がぶつかり、総雨量500mm~1,000mm超にも及ぶ広範囲の豪雨となった。
山間豪雨型の台風でもあったので、支流を集める大河川の氾濫、堤防決壊が相次いだ。
千曲川の源流は奥秩父や西上州。台風の進路から外れていたエリアでも、上流が豪雨に見舞われればこういう事態になってしまう。
被災エリアがあまりに広すぎて全容がつかめていないが、被害はさらに広がる可能性がある。
メディアは台風が来てから「数十年に一度」を連発してたが、やっぱり遅すぎでしょ。(↓に書いたとおり。)
だって、ふつうに数日前から予想できたから・・・。
都市開発が進み、以前は人が住んでいなかった低地や海沿いも住宅地になっているのだから、人的な被災リスクはむしろ高まっている。
国土強靱化(ナショナル・レジリエンス)を早急に進めなければならないと思うし、その財源としてMMT(現代貨幣理論)議論も活発化するかもしれぬ。
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2019-10-12 08:30UP
えらいことになりました。
進路予想図によると、本日18時には石廊崎の西南西 約30kmで945hPa(最大瞬間風速60m/s)、0時には上陸して960hPa(最大瞬間風速55m/s)だから(予想データ)、
945hPaか若干弱まった程度(最大瞬間風速55~60m/s)での上陸を示している。
だから先日の台風15号より強い勢力での上陸が予想されているということ。
問題は進路。
↑によると、1.駿河湾コース、2.相模湾コース、3.東京湾コース、4.房総半島上陸コース の4パターンが考えられるが、どれをとるかによって被害(と被災エリア)が大きく異なると思う。
前回15号は3.東京湾コースだったが、西側の伊豆半島・三浦半島より、東側の房総半島のほうがはるかに被害が多かった。
↓に書いたとおり、台風の東側(右側)は風が強くなる傾向があるため。(「危険半円」という言葉もある。)
1~4で、それぞれ台風の東側(右側)に入るエリアがちがうので、これにより被害(と被災エリア)が大きく異なるということです。
被害については、仮に945hPaで上陸した場合、関東では空前絶後なので想像がつきません。
逐一メディアでご確認をお願いします。
メディアでは、「昭和33年の狩野川台風に類似」と報じられているが、神奈川県東部に上陸したときの中心気圧は960hPa。
945hPaでの上陸となると、勢力はそれよりかなり強い。
だから、暴風や高潮の被害は狩野川台風より深刻化する可能性もあるのでは?
(雨台風ということもある(大雨への警戒喚起)が、関東にこれほどの強い台風は来たことがないので、関東上陸の強い台風として引き合いに出されているのかも。大雨・暴風・高潮の3点セットということでは、むしろ伊勢湾台風(930mbで上陸、昭和34年)に状況が近いのでは・・・?)
なお、雨雲の降雨の状況はこちら(雨雲レーダー)で確認できます。
被害が最小限で留まるよう、ただただ祈るのみです。
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2019-10-11 09:28UP
台風19号、西寄り進路を保ったまま。このままいくと首都圏直撃の最悪コースか?
台風もそうだが、今回、北東の高気圧の罪が重い。
今朝のワイドショー関係、「史上最強クラス」とか、「10mの高潮」とか、「高層ビルでは風速100m」とか、一気にヒートアップ。なにこれ・・・。
仮に940hPaで上陸したとすると、1951年からで史上10位(ランキング)、ただし、それ以前に911.6hPaの室戸台風、916.1hPaの枕崎台風などがある。
ただし、これらはすべて西日本、東日本では統計上からも「史上最強クラス」となるので表現がむずかしいところだが、昨日から940hPaは予想されてたし統計データだって調べればすぐわかるので、専門知識はなくとも「(東日本では)史上最強クラス」という予想は打てたはず。
今回、どういう被害が出て、どういう初動がとられるかはわからないが、事前のマスコミ報道の内容は問われるかもしれない。
現時点で、東寄り・房総沖に逃げるコースは紙一重で残っている。
なんとか、このコースとなることを祈るのみです。
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2019-10-11 02:32UP
台風19号、こいつはやばい。
おととい(10/9)、一旦東向きに転向しかかったかに見えたが、その後進路を西寄りに戻しやがった。
おそらく、北東にいる高気圧が頭をおさえているためだと思うが(天気図)、こうなると、東寄り・房総沖に逃げるコースはもはや望み薄か?
しかも現時点の中心気圧920hPaって、本当にやめてほしい。
さきほど(10/10夜)のいくつかのニュース、「今年最強クラス」ってなんぼなんでも表現よわすぎでしょ。
すくなくとも「ここ数十年来で最大級」くらいの表現でもいいくらいのブツでは?
それに「台風15号と同程度の暴風」って、進路や勢力の変化にもよるけど、予想データからすると「台風15号以上の暴風となるおそれ」では?
TV局には気象予報士もたくさんいるだろうに、もっと表現に気をつかってほしい。
(今回、気象庁や日本気象協会は早い段階から、「めったにない大雨や暴風」というかなり強い表現を使っていた。このニュアンスがどれだけ世間に伝わっているか・・・。)
衛星画像の雲がみたこともない異様な立体感をもっている。
これって、もの凄く発達した積乱雲では?
これがかかったらおそらくハンパじゃない豪雨になると思うし、雲域の広さからしてこれが長くつづく。
大潮と重なるし、直撃されたら高潮あぶないと思う。
どこかで2度目の転向を図り、高気圧を押し込んで(考えにくいけど)、房総沖に逃げるコースとなることをただただ祈るのみです。
絢香 - 手をつなごう
薬師丸ひろ子 時代 (2013年10月)
【台風15号 2019-09-08~09】
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2019-09-22UP
今回被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。
また、一日も早い復旧をお祈り申し上げます。
いまさらながら初動の判断や対応が問題になっている。
千葉市の風速データは、Web上で確認できる限り1966年からだが↓
■ 過去の風速データ
今回の最大瞬間風速57.5メートルがいかに並外れた数値であったかが、統計からもみてとれる。
1966年からのダントツ最大値なので、少なくとも53年に一度の大暴風(おそらくもっと稀だと思う)であることが確定している。
かつて経験したことのない、あるいは想定していないレベルの暴風だったので「被害の予想がつかない」ということはたしかにあったのだと思う。
風速は地形の影響を受けやすいし、台風の風は「息をする」(瞬間的にもの凄く強くなる)ので、局地的な最大瞬間風速は60メートルを超えていたのでは?
また、これまでの最大瞬間風速はだいたい西寄りの風で記録しているが、今回は不意打ちともいえる南東風で、これも被害を大きくした可能性がある。
夏~秋にかけての最大瞬間風速はたいてい台風接近時に記録されるから、今回の台風が滅多にないコースを辿ったことがこの点からもわかる。
大地震は定期的にはこないけど、台風は毎年何個も来る。
だから、地震災害にくらべて軽くみられがち、ということはあるのかもしれない。
前例となってしまうので、激甚災害指定についても慎重にならざるを得ないのかも。
でも、今回のは少なくとも53年に1度の災害。この認識がもっと必要だったかも・・・。
当初、高圧送電線鉄塔の倒壊がメディアで大きくとりあげられた。
これが停電の主要因であれば、迂回ルートの活用によりもっと早くに復旧していたと思う。
東電の当初復旧予想もこの視点からだったような感じがする。
でも、かなり早いタイミングで、多数の電柱の倒壊と、まだら模様の停電地域も報じられていた。
だから、専門家であれば「やっかいなのは高圧線鉄塔の倒壊ではなく、多数の倒木や電柱の倒壊。そして個別対応が必要なこの復旧には相当な時間が必要。」という予想は容易についた筈。
ただ、現地に行ってみないと具体的な対応策が立てられないので、「いつまでに復旧」という見通し立てはすごく難しかったのだと思う。
だから、やっぱり誰が悪いとか、責任はどこにあるとか、そういうはなしではないのでは・・・。想定外だったから。
知事あたりが即時緊急対応要請をする、という手はたしかにあったと思うが、発生当初はこの状況が把握できていなかったのでは。メディアだって初動の報道は遅れていたような・・・。
市町村から情報が上がって来ないなら、とりあえず県から人員を派遣すべきだった、という意見もあるがこれは結果論かと。後からならなんとでも言える。
地元を知悉しているのは市町村だし、個別対応だらけの今回の様なケースは、県職員が入っても動きようがなかったのでは?
実際、早くから各地の電力会社から支援部隊が駆けつけていたが、個別の現場情報が入らないので木更津でウェイティングしていた。
いまさら犯人さがしをしてもしょうがないし、それよりは、”50年に一度”レベルの激甚災害が起きた場合の今後の対応指針をきっちり定める方が前向きだと思う。
日本近海の海水温は年々上がっているという見方があるのだから、今後台風の破壊力はますます激甚化するおそれがある。
高気圧のあいだを割って北上、なんていう反則ルートも今後は増えていくのでは?(ふつう、台風は高気圧の縁を回り込んで進むとされている。)
60メートル近い暴風によって、実際にどういうことが起こり、どういう被害がもたらされたのか・・・。
そして本当に必要だったのは何か?
多くの被害と犠牲を伴って得られたファクターを教訓に、速やかに国土強靱化を図っていくのが現実的な手立てなのだろうと思う。
ps.
雨雲レーダーを見ると、現時点で台風17号は熊本の西の沖合にいることがわかる。
すでに目は崩れているけど、それでもはっきりとみてとれる。
やっぱり現況把握には有効なツールだと思う。
Web上の気象情報(とくに台風情報)が官民入り乱れて、どれが最新情報かわかりにくくなっている。
運営者サイドの様々な思惑もあるのだろうけど、わかりやすく一元化(ポータル情報化)した方がいいような気も・・・。
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2019-09-09 23:24:32UP
中心気圧が965hPaから955hPaに再発達って、これはえらいことになると思った。
そして、中心は相模湾から東京湾へ・・・。
台風は陸地が嫌いなので、相模湾から三浦半島を乗っ越して東京湾に入ったのだと思う。
なんで「相模湾上陸は首都圏にとって最悪コース」かというと、横浜・川崎や東京都区部などの人口密集地が台風の東側(進路右側)に入ってしまうから。
(北半球では台風の東側は、台風そのものの風と台風を押し進める力が合わさって、とくに風が強くなります。)
これが東京湾コースを進むと、もっとも危険なエリアは東京湾の東に位置する千葉、ということになる。
そして午前4時28分。千葉市中央区の最大瞬間風速57.5メートル・・・。
最初、この情報をきいたとき、なにかの間違いだと思った。それほどのもの凄い風速。
建物の耐風性能は風荷重、あるいは風圧力であらわされるが、このベースとなるのが基準風速。
関東周辺では基準風速(最大風速=10分間の平均風速ベース)は、概ね30メートル台に設定されている。
最大瞬間風速は最大風速の1.5~3倍ほどになるともいわれているので、今回の57.5メートルとの単純比較はできないが、
それでも「想定外の暴風」であった可能性がきわめて高い。
報道でみる限り、千葉市中央区より市原市や君津市の被害が大きそうなので、この両市では局所的に60メートルちかい最大瞬間風速となっていたのかもしれぬ。
今回、外の状況と雨雲レーダーを夜通し見比べていた。
台風の目(中心)が三浦半島を通って東京湾に入っていく様が、10分遅れで克明にあらわされていた。
リアルタイムな状況把握という点では、これがベストツールでは? (ゲリラ豪雨のときなど、よく使います。)
そして二次災害。
交通パニック。週はじめの月曜だから「どうしても出なくてはいけないイベント」が多かったはずだし、これも混乱に拍車をかけたと思う。
JRは始発から8時までの計画運休を発表していたが、こんな規格外の暴風を喰らった以上、8時復旧はとうてい無理筋だと思う。
でも、利用者としてはそれを信じるしかないし・・・、という・・・。
それに「状況により自己判断で」とかいわれたら、石にかじりついてもとにかく出社、つうのがふつうの日本人だから・・・。
誰が悪いとか、責任はどこにあるとか、そういうはなしではないと思う。
大規模停電。
これも、誰が悪いとかどうとかではないと思う。すべてが想定外だから・・・。
一刻もはやい復旧を祈るしかないです。
それと、この気温で無空調だと、すぐさま過酷な状況となるので、停電地域の方はくれぐれも熱中症にご注意を。
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20年ほども昔だけど、気象予報士の学科試験合格したことあるので(実技は力尽きたけど)、
ついつい思いつくままに書いてしまいました。
2019-09-08 19:07:14UP
台風15号(FAXAI)、大騒ぎになってますが、
本日朝の段階で、すでに予報円全域が陸地にかかっていた。
それでもニュースや天気予報では、「関東に接近する見込み」とかぬるい表現を使っていた。
朝の進路予想図からすると「関東付近に上陸する可能性が極めて高い」あるいは「首都圏直撃の可能性大」の表現が妥当だったのでは??
相模湾上陸は首都圏にとって最悪コースの筈。(滅多にない)
中心気圧965hPa、最大瞬間風速60m予想ならば、もっと激しく警告してもよかった感じも・・・。
いずれにしても、大きな被害がでないことを祈ります。
小さなてのひら
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