ぶっちゃけ…独り言?

日記と言うよりも雑記…映画とか漫画の感想やらスポーツの観戦記やら、そりゃもう思いっきり雑記です。

グリフィン家のウェディングノート

2014-11-20 | 映画 か行
6点(10点満点。5点で普通。6点以上なら満足って感じです。)

いー感じなコメディが観たいなぁ~と思っていたところ、目に入ったのがこの作品。
いや~、心臓ぬくぬく、ハートウォーミングな雰囲気たっぷりで、しかも、デ・ニーロやらキートンやらサランドンやらこれでもかってくらいの豪華キャストで、これはもう鉄板だろーと。
ま、これだけのキャストのわりにあまり話題にならなかったよーな気もして、それが多少の不安材料だったりしなくもなかったのですが・・・
まぁ、多少やらかしてても、このメンツの共演を見ているだけでも楽しいだろーと、でもって、ワタクシの選球眼・・いや選映画眼を信じて、観させて頂きました。
で、どーだったかと言うと・・・

うん、まぁ、面白かったですよ、それなりに。

やっぱりですねぇ、いー役者がそれぞれにフィットした役を、いー感じに演じていると、それだけでそーとー楽しめるんですよね~。
楽しめるんですけど・・・
ぶっちゃけ、内容的にはもちっと頑張って欲しかったかなぁ~と。
いやまぁ、方向性は大好きなんですけどね~、ワタクシ的には。
ただ、笑いの取り方が違うっていうか、まぁ、ぶっちゃけ、下ネタに頼りすぎだったかと。
この手のお話はそれぞれの人間性とか、性格の一致・不一致っぷりとか、下じゃない部分で十分笑いが取れるはずですし、どちらかと言うとそっち方面の方が面白いと思うんですけどねぇ。
キャストは当然として、プロットも良く、全体的なストーリーも悪くないのに、まんまと下ネタで失敗しちゃった感じでした。

主演はロバート・デ・ニーロ。
うん、デ・ニーロでした。
共演はダイアン・キートンにスーザン・サランドンにキャサリン・ハイグルにアマンダ・セイフライドにトファー・グレイスにベン・バーンズにロビン・ウィリアムズ。
皆さん、それぞれに皆さんでした。
てか、デ・ニーロはもちろん、特にベテラン勢はワタクシがどーこー言える余地がないくらい役にもフィットさせてきてましたし、ほんと、見ていても安心感とか安定感がハンパないですからねぇ。
もはや、1ミクロンの不満も御座いませんでした。

てなわけで、ぶっちゃけ、期待していたほどの笑いも感動もなかったのは否めないこの作品。
このメンツならもっともっと笑えて泣ける、ハートウォーミングなコメディを作って欲しかったですよねぇ。
てか、いー感じのコメディ、観たいですね~~。