アンフィニッシュ・ライフ

6.5点　（10点満点。5点で普通。6点以上なら満足って感じです。）

あれれ？
これって劇場未公開ですか？
何かワタクシ、全然知らなかったんですけど。

監督は『ギルバート・グレイプ』『愛に迷った時』『サイダー・ハウス・ルール』『ショコラ』
『シッピング・ニュース』など良質作品を取り続けているラッセ・ハルストレムですよ。
その上キャストもかなり豪華なのに・・・

何故！？

ま、邦題の付け方とか、予告編の作りとか、日本の配給会社はちょっとアレですから。
観る機会が失われなくて良かったと思ったほうが健全ですね。

で、この作品ですが・・・
思ってた通り、なっかなか良かったですよ～。
お話自体はどこかで観た感じ（思い出せない～！）なのですが、いかにもラッセ・ハル
ストレム監督らしい映画でしたね。
上手い言葉が思いつかないのですが、やっぱり良質というか、上質と言うか・・・
起承転結がしっかりしてて、ほどほどにメリハリがあって、そこそこには感動させて
くれるって感じですかねぇ。
台詞もウィットに富んでてワタクシ好みでしたしね。
兎に角、凄いインパクトがあるわけじゃないけど、じんわりと来ましたよ。

主演はロバート・レッドフォードです。
前回観た時は馬だったので、姿を見たのは『二重誘拐』以来ですね。
すっかりおじいちゃんに・・・
でも、役にハマってましたし、良かったと思いますよ。
共演はジェニファー・ロペスにモーガン・フリーマンにジョシュ・ルーカスですよ。
めっちゃ豪華だと思うのはワタクシだけ？
皆さん芸達者なので中々魅せてくれてたんじゃないかと。
ま、Jローは相変わらず本人とは間逆な役柄でしたけど、それはそれでいつもハマり
ますから良いのでしょうね。

てわけで、監督もキャストも実力がある人たちが揃ったので、出来自体も良かったと
思いますし、ワタクシはこーゆー地味目なヒューマンドラマが好きなので十分楽しめ
ました。
多分、『ハイジ』とか『名犬ラッシー』とか『世界名作劇場』とか好きな人ならそれなり
には楽しめると思いますよ。


・アンフィニッシュ・ライフ＠映画生活