藤原愛子の日常茶飯事

前稲城市議・藤原愛子のもろもろな日々

六月議会、最終日はこんなだった!

2009年07月07日 | 議会状況
 「なんで六月議会の最後の日の報告が、遅いの」・・・と言われそうですね。これには深いワケが・・・。ワケは又書きますが。

 議会最終日です。おや!南山の請願について、全ての会派と無所属お一人が討論の申し出をしてます。委員会で聞けなかった、請願に反対の理由が聞けます。
 討論は、委員会報告が委員長からされた後、<反対><賛成><反対>・・・という順にされます。反対のほうが多いので、反対討論に始まり反対討論で終わることになりましたが、私は<賛成>の最後。その後、生活者ネットの中村議員の<反対>討論で終わり、という順でした。
 私の前に行なわれた<反対>討論を聞いているうちに、様々な疑問が湧きました。
 ある会派は、「市民は請願の内容を純粋に緑を守れということで署名したんで、実は開発反対の内容であることに考えが至らなかったわけだから、二万六千集まっても中身はバラバラ」というような発言。
あのね、請願の文のどこにも開発反対なんて書いてない。緑守れの意志は、発露して当然。うがった見方や市民の想いを浅くとらえての発言内容はどうよ?
 また、「委員会の所管事務調査でさんざん南山を調査して、報告書を出したのだから、もうそれで良い」というような発言。
あのね、もう一度<特定所管事務調査>という議員の仕事の意味を調べて欲しい。なんでも<報告書を出して終わり>にするものではないんです。こういう発言は、はっきり言って自分達の議員としての仕事を理解しているかどうか、基本の内容だから、恥ずかしい。
 それとか「荒廃した山だから、開発するのだ」というような発言。
あのね、論理的にオカシイ。それに、今や国の方針自体、荒れた山を再生する必要をのべています。

 そんなこんなで、私はチョット熱くなって<賛成>討論しちゃいました。もう少し、リスクに関して、払拭するような反対討論が聞きたかったな。
この日の様子は、稲城市議会の録画で御覧下さい。

 それでも結果は、数の論理で「不採択」。。でも!!大きな大きな前進が出来た!中身は「不」ではありませんよ!
 今まで、全て話し合いのドアは鍵がかかっていて閉じていたわけですが、今回、「地権者にこれ以上の負担を求めず、具体的なことであれば、組合と話し合いをする努力をする。」と、副市長も答弁しています。
まわりくどい言い方ではありますが、市が、鍵をとって、ドアをあけます、となった訳です。

 稲城市と、組合と、市民が、南山東部区画整理事業にかんして、これから話し合いの場、意見交換する場をつくるにあたっては、お互いがお互いを理解して、稲城の今だけでなく、長~い視点と広い視野を持って臨むことが必要だと思います。
 
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