ものすごい暑さの日々が一段落した昨日。
夜間に雨が降って明け方止んだ様子。
雨上がりのまどからの景色が、美しい・・!
多摩丘陵の連なりが、様々なかたちの木々と何色もの緑で輝いています。
空にはまだ、湿り気のありそうな白いもくっとした雲が列をなしていますが、だんだん青い空の割合が多くなってきています。
緑の中にポツンポツンと赤い屋根や白い建物が小さく見えるのも絵画的です。
ああ、さわやか・・。40数年前にここに引っ越すのを決めたのも、この景色が決めてです。
景色はこんなにすがすがしいのに、なんてまがまがしいことが多いのでしょう。
バッグに付けているお手製のウクライナ国旗は、少し毛羽立ってきてしまい、でもまだつけ続けなければならない。
私のようなアリさんみたいな存在でなく、各地の戦争を止められる力を持った人っているのだろうに、とじたばたしながら、イギリスやイタリア、インド、そしてアメリカの様子を見ると、民主主義がグラグラしているように思えます。
・・と、いやいや、日本を見てみなさいよと誰かに言われます。
水俣病患者の方たちの訴えを3分で切る。障がいがあるからと断種された人たちには最高裁の判決が出て初めて謝る。公文書の改ざんをするかと思えば、陸、海、空の自衛隊からは特定秘密が駄々洩れ、潜水してない潜水艦員に御手当配布。国会議員の裏金の話は「なんのこと?」みたいになっている。
国民をちっとも大事にしていないのは「主権在民」の憲法に違反しているのよ。
ああ、さわやかな景色なのに、今日も心がワジャワジャしている、私。