藤原愛子の日常茶飯事

前稲城市議・藤原愛子のもろもろな日々

いやはやなんとも

2010年10月08日 | 議会状況
 まだセミが鳴いていて、空には秋のいわし雲。

 例年だと三週間後にはストーブをだすのですが、(そう、私の誕生日が目安)なんだかそんな行為が考えられない汗かく陽気です。


 さて、九月議会が終わりました。

 議会が終わると、一瞬がくっと疲れます・・・。

 すぐ立ち直るんですが。


 例の「教育長人事」です。

 全く理解できない。  

 最終日の五日に、追加議案でやはりでてきました。

 しかも同一人物で。

 議会の始めに「おかしい!」と言っていた議員たちが、「実にふさわしい」との討論までして賛成し、<企画部長>は、ほどなく<教育長>に変身します。

 私は、企画部長の人柄や能力という個人的なことに欠陥や不足があって、このことに異議を唱えているのではありません。小島氏は、どちらかというと、正直タイプです。若い頃にいろいろ体験を積んだ人で、個人的には好きですよ。

 でも、これから稲城の十年間の計画を練っていく中心人物をわざわざ引っこ抜いて畑の違う教育委員会に入ってもらわずとも、もっと広く見回して人事を考えるべきと思うよ。

 結局、企画部長が公務員を辞めて教育長の椅子に座るとなると、新しい誰かを企画部長の椅子に座らせることになる。ならばそんなヤヤコシイことせんでも、教育長の椅子に座る人だけ探せば良いでしょうに、と思います。

 市長と教育長は対等の位置関係になります。政治と教育をごっちゃにしないように。でも、以前市長の部下だった人が教育長になったら・・・。やりにくいわね。市長は既に企画部長を次期教育長にしようと思った時点で、政治と教育の分野をごっちゃにしてしまったのです。

 そして、九月には人事に反対していた議員(自民の新政会・公明党・民主党・ネットの中村議員・無所属の伊藤ち議員)が十月になったら、賛成になった。撤回した時と同じ人物なのに。

 衣替えの季節か!? 信じられないね、こういう行為を私は。



 それと、陳情の結果です。

 よみうりランド駅から、遊園地に上っていく道路=都道124号線=は、狭い道幅で、歩道が完備されておらず、ずっと東京都に整備を求めているところです。
 近年、住宅やマンションが出来、また都道に続く道が広がったことから車が多く通るようになり、危険が増幅されたことから、通学道路と生活歩道の設置を求める陳情が出されていました。

 東京都の道路ではありますが、稲城市民が日常つかう道です。当然市民の安全と生活上の安心は確保されなければならず、議員はそのことに努力するのが仕事です。

 でも・・・結果は、「趣旨採択」・・・。
趣旨採択って、以前もお話しましたが、「言っていることはわかった。でも、何もしない」というものなんです。

 議会が「そうだ!歩道を早く整備すべきだ!」と採択しなければ、市も都も「いいんだなこのままでしばらくは」となってしまうのです。市民の代表である議員が働かなくてどうしますか。
 趣旨採択に立ったのは、<新政会><公明党><民主党>で、あわせて12人。9対12で採択に至りませんでした。


 私は、教育長人事でも陳情でも討論しました。もう数で負けるとわかっても、傍聴者や議会の録画を観てくださる方達が、結果が正しいか、それとも私の言っている事が正しいと思うか、判断していただくために。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 明日は議会さいしゅうび! | トップ | 石川良一氏、管理者辞任 »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

議会状況」カテゴリの最新記事