少し前のことになりますが。
6月22日の毎日新聞に、「ごみ処理当面停止」の見出しが。
見ると、稲城市にある施設のことではないですか。
府中・狛江・国立・そして稲城の4市で構成している、<多摩川衛生組合>(管理者・稲城市長石川良一)の処理場で、15日午前6時40分ころ、汚水処理室の配管から塩酸が流出、緊急稼動停止したとのことです。弁を固定していたボルト6本のうち4本が折れていたとのこと。
この記事が掲載された日、建設環境委員会がありましたが、その時初めて委員会に報告がありました。
事故がおきたのが15日ですよ。
市は、原因不明だったので、と釈明しますが、このような大きな事故は即、議会に報告をすべきです。新聞に載ってからじゃ議会軽視といわれても仕方ないです。
今、多摩川衛生組合では、小金井市のごみも受けていて、一日に約300tのごみを扱っています。今回けが人も無くて良かったですが、このような事故や市が関係する事件など、即、議長に報告しなければ。
6月18日の日には、かの有名な吉村作治氏が稲城に講演にいらっしゃった。その折に、市長は<ごみの焼却時の余熱を市立病院で利用をしている>という話をされたそうですが、その時既にごみ処理施設は止まってしまっていたのですね。
昨日の夕方(7月1日)、市の生活環境部から、「多摩川衛生組合から市に対し状況報告がありましたので、報告いたします。」というファクスが来ました。
工場の復旧見込みについては、「今後の点検や作業の中で、工程に影響するような事象が発見・発生しなければ7月末に試験稼動、8月1日から本格稼動の予定」とのこと。
それまでは、広域支援体制実施協定に基づき、他の組合で受けてもらうことになるそうで
す。
丁度今、やはり新聞に載りましたが、このごみ処理施設建設を請け負った<川崎重工>が、入札談合していた件で、稲城が提訴、31億円の賠償金額を提示しました。(29日朝日朝刊・30日毎日朝刊)
なんか、こう、もっとすっきり清涼感漂うようなことで、稲城市載ってもらいたいなあ・・・。稲城在住の市民の方達が載った記事は爽やか系なのに、市となるとなんかなあ・・・。