M2の山と写真

午年の馬力で近場の四季の山々をトレッキング

新雪期待できるか 地蔵山 2015.03.11

2015-03-12 | 山行746


2015.03.11(水) 今年22回目の山行 天候 晴れ後曇り時々小雪

爆弾低気圧による季節外れの寒波襲来で、新雪が期待できる地蔵山に出かけた。
愛宕山で10cm、地蔵山は20cmという想定でノントレも期待したが予想は半ば外れた。

つつじ尾根の雪はうっすら程度である。峠までの途中で単と二人の女性ハイカーを追い越した。単の女性は健脚で二人を追い越して、峠で給水時に追いつかれた。
ここから急坂を登りネットまで30分で行くと云う。ちなみにM2は懸命に歩いて25分かかった。

ゆっくりのお二人とは後刻、地蔵山取付付近で再会する事になる。

表参道出合まで後5分辺りで早くも下山者に出会った。山上の積雪を聞くと大した事は無いらしい。表参道の積雪は2.3cmで石段下でも同様だった。まずここで想定は外れた。

小屋で5分程小休止して地蔵山に向かう。ジープ道の足跡は地蔵辻で途切れた。積雪も少し増えている。さあここからノントレの筈だったが、2.3分後、数人が向こうからやって来た。

各自スコップを持っている。意味を図りかねていると、その後またスコップ携行の人に会った。電柱工事らしく、この後も5人程やって来るという。

この人達とも後ほど月輪道を下山中に再開する事になる。

ジープ道と別れると積雪は少ないがノントレになった。

地蔵山までの積雪は5~10cmぐらいで、吹き溜まりでも15cm程度だった。あせびのトンネルも難なく通れ、ルーハイも全く問題なかった。

思い返すと今年1月3日の時は、50cmの新雪と雪の重みで、垂れ下がり前方が見えない状況でラッセルとルーハイに必死になって、取付から山頂まで1時間近く掛かった事に比べ、今日は32分で登れた。

今日は如何せん雪が少なくて、綺麗な樹氷は殆ど見なかった。

下山時、取付のすぐ手前で、朝つつじ尾根で追い越した二人の女性ハイカーに行き会った。これから地蔵山に登るようだ。日も長くなっているので問題はないだろう。

石段下小屋に戻り昼食を済ませ、月輪道から下山に掛かった。

途中3ヶ所で穴掘りの最中に出会った。二人一組で深さ180cm掘るという。今日のような雪がちらつく寒い日にご苦労な事である。

うっすらと雪が残る月輪道を滑らない様にゆっくりと降った。

15時05分発のバスに乗りたいので調整しながら歩く。15時ジャストに清滝バス停に到着した。

驚いた事にM2貸切状態だった。太秦天神川で下車するまで乗って来たのは一人きりだった。


       梨木林道の大杉谷取付から清滝までGPSは誤作動しています

コースタイム  歩行時間 5時間39分 休息時間 60分 合計 6時間39分

JR保津峡駅発   8.21
つつじ尾根取付  8.27
ヌタ場      8.46
B.P 8.59
荒神峠      9.16-18
表参道出合    9.49
水尾別れ     9.54
黒門      10.02
石段下小屋   10.20-26
地蔵辻     10.33
竜ケ岳取付   10.41
地蔵山取付   10.50-53
反射板     11.13
地蔵山     11.25-28
反射板     11.41
取付      11.58-59
ジープ道出合  12.08
地蔵辻     12.20
石段下小屋   12.28-13.13
大杉谷出合   13.24
樅ノ木尾根出合 13.38
月輪寺     13.49
梨木林道出合  14.31
大杉谷取付   14.38
清滝      14.53
清滝バス停   15.00


        駅ホームから

        駅前から愛宕山

        つつじ尾根取付

        初めの急坂



        ヌタ場

        うっすらの雪


        ビューポイントから愛宕山

        少し雪が厚くなる

        荒神峠  9:16-18

        峠からの急な登り

        少しづつ雪は増えて来た

        ネット沿いの登り坂 峠からここまで25分

        表参道出合

        表参道


        水尾別れ  9:54

        表参道


        黒門

        境内参道

        石段下小屋  10:20-26 気温マイナス3.5℃

        地蔵辻

        ここから一瞬ノントレ

        竜ケ岳取付

        見えた地蔵山

        同じく竜ケ岳

        地蔵山と竜ケ岳

        ジープ道と別れる

        取付付近から見えた地蔵山

        地蔵山取付  10:50-53

   セミノントレ

        あせびのトンネル

        向こうに見えているのは竜ケ岳の稜線か

        セミノントレ


        裏愛宕山

        反射板

        反射板から見る地蔵山

        小鞍部

        積雪薄い

        地蔵山  11:25-28

        山頂付近の樹氷


        下山に掛かる


        樹間に見えるのは竜ケ岳

        地蔵山

        反射板 ここの裏から1月25日えのえのさんと滝谷に降った

        反射板から見る裏愛宕山

        もう少し積もれば綺麗なのだが

        取付に戻る この手前で二人の女性ハイカーに再会

        竜ケ岳

        地蔵山

        ジープ道出合

        竜ケ岳

        巾90cmの狭軌道の車は電柱工事資材を運ぶ豆ブルであった。

        霞む京都市街

        神社石段

        月輪道の巨石群

        大杉谷別れ

        倒れても生きている

        樅ノ木尾根別れ

        この足跡は電柱工事の人らしい

        月輪寺  13:49

   階段が多い

        梨木林道出合

        大杉谷取付

        清滝  14:53











軟雪に手こずった伊吹山  2015.03.08

2015-03-09 | 山行746


2015.03.08(日) 今年21回目の山行 天候 曇り一時晴れ 同行者 2名

天候悪い土曜日からスライドしたので、参加者は8名の予定が、激減、えのえのさんとNさんの3名だけになった。Nさんの車で山科駅を出発、現地には8時過ぎに到着。登山口を8時40分にスタートした。

予想通り泥濘の道が三合目近くまで続いた。天気も曇天で展望は全く無い。時にはガスで視界が悪く写真を撮る気にもなれない。

六合目までは融けて地肌が出ている所も有ったが、七合目からの急登に必要なのでアイゼンはここで装着した。雪は軟らかくアイゼンの効きは良くない。広がったトレースを利用して登って行くが中々進まない。

M2とNさんは10本爪、えのえのさんは12本爪とピッケルである。登りでは左程違いが有るように思えなかったが、今日のような軟雪では爪の長さがものを云う。10本と12本では爪の長さが倍ほど違う。下降時のグリップにその差が出て来る。

11時ごろから青空が出て来た。七合目ぐらいか。視界が晴れて来ると前方に長蛇の列が見えた。七合目、八合目の標識は分からず汗をかきながら九合目に着いた。山頂は目前で到着したのは11時50分だった。登っている時は暑いぐらいだが、流石に此処まで来ると風は冷たい。

山頂からは白山、能郷白山が良く見えた。左側に位置する奥越の山々は同定できない。
北アルプスや御嶽山は見えなかった。

風はそれ程でも無かったが小屋を盾にして昼食である。3人とも椅子を携行していたので快適なランチタイムになった。

すぐ横に小学生の女の子二人を連れた若いお父さんが、やって来て食事を始めた。
8合目辺りでも見かけていたが、年少の子供二人を引率出来るお父さんの胆力には感心した。驚いた事に全員がピッケルを持っていた事である。小学生でも使えるのだろうか。

青空は長持ちせず、昼食が終わった時には、またガスに包まれてしまった。未練がましく山上をウロウロして天候の回復を待ったが変わらないので下山に掛かった。

フル装備の親子は既に下山して行ったようだ。

ガスで見通しは悪い。この時刻になっても、まだまだハイカーは登って来る。
九合目からの急下降をえのえのさんはスイスイと降りて行く。つられてNさんも降りて行く。ガスでたちまち行方が見えなくなった。M2は綿向山の滑落のトラウマが有るのか慎重に降りていく。

六合目でアイゼンを外した。スリップしない様に気を付け乍ら降りて行くと、三、二合間でエスキパート親子に追いつき、先に行かせて貰った。

登行時の泥濘は幾分乾いて歩き易くなっていたが、一合目からは朝と変わらずドロドロ状態だった。全員滑る事なく無事に登山口に下山できた。

今日不参加の5名は全員6本爪アイゼンなので、九合目からの急下降では苦労したかも知れず
不参加は結果オーライと言える。



コースタイム  歩行時間 4時間24分 休息時間 2時間05分 合計 6時間29分

登山口発     8.40
一合目      9.04-10
二合目      9.26
三合目      9.57-10.04
四合目     10.14
五合目     10.25
六合目     10.38-49 アイゼン装着
九合目     11.41
山頂      11.50-13.20 昼食
六合目     13.49-57 アイゼン外す
五合目     14.09
四合目     14.16
三合目     14.22
二合目     14.40
一合目     14.50-53
登山口着    15.09


        登山口発  8:40

        泥濘の道

        あと少しで一合目

        一合目

        二合目

        二、三間の泥濘

        三合目

        四合目 ガスっている

        五合目

        六、九合間の急斜面

        五、六合目間

        六合目避難小屋 アイゼン装着

        ガスに包まれる六、七合間

        やっとむ青空が七合目ぐらいか

        紺碧のスカイブルー

        急斜面を黙々と登る

        本格派えのえのさん これで急斜面が分かって貰えるのではないか

        やっと九合目

        続々と登って来る

        伊吹山山頂

        能郷白山と白山


        ガスのなかの記念写真


        山上は今だこの積雪

        六合目から見下ろす

        五合目

        四合目

        三合目

        下界

        道も朝に比べて乾いて来た

        二合目

        登山口帰着








JR大津駅から音羽山を経て石山 2015.03.03

2015-03-04 | 山行746


2015.03.03(火) 今年20回目の山行 天候 曇り 単独

前回は東海自然歩道から音羽山だった。
今回はJR大津駅南口から大津道(仮称)を辿るコースである。

この道は階段の多い東海自然歩道と違い、少し距離は長いが、全く階段が無いのが特色である。階段道の苦手な人には、うってつけだと思う。
ただ、あまり知られておらず地形図にも途中からしか載っていない。

特に登山口の取付が分かり難いので、その辺をガイドしたい。

登山口取付から進入すると、直ぐに祠に行き当たる。そこから4,5分で尾根に乗るが後は音羽山まで一本道である。B点とBBC分岐を間違わなければ音羽山の道のりは容易である。

この道は緩やかなアップダウンの続く歩き易い登山路である。階段が無いのが特徴である為、その分高度を稼ぐ急坂が3ケ所ある。それぞれ3~5分程度であるから特に問題は無いだろう。

ただ下りに使う場合、特に雨後は滑り易いので注意を要する。

京阪大谷駅からの東海自然歩道に比べて、10~20分ほど余分に掛かるが、歩き易いので充分お釣りがくると思う。



コースタイム

JR大津駅南口発  10.12
登山口      10.17
祠        10.21
鉄塔       11.01-03
BBC分岐      11.06
東海自然歩道出合 11.31
音羽山山頂    11.37-12.05 昼食
牛尾観音分岐   12.16
パノラマ台    12.20
石山分岐     12.37
西山路傍休息所  13.01-02
溜池       13.19-26
国分       13.50
JR石山駅着    14.17


        国道1号線 逢坂1丁目東信号を渡る

        A点 直ぐに高山寺霊園の石柱がある、そこを入る

        登山口

        入った所 道なりに行く

        祠の前に出る 登山口から3、4分 

        祠の左を廻り、第一の急坂を登ると4~5分で尾根に乗る

        緩やかな尾根道

        分岐めいているが道なりに左へ

        緩やかな路は続く

        A点 登りきって左に90度曲り降る

        鞍部から少し行くと第二の急登が待っている

        ここから3分程の急登

        その後岩割れの横を通る

        緩やかな尾根道

        第三の急登始まる 4分程

        穏やかな路

        この道には少ない針葉樹

        鉄塔 11:01-03

   ここはビユーポイントだが、愛宕山は霞んでいる

        霞む近江大橋

        琵琶湖大橋も見えない

        BBCびわ湖放送局分岐 音羽山は右へ

        緩やかな路

        細尾根

        緩い道

        緩やかなアップ

        東海自然歩道出合

        音羽山は近い

        山頂は右へ

        音羽山山頂  11:37-12.05

   山頂からの展望 霞む琵琶湖

        愛宕もぼんやり

        千頭岳

        縦走路の途中から見える近江大橋

        赤鉄塔

        鳴滝分岐

        牛尾観音分岐

        パノラマ台

        パノラマ台から見る近江大橋

        膳所本町分岐

        急坂を降る

        石山分岐

        急階段を降る

        苔むした手すり

        水害の名残

        第七橋は標識のみ

        第五橋

        第四橋は健在

        西山路傍休息所

        第三橋はからくも残っている

        第二橋は跡形も無い

        ここの堤防が切れて長く通行止めだった

        ここのベンチで小休止

        溜池

        右の方が千頭岳

        ビクともしなかった第一橋

        幻住庵バス停

        国分の鳥居

        JR石山駅着 14:17







稜線漫歩 権現山から蓬莱山 2015.02.28

2015-03-01 | 山行746


2015.02.28(土) 今年19回目の山行 天候 曇り後晴れ 単独

JR堅田駅前の細川行バス停には、何とかおりさん、しーちゃん、花巡りさんまでお揃いであった。しーちゃんは一昨年の秋、雨乞岳以来、かおりさんは昨年何処かでお会いした筈だが思い出せない。花巡りさんは2月4日のバス車中以来になる。

明日は雨という事で、今日は臨時バスも満員であった。花巡りさんは皆子山バリルートのようだ。かおりさんとしーちゃんは坊村から武奈ケ岳横断コースである。

平、坊村直行の臨時バスで平に下車したのは20人以上だった。準備に手間取り出発したのは9時28分、後3人を残すだけだった。

登山口で15,6人のグループに追いつく。リーダーがここからアイゼンを付けるよう指示していた。雪面が割と硬いのでM2もここでアイゼン装着した。着けずに登っている人もいたが、歩き難そうで着けた方が正解だと思う。

権現山でスノーシューに付け替える。今日の雪は締まっているのでツボ足でも歩けたが、折角背負ってきたので使う事にした。

トレースは初めから散乱気味であるがバッチリとあった。天候も曇りから次第に晴れて来た。
ノントレで歩いた2月11日に比べて今日は楽勝だと思った。

ホッケ山の手前で早くも対向者に会った。栗原から権現を経て蓬莱山ピストンとの事だった。

ただの雪原なので小女郎ケ池はパスした。

蓬莱山の手前、12時ごろ降りて来るハイカーに出会った。平からですか、どの位かかりましたか聞かれた。2時間30分と答えると、バスの時間まで4時間程あるようで安心されたようだ。

このコース今年3回目だか今日が一番早い。蓬莱山に12時9分に到着した。

山の神休息所に行くと、またもや雪で埋まっていた。2月11日に除雪したのに3週間で元の木阿弥である。

仕方なくロープウエー休息所で昼食とした。スキーヤー、ボーダーで混雑していたが暖かく快適ではあった。

今日は早く帰宅する必要もあり、1時に下山に掛かった。乱れているがトレースも有るのでスイスイ下山して14時56分の電車に乗れた。






コースタイム 

平バス停発     9.28
国道口       9.33
登山口       9.41-47 アイゼン装着
アラキ峠     10.12-15
権現山      10.41-56 スノーシューに付け替える
ホッケ山     11.20-24
小女郎峠     11.46
蓬莱山      12.09-12
笹平       12.22
打見山      12.32
ロープウエー休息所12.35-57
下山開始     13.00
夏冬道分岐    13.09
クロトノハゲ   13.20
番屋岩      13.31
天狗杉      13.46-50 スノーシュー外す
第二堰堤     14.18
分岐       14.23
第一堰堤     14.25-31
木戸登山口    14.39
JR志賀駅着    14.55 14.56に乗車

歩行時間 4時間24分 休息時間 1時間3分 全行程 5時間27分


        平バス停発 9:28

        国道口

        登山口 アイゼン装着 団体をその後見る事は無かった

        ドン谷を登る 雪は締まっていた


        アラキ峠 10:12-15

我慢の登りが続く

        権現山 10:41-56

 天候は良くなって来たが、琵琶湖の上は厚い雲が覆っている

        樹氷は全く無い

        少し雪庇は痩せて来たようだ

        ホッケ山と先行者

        今にも崩れそうな雪庇

        青空が出て来る

        ホッケ山 11:20-24

        権現山を振り返る

        皆子山 花巡りさんはどの辺りかな

        痩せる雪庇


        青空と雪原

        ホッケ山を振り返る

        純白の雪原

        近づいた蓬莱山

        依然と霞む琵琶湖

        ホッケ山を振り返る

        霞む琵琶湖

        遠のくホッケ山

        近づく蓬莱山

        小女郎ケ池に人影が

        小女郎峠 11:46

  峠の上

        小女郎谷と琵琶湖

        振り返る

        更に近づく蓬莱山

        振り返る

        一段と近づく

        崩れつつある雪庇

        崩壊寸前

        振り返る

        蓬莱山 12:09-12 この時刻にかおりさんたちは御殿山

        またもや埋もれてしまった山の神休息所

        2月11日に除雪したのだが3週間で埋もれた

        武奈ケ岳 

        ゲレンデ

        比良の山並み

        南方を見る

        打見山へ

        痩せた雪庇

        笹平

        ロープウエー

        打見山 12:32

        下山にかかる 13:00

蓬莱山を振り返る

        冬道を降りる

        眼下は松の浦浜

        荒れたトレースを降りる

        夏冬道分岐

        ここから急降下

        烏谷山と堂満岳

        比良岳と烏谷山

        クロトノハゲ

        番屋岩

        天狗杉 13:46-50 スノーシュー外す

        第一堰堤

        木戸登山口