2015.03.22(日) 今年25回目の山行 天候 曇り一時晴れ 同行者 4名
ネット仲間のかおりさんから藤原岳のお誘いを受け快諾した。
孫太尾根から藤原岳に登り、大貝戸道を下山するコースである。
メンバーはネット仲間のしーちゃん母娘と、かおりさんとも旧知のえのえのさんを入れて計5人である。かおりさんの愛犬サラちゃんも同行である。
過去3回藤原岳に登っているが孫太尾根は初めてである。当初かおりさんのプランでは大貝戸の下山口付近に車を置いて、電車で新町の登山口に向かうという事であった。
しかし電車は1時間に2本しか無く、最寄り駅になる東藤原か伊勢治田から登山口に行くのは時間が掛かり過ぎる。そこで登山口に先行して先発組3人を下し、駅近くに駐車地を確保して、徒歩で登山口に行き先発組を追う事になった。
登山口には既に10数台が駐車していて、殆どがピストンだろうと思った。
幸い東藤原駅に駐車場が有った。ここなら大貝戸に下山時、西藤原駅から電車に乗れば7分で着く。ここから徒歩でえのえのさんと登山口に向かう事にした。
えのえのさんのスマホGPSの助けを借りて43分で登山口に到着した。準備を終えて出発したのは9時33分。1時間以上遅れているので、どの辺りで先発組に追いつけるか。多志田山までには追いつきたいと思っていたが想定通り、草木を少し過ぎた辺りで追いついた。
合流した後、巻道は崩れているらしく直登で多志田山へ、これは草木で出会った若い男性ハイカーのアドバイスに従った。
藤原岳最後の登り急斜面には福寿草があちこちで咲いており、写真を撮るハイカーに混じってメンバーは撮影に余念が無かった。
展望丘には大勢のハイカーで溢れていた。到着した時は風も有ったが、その内に弱まり暖かく、ここでランチタイムとなった。
北方は青空が広がり、御池岳が良く見えた。南方の竜ケ岳は相変わらず薄いガスに包まれていた。
1時間程、展望丘で過ごし下山に掛かる。藤原山荘までは問題なく降れたが、ここからが大変だった。九合目までの雪と泥の混ざった路面は泥濘地獄そのものであった。昨秋に来た時もぬかるんでいたがその比では無かった。滑らずに歩くのは至難の業だった。
とりわけ愛犬サラちゃんを連れている、かおりさんの難渋はひどかった。
九合目でややましになったが、八合目までは泥濘が続くのでペースダウン必至と見て、えのえのさんに先行下山して貰い、東藤原駅の車を大貝戸下山口まで持って来て貰う事にした。
これで下山後は、電車に乗って2駅向こうの東藤原駅まで行かずに済むので時間節約になる筈である。
八合目までは泥濘が続いたが、メンバー全員尻餅をつく事無く突破、その後は歩き易い道を問題なく淡々と降れた。
大貝戸道下山口になる藤原岳休息所に到着したのは16時28分だった。後始末も一段落して、えのえのさんは未だかなと思っていたら、何と既に到着していて車内で寝ていたという。
17時前に現地を出発した。R421号八風街道を順調に進み名神八日市に入ると直ぐに渋滞で止まってしまった。渋滞はひどく断続的に続き京都東に着いたのは19時30分だった。
往路の倍以上掛かった。山科駅で全員と別れたが、無事で帰れたのが何よりだった。
コースタイム 歩行時間 5時間59分 休息1時間49分 合計 7時間48分
一回目新町登山口着 8.10 車デポ地を求めて出発
先発組登山口発 8.20
東藤原駅発 8.40
新町登山口 9.23-33
丸山 10.33-35
草木 ?
合流 11.22-25
多志田山 12.00-10
治田峠分岐 12.21
展望丘 13.04-14.10
藤原山荘 14.23-29
九合目 14.56-15.00
八合目 15.16-21
七合目 15.30
五合目 15.45
四合目 15.51
三合目 16.00-03
二合目 16.12
神武神社 16.26
藤原岳休息所 16.28
東藤原駅発 8:40
新町登山口
登山口から丸山
ここから入る
尾根に乗るまでは、かなりの急登
もう少しで尾根
尾根に乗る
竜ケ岳方面はガスっている
狭い尾根道
石のゴロついた尾根道
竜ケ岳?
尾根道
丸山到着 10:33 サラちゃんの鳴き声を聞く
花を撮るえのえのさん
石灰岩のごろごろした丸山山頂
緩やかな尾根道もある
遠望は効かない
石ゴロの道
草木?
合流
初めて残雪を見る
この辺りで若い男性ハイカーと行き会う
草木を過ぎたのか少し下って行く
先発組に追いつく 11:22
記念写真
これから登る多志田山かな
ガスっている藤原岳
石ころの無い歩き易い道も有る
少し下る
多志田山に取り付く
残雪が出て来る 曲がった木
山頂は目前
多志田山 12:00 965m
多志田山から藤原岳展望丘
残雪を行く
崩壊しつつある雪庇
藤原岳を目指す
先行グループ
ガスの中
治田峠分岐
最後の急斜面に咲く福寿草
孫太尾根を振り返る 手前は多志田山
藤原岳山上台地
展望丘は混雑 13:04-14:10
北の方は青空が 御池岳と天狗岩
ランチタイム
先行して下山
南端に隠れて孫太尾根の全容は見えない
相変わらずガスっている竜ケ岳方面
雪と泥の道
少し遅れて下山を始める
藤原山荘
藤原山荘から大貝戸道
振り返る
未だ使用できない新設トイレ
続々と下山して行く
いよいよ泥濘地獄の始まり
九合目付近は日が当たるのか乾いている
すっきりしない下界
九合目から少しは歩き易いが
また泥んこ道が続く
八合目からの大貝戸道は歩き易くなる
一安心
七合目付近
五合目付近
四合目
三合目で小休止
九十九折れの道を軽快に降る
二合目
もう少しで下山口
藤原岳休息所到着 16:28