OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

深紫!

2006-03-26 18:27:32 | Weblog

大相撲、今場所は久々に面白かったです。かなり劇的な盛り上がりというか、モンゴル勢ばかりが目だった中で、大好きな北桜が健闘し、また日本人力士もそれなりに存在感を見せましたからね♪ なんとなく今年のスポーツは「劇的」がキーワードかもしれません。

ということで、本日の1枚は――

Burn / Deep Purple (Warner Bros.)

若い頃の私には、所謂ひとつの野望がありました。それは完璧な音響システムを誇るジャズ喫茶のオーディオで、ハードロックのアルバムを聴いてみたいということです。そしてそれならば、この作品などは、その最右翼の1枚です。

ディープパープルにとっては、通称第3期にあたる最初の作品で、メンバーはジョン・ロード(key)、リッチー・ブラックモア(g)、イアン・ペイス(ds) という不動の3人に加えて、ディビッド・カヴァデール(vo) とグレン・ヒューズ(b,vo) が新加入しています。そしてこの2人がバンドに持ち込んだ新しい血が、このアルバムを傑作にした大きな要因だと思います。

それは当時のハードロックでは珍しかったツイン・ボーカル体制によるハーモニーやファンキー志向の歌い方でした。

例えばこのアルバムでは「You Fool No One」におけるリッチー・ブラックモアのファンキーなギターワークとかイアン・ペイスのラテン・フュージョン風のビートの刻み方は、最高にカッコ良く、新鮮でした。もちろんボーカルの2人によるハーモニーも新鮮な感覚です。

また冒頭の「Burn / 紫の炎」における2人のボーカリストの絶妙なバランスも興奮度が高いものです。しかもクラシックを取り入れた曲の展開、ギターやオルガンのお約束のフレーズとキメも、素晴らしい完成度があります。

そして、何より凄いのは、バンド全体の突進力と繊細な表現のバランスの良さです。それは当時、ハードロックの王者に君臨していたディープパープル全盛期の証明だと思います。

実際、このアルバムの影響力は強く、「BURN」というメタル系の雑誌まであったほどですし、私はタイトル曲をラジオで聴いて、すぐにこの作品を買ったほどです。

ということで、私がディープパープルを好きだと言うと、リアルタイムから今日まで、かなり顰蹙ですが、曲げるつもりはありません。そしてこのアルバムをジャズ喫茶のオーディオでという野望も、夢として持ち続けたいと思います。

ちなみに、何と紙ジャケット仕様で復刻中♪

コメント (2)
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