FOOTBALL LIFE

~サッカーを中心に日々の雑感など~

映画に行く

2009年10月24日 | 映画
雪虫も飛ぶようになってそろそろ越冬準備。家の周りの洗濯物干し竿を片付けたり、エアコンのカバーを取り付けたり。庭ではつる薔薇の葉っぱをむしり、ダリアももう掘り上げる時期かなあと・・・。

今朝は近くの学校で年に一度の廃品回収日なので、玄関の前に1年分の!新聞紙や雑誌を束ねて並べておく。ばたばたと早朝に用事を足して、今日が初日の日本映画「沈まぬ太陽」を朝一の割引を使って見に行ってきた。

朝早い時間帯ながら意外と観客が入っていてびっくり。戦後経済大国となっていく日本を支えたであろう企業戦士たちの姿と家族。生活が豊かになっていく一方で組合は少しづつ分断されていく。そこで誠実に生きようとしたために起きる葛藤と苦悩を、主演の渡辺謙が渾身の力で演じている。

520人の犠牲者を出した御巣鷹山日航ジャンボ機の事故が物語の重要な核となり、パキスタン、イラン、アフリカと世界各地を舞台とし、3時間以上に及ぶ大作で見ごたえ十分。

ちょうどTVニュースや新聞の記事にもなっている日航再建に公的支援を検討とか、JR西日本の福知山線脱線事故の調査漏洩問題とか。利益を生み出すことと安全性の問題をどうするかという、そういう意味でもタイムリーな映画。途中で休憩が入るほど長い映画というのは久しぶりだった。







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