FOOTBALL LIFE

~サッカーを中心に日々の雑感など~

第13節

2013年05月06日 | サッカー

 先ほど終わった試合、J2第13節、コンサドーレ札幌はギラヴァンツ北九州とアウェイで対戦し、2-1の勝利を収めた。厚別公園、札幌ドームとホームで2連敗した後だけに、このままズルズル行くのかという不安があったが、前半2得点、1点返され、後半攻め込まれたものの、なんとか逃げ切った。気温25.5度とは真夏の気温、例年になく寒い連休になった地元の気温は10度前後。北と南で随分違うものだ。

中二日の連戦でメンバーも代えてきた。GK杉山、DF上原、奈良、チョ・ソンジン、松本、MF深井、宮澤、岡本、荒野、神田、FW横野。横野選手は久しぶりの先発メンバー入りでなんだかうれしそうな表情。期待に応えて先制ゴールを決めたが後半怪我で交代。悔しかったろうねえ。きっとまたチャンスがあるよ。

前半14分、宮澤から岡本へつないだパスを岡本が頭で落とし、最後は横野が鋭い飛び出しで先制点を挙げた。これでぐっと楽になったはずが、30分、GK杉山がちょっと前へ出ていたのを見逃がさず、北九州の選手が離れた位置から思い切りよく、頭上を越える浮かしたシュート、これが決まり、同点に追いつかれるが、41分、岡本がお返しの意表を突くミドルシュート。綺麗な弧を描いて左隅に決まり、2-1とした。後半は疲れが出て攻め込まれる場面には、相手のシュートがバーを叩くなどの幸運もあり、そのままスコアは動かず、試合終了となった。

 北九州も連敗中でどっちもこの試合の勝利で浮上したいところ。試合前のスタンドから、サポーターの歌う声。岡林信康、作詞作曲「友よ」の歌詞が聞こえてきたときには驚いたなあ。若かりし頃を思い出したりして、胸が熱くなった。フォーク全盛のころの歌だからねえ。

 友よ 夜明け前の闇の中で 友よ 戦いの炎を燃やせ
 夜明けは近い 夜明けは近い
 友よ この闇の向こうには 友よ 輝くあしたがある

 2番目は 友よ 君の涙 君の汗が 友よ むくわれるその日が来る
 後はおんなじ

 3番目は 友よ のぼりくる朝日の中で 友よ 喜びをわかちあおう
 後はおんなじ

 もう…、これだけで感激した、ああ、なつかしいなあ。北九州のサポーターの方たちはよくこんな古い歌を見つけてきたもんだねえ。間違いなく日本人が作った戦いの歌、誇るべき応援歌…

 


残り試合

2013年05月06日 | サッカー

 イングランドのプレミアリーグ、残り2,3試合というところで、チャンピオンズリーグ出場枠を巡って、アーセナルは最後の追い上げに懸命な状況。見ているほうも気が気じゃない。先週末の36節は、すでに降格が決まっている同じロンドンンのQPR(クイーンズパークレンジャーズ)に1-0で勝利。相性の良くない相手に勝ち点3を拾えたが…

この試合の前にはトッテナムが0-0でスコアが動かなかった試合終盤、今季3段跳びの飛躍を遂げ、異次元に飛んでいった!?ベイルがゴールを決め、劇的な勝利を収めていた。アーセナルはどうしても勝たなければならないプレッシャーに晒されながら、開始早々、1分もたたないうちにウォルコットのゴールで先制。その後追加点が奪えずハラハラしたが、後半攻め込まれながらも何とか逃げ切った。

日曜日にはマンチェスターユナイテッドのホーム、オールドトラフォードでチェルシーとの1戦。試合数が多く、いつかチェルシーが勝ち点を落とすのではないかと期待していたのに…、これも0-0で試合が進みながら、スペイン人選手マタのゴールで勝ち点獲得。この時ばかりはユナイテッドを応援したのにねえ。どっちも負けない。がっかりだよ。

困ったことにチェルシーもトッテナムもアーセナルより残り試合が一つ多い。4位なんて言っても喜んでいられない。アーセナルが残り2試合勝ったうえでチェルシーとトッテナムが引き分けとか、負けるとか、どこかで勝ち点を落としてもらわないと。

8日にはチェルシーとトッテナムの対決があって、ここで勝ち点を奪い合ってもらい、11日にはアストンビラとチェルシー、12日にはストークシティとトッテナム、これはどちらもアウェイの試合だから、ここでなんとかならないかなあ。19日最終節ではチェルシーはエバートンと対決、トッテナムはサンダーランドと対戦。対戦相手の奮闘に期待するしかない。

肝心のアーセナルの試合はウィガンとニューカッスル。ウィガンは残留がかかっているから大変な試合になりそうだ。最終節だってニューカッスルは最後のホームゲームだから、ファンには勝って終わりたい。こっちも難しいことになる。

それにしてもアーセナルは1点先制した後、追加点が取れないことが問題だ。相手に追い付かれたら勝ち点2が逃げてしまうんだからね。パスを回すしか攻略方法がないのかなあ。引いて守っている相手におんなじような攻撃ばかり、ドリブラーがいないということではないと思うけどね。 カウンターの時にも横パスが入ってくるので、上りが遅くなる。もっとウォルコットのスピードを生かした速い攻撃はないのかと見ていても歯がゆい。アンリのいたころのワクワク感を取り戻してほしいよ。