この間ワールドカップが終わったと思ったら、今度はユーロ2016予選が始まるって、またTV観戦に追われそうだ。この頃はドイツのブンデスリーガの試合も見られるようになって、俄然、ドイツ代表の動向も気になってきた。
スカパーのサッカーセットの中にフォックススポーツというチャンネルが加わって、これでドイツのリーグ戦やイングランドのFAカップの試合も見られるとあって、さらにサッカー漬から抜けられなくなってきた。イングランド、スペイン、ドイツ、それにJリーグと…
占領後もアメリカの強い影響で、スポーツといえば野球と刷り込まれて育ったような世代で、人生の後半にサッカーに出会い、こんな面白いエンターテインメントがあったのかと、それまでは騙されていたような気持ち。しかもこの間のワールドカップだって200か国以上の国と地域が参加している。こっちのほうがはるかにワールドスポーツの本流なんだ。
ドイツがホームに迎えて戦ったアルゼンチンとの親善試合はワールドカップ決勝戦のカードが再現したということだけど、4-2でアルゼンチンが勝ったそうだ。ドイツ代表はクローゼや主将のラームが代表引退を表明して、新旧世代交代、チームも新しい歩みを始めようとしている。
アルゼンチンはメッシが不在だったそうだけど、チームとしてはそのほうが機能したかもしれないよ。なんせ歩いてばかりいるとか、守備をしないとか言われていたからねえ。チームメートもメッシを無視してパスを回せないだろうし。
レアルマドリードからマンチェスターユナイテッドに移籍したディ・マリアが1ゴール3アシストと大活躍したそうだ。力を発揮すれば、チームを変えることが出来る、そういう選手だってことだね。もっともファンハール監督には同情するけど、アーセナルとしては眠りから醒めないことを願いつつ…。
24年ぶりにワールドカップを制したドイツ代表のレーブ監督は「次の目標はパリでEURO決勝を戦うこと。それまでの旅がスコットランド戦で始まる」と。そうかあ、フランスは予選免除なんだ。
ドイツはクローゼの代わりに使ったマリオ・ゴメスが3度の決定機を外したそうだから、なかなか監督の思い通りにはいかないもんだねえ。新主将はシュバインシュタイガー。アーセナルにもエジルやメルテザッカーという代表選手がいる。パスサッカーに留まらず、早い攻撃で前へ進むドイツのサッカー。スピード感が溢れてより現代的な印象。
9月7日にはドイツースコットランド戦、8日にはオーストリアースウェーデン戦、スイスーイングラン戦、9日にはノルウェーーイタリア戦、チェコーオランダ戦と目白押し。スカパーが生中継するそうだから、今回は見られそうだ。
そうそう日本代表の試合もあるんだった。アギーレ新監督の下、新しい代表メンバーで5日には札幌でウルグアイ戦、9日には横浜でベネズエラ戦。古巣のドルトムントに再加入した香川選手はドイツのメディアからもサポーターからも大歓迎されている模様。