もみさんの一日一冊遊書録( 2011年9月1日 スタート!: メメント・モリ ) ~たゆたえど沈まず~

年とともに人生はクロノロジー(年代記)からパースペクティブ(遠近法)になり、最後は一枚のピクチュア(絵)になる

170527 酔っ払いながらの「ブラタモリ 京都シリーズ」録画は面白い!至福の時!京都ガイド 梅林秀行さん、素敵!

2017年05月28日 00時57分34秒 | 日記
5月27日(土):      
俺の引きこもり人生。仕事以外は家にいるのが一番幸せ!。今日は久しぶりにのんびり家族と自宅で引きこもれた日である。ウィスキー解禁の夜半になって、取りためた録画の「ブラタモリ」を観るのは至福であった。特に京都の「京都編」「伏見編」「祇園編」は楽しかった。京都ガイドで京都高低差崖会崖長の梅林秀行さん、言葉のきれいな人だ。素敵! 本買おうかな。応援してます! あとNHK近江友里恵アナも良い感じだ。よく見ると、三人とも早稲田大学だ!俺は、やっぱり慶応よりも早稲田大学が好きだ! 梅林さん本当に応援してるので、マイペースでゆっくりと良い仕事をしてください。そのうち、あなたの京都ガイドの中に熱い目で東京からもみさんが紛れ込んでいるかもしれませんよ。本当に悪酔っ払ってる…m(_ _)m。

ネットで調べると、この梅林秀行さん、意外と深い…人生と感性を持っている。ただの歴史好きではなかった。俺はこの人、結構好きだ。記事を少しだけ集めてみた。

まいまい京都梅林 秀行 さん
京都高低差崖会崖長。趣味は高低差探し、看板ウォッチャー、銭湯、商店街巡回。「まちが居場所に」をモットーに、まちの日常と物語から生まれたメッセージを大切にしている。NHKのテレビ番組「ブラタモリ」2015年1月御土居編、5月奈良編、2016年4月嵐山編、5月伏見編、2017年4月祇園編に出演。


読売新聞:でこぼこ道 一歩ずつ  2016年03月21日 05時00分
 ◇まいまい京都ガイド 梅林秀行さん 42
  2月下旬の日曜日。まだ吹き付ける風は冷たい。だが、住宅街の道をいつものように、ゆったり歩く。
  普段は気づかない家と道の段差、わずかな勾配……。豊臣秀吉が「洛中洛外の境」とするために築いた「御土居おどい」の痕跡をたどる。夢中でカメラのシャッターを切る参加者たち。その笑顔に、気持ちが高ぶっていく。
  「高低差は街を読み取る入り口。この坂は御土居があったことの証しです」
  小気味よい口調で、地形が“語る”歴史を解き明かす。「数百年前の京の姿が想像できるかな」。そんな思いで、ガイドをする。
  名古屋市で生まれた。小6の時。両親がくれた古墳の本を読み、はまった。クラスメートを古墳探検に誘ったが、誰も来てくれない。図書館で一人、歴史書を読みふけった。ちょっぴり、変わった子どもだったと思う。
  中1の夏に発掘体験に参加。心が揺さぶられ、大地に刻まれた歴史を学ぶと誓った。記念でもらった3色ボールペンは宝物だ。
  早稲田大で考古学を学び、歴史好きの学友に囲まれた。朝から晩まで、研究室や自宅で話し込んだ。発掘調査に明け暮れ、たくさんの文献や土器に触れた。
  ただ、あまり授業に出なかった。卒業に必要な単位が取れない。「自分だけが社会に適応できない人間なのかな」。2度留年し、大学6年になった頃、外出できなくなった。抑うつ状態だったのだろう。今も思い出せないことが多い。
  先輩らの支援もあって大学院の入学試験に合格したが、卒業できず、糸が切れた。器が空気を吸っている感じ。今も当時のことは恥ずかしく、苦しい。SOSを出す発想もなく、自宅で3年ほど療養した。
  「あなたの力を貸してほしい」。2003年春、29歳の時。引きこもり支援団体で代表を務める女性の一言が心の鍵を開けた。「認めてもらった感覚。自然に体が動いた」。翌日には大雨の中、地下鉄で事務所へ行き、スタッフになった。
  系列の団体に誘われ、1年後、京都へ。歴史好きなだけに憧れの街。生活するうち、次第に気持ちが落ち着く。市内各地へ出かけるようになった。
  転機は10年。京都の知られざる魅力を案内する「まいまい京都」のガイドになった。子どもの頃の好奇心が膨らむ。だが、自分が楽しいと感じる町歩きのスタイルが受け入れられるか、不安だった。
  京の魅力は華やかな文化だけではない――。そんな思いで北区鷹峯の「御土居」で踏み出した最初のツアー。高低差の意味を聞き、目を輝かせる参加者を見て「夢の中にいるようだった」。
  昨年、タレントのタモリさんが街を探訪するNHKの「ブラタモリ」に案内役として出演。タモリさんの「地形は変えられない。変えても土地が覚えている」との言葉は座右の銘だ。
  ツアーはいつも〈満員御礼〉の人気。予定を終えても参加者と盛り上がり、カフェで談議に花が咲く。
  町歩きの仕事が増えても悩みを抱える人に寄り添う。DV、貧困。理由は様々だが、よく声をかけるのは「きちんと引きこもれていたかな」。もう一度、社会に戻るため、いい時間を過ごしていないと無理がでる。
  昨夏、長く引きこもりになっていた女性の相談支援をした。喫茶店でブラタモリの話題になり、町歩きに誘ってみた。並んで歩く女性が照れながら顔をほころばせた。
  主体的に動くタイプではない。だから、人の支えがなければ、でこぼこな人生という坂道を歩むことはできなかっただろう。今後もどこに向かうかわからないが、端っこの魅力に光を当てたい。かつての自分に顔向けできるように。(白岩秀基)
  <うめばやし・ひでゆき> 町歩きツアーで意気投合した参加者らと2014年春、坂道の魅力を探る「京都高低差崖会がっかい」の活動も始め、崖長に。ブログなどで情報発信する。参加費無料のツアーも行う。崖会バッジを持つファンは約60人。「京都凸凹さんぽ 盆地に隠された高低差の秘密(仮)」(青幻舎)を4月に出版する予定。
  2016年03月21日 05時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

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