11月11日(月):
読売新聞に従軍慰安婦問題について「 橋下氏「あなたも反省、我々も反省のスタンス」 」と出ていた。
日本維新の会の橋下共同代表(大阪市長)は10日、フジテレビの報道番組に出演し、いわゆる従軍慰安婦問題について「正当化するつもりはないが、世界各国で戦場の性の問題はあった。韓国が謝罪を求めてきても、『あなたたちもやっていたようなことでもあるから、あなたたちも反省しながら我々も反省する』というスタンスで臨めばいい」と述べた。
橋下氏はこの後、大阪市内で記者団に対し、韓国の朴槿恵パククネ大統領が慰安婦問題を理由に首脳会談に応じないことに触れ、「慰安婦問題は何なのか、日本全体で考え直すいい状況になっている」と語った。さらに、「日本は韓国に最大限配慮して政治問題にしないと言っているが、韓国は政治問題にしているのだから、しっかり主張しないといけない」と強調した。 (2013年11月11日13時43分 読売新聞)
呆れ返ってものも言えない。この詭弁モンスターは、とりあえず言い返しておけば、問題を相対化してイーブンにできると思っているのだろうが、今回の発言はあまりにもひど過ぎる。ましてや、海外の人々を相手にこんなふざけた<論理のすり替え>が通用する訳がない! この男は、過ちを過ちとして認め謝罪することの大切さを知っていながら、一番やってはいけないところで<弁護士の手管>を使う愚を犯している。確信犯だ!
ため息が出る。被害者に向かって、加害者が「俺も反省するけど、おまえも反省するべきところはあるやろ。一緒に反省しよう」と言って、ものごとが収まるのか!? ふつうに考えれば、これほど被害者を愚弄して、情けない気持ちにさせて怒らせる言葉はないだろう。
こんな発言が、公党たる日本維新の会代表の口から発されることによって、韓国の人々の怒りの火に油を注ぎ、ますます拗れることをわからないのか。自分自身の失言を謝罪できない小さなメンツを守るために、橋下の大馬鹿が、かつて植民地支配を受け、取り返しのつかない被害を受け傷ついている隣国の人々の記憶の傷口に塩をすり込んでいる姿はいたたまれない。詭弁モンスター橋下徹は決して日本国民の代表者ではない! しかし、海外では、その発言が、日本人の歴史に対する無責任・無反省の象徴として受け止められてしまうのだ。これほどの不合理はない! 従軍慰安婦の問題はますます拗れていくだろう。
日本にとって最重要の同盟国であり隣国の韓国との関係を、これ程までに悪くしてまだ詭弁を弄するのか。まさにアウトレイジャスな発言をまたしてもしてしまっている。それがどれほど日本の<国益>を害しているか。橋下徹は、責任をとれ!
5月17日の朝日新聞「声」欄掲載の投書を再度掲載しておく。
「人を傷つける橋下氏の発言」 精神科医 山本裕子(松江市 46)
心の痛む事件は毎日のように耳にする。しかし日本維新の会共同代表で大阪市長を務める橋下徹氏の旧日本軍慰安婦をめぐる発言は、それらのニュースとは違う。戦時中の慰安婦を「必要」と発言し、批判を浴びたが撤回しない。憤りを通り越して不快だ。心的外傷後ストレス障害(PTSD)の症状を持つ女性は、このようなニュースを聞くと病状が悪化する。心理的に再被害を受けるのである。
橋下氏も維新の会共同代表石原慎太郎氏も、買春行為が合法的であったとしても性暴力であることが根本的にわかっていない。戦争中には合法的に人を殺す、だから人を殺すのは皆がやっていることで必要だと言っているのと同じではないか。「間違ったことであっても必要なら人を傷つけてもよい」という思想だと私には思えてならない。
恐ろしいのは、明らかに間違っていると思われることを彼らが堂々と発言し、高圧的な態度で相手に無力感を与え、思考を停止させ、何も言えなくさせることだ。もし私が対談してもやり込められるだろう。
発言は世界に発信され、日本の政治に影響している。放っておくわけにはいかない。一人一人が声を上げなくては大変なことになると感じ、初投稿した。
橋下徹は、政治家をやめろ!おまえの詭弁・強弁が<国益>を害し、日本をどれほど追い詰め、国内外のどれほど多くの人々を深く傷つけているかを自覚し、思い知れ!
読売新聞に従軍慰安婦問題について「 橋下氏「あなたも反省、我々も反省のスタンス」 」と出ていた。
日本維新の会の橋下共同代表(大阪市長)は10日、フジテレビの報道番組に出演し、いわゆる従軍慰安婦問題について「正当化するつもりはないが、世界各国で戦場の性の問題はあった。韓国が謝罪を求めてきても、『あなたたちもやっていたようなことでもあるから、あなたたちも反省しながら我々も反省する』というスタンスで臨めばいい」と述べた。
橋下氏はこの後、大阪市内で記者団に対し、韓国の朴槿恵パククネ大統領が慰安婦問題を理由に首脳会談に応じないことに触れ、「慰安婦問題は何なのか、日本全体で考え直すいい状況になっている」と語った。さらに、「日本は韓国に最大限配慮して政治問題にしないと言っているが、韓国は政治問題にしているのだから、しっかり主張しないといけない」と強調した。 (2013年11月11日13時43分 読売新聞)
呆れ返ってものも言えない。この詭弁モンスターは、とりあえず言い返しておけば、問題を相対化してイーブンにできると思っているのだろうが、今回の発言はあまりにもひど過ぎる。ましてや、海外の人々を相手にこんなふざけた<論理のすり替え>が通用する訳がない! この男は、過ちを過ちとして認め謝罪することの大切さを知っていながら、一番やってはいけないところで<弁護士の手管>を使う愚を犯している。確信犯だ!
ため息が出る。被害者に向かって、加害者が「俺も反省するけど、おまえも反省するべきところはあるやろ。一緒に反省しよう」と言って、ものごとが収まるのか!? ふつうに考えれば、これほど被害者を愚弄して、情けない気持ちにさせて怒らせる言葉はないだろう。
こんな発言が、公党たる日本維新の会代表の口から発されることによって、韓国の人々の怒りの火に油を注ぎ、ますます拗れることをわからないのか。自分自身の失言を謝罪できない小さなメンツを守るために、橋下の大馬鹿が、かつて植民地支配を受け、取り返しのつかない被害を受け傷ついている隣国の人々の記憶の傷口に塩をすり込んでいる姿はいたたまれない。詭弁モンスター橋下徹は決して日本国民の代表者ではない! しかし、海外では、その発言が、日本人の歴史に対する無責任・無反省の象徴として受け止められてしまうのだ。これほどの不合理はない! 従軍慰安婦の問題はますます拗れていくだろう。
日本にとって最重要の同盟国であり隣国の韓国との関係を、これ程までに悪くしてまだ詭弁を弄するのか。まさにアウトレイジャスな発言をまたしてもしてしまっている。それがどれほど日本の<国益>を害しているか。橋下徹は、責任をとれ!
5月17日の朝日新聞「声」欄掲載の投書を再度掲載しておく。
「人を傷つける橋下氏の発言」 精神科医 山本裕子(松江市 46)
心の痛む事件は毎日のように耳にする。しかし日本維新の会共同代表で大阪市長を務める橋下徹氏の旧日本軍慰安婦をめぐる発言は、それらのニュースとは違う。戦時中の慰安婦を「必要」と発言し、批判を浴びたが撤回しない。憤りを通り越して不快だ。心的外傷後ストレス障害(PTSD)の症状を持つ女性は、このようなニュースを聞くと病状が悪化する。心理的に再被害を受けるのである。
橋下氏も維新の会共同代表石原慎太郎氏も、買春行為が合法的であったとしても性暴力であることが根本的にわかっていない。戦争中には合法的に人を殺す、だから人を殺すのは皆がやっていることで必要だと言っているのと同じではないか。「間違ったことであっても必要なら人を傷つけてもよい」という思想だと私には思えてならない。
恐ろしいのは、明らかに間違っていると思われることを彼らが堂々と発言し、高圧的な態度で相手に無力感を与え、思考を停止させ、何も言えなくさせることだ。もし私が対談してもやり込められるだろう。
発言は世界に発信され、日本の政治に影響している。放っておくわけにはいかない。一人一人が声を上げなくては大変なことになると感じ、初投稿した。
橋下徹は、政治家をやめろ!おまえの詭弁・強弁が<国益>を害し、日本をどれほど追い詰め、国内外のどれほど多くの人々を深く傷つけているかを自覚し、思い知れ!