もみさんの一日一冊遊書録( 2011年9月1日 スタート!: メメント・モリ ) ~たゆたえど沈まず~

年とともに人生はクロノロジー(年代記)からパースペクティブ(遠近法)になり、最後は一枚のピクチュア(絵)になる

150608 護憲・改憲関係なく「集団的自衛権は憲法違反で認められない」のは当り前。田中龍作:真実を探す

2015年06月08日 23時06分06秒 | <憲法の危機>は「戦後最大の危機」
6月8日(月):

 護憲・改憲関係なく「立憲主義の否定」は、「憲法の否定」であり、そんな政治は存在自体があり得ない。「集団的自衛権は憲法違反で認められない」のは当り前のこと。現時点で199人の憲法学者が反対に署名している。
JNN世論調査(6月6,7日)
・安保関連保安を今の国会で成立させる政府方針について⇒賛成29% /反対57% /分からない・無回答14%
・安保法案が成立しても「日本がアメリカの戦争に巻き込まれることは絶対にありえない」という首相発言について
 ⇒納得する15% /納得しない80% /わからない・無回答5%
国会が<憲法違反の法律>を通すんですか?そんなこと許されるんですか?」(岸井成格)


田中龍作ジャーナル在特扱い 戦争法制で自民に「帰れコール」 2015年6月7日 20:02

  ↑街宣車に向けて怒号が飛ぶ。「死神総理」のプラカードも登場した。=7日、新宿西口 写真:筆者=
 自らが推薦した憲法学者から「集団的自衛権は違憲」と指摘された自民党。オウンゴールを挽回しようと やっき だが、混迷はさらに深まりそうだ。
 自民党はきょう全国一斉に「拉致問題の解決と安保法制」を訴える街頭宣伝を行った。
 「憲法守れ」「戦争させない」・・・吉祥寺駅前にはプラカードを手にした人々が集まった。
 品川区から足を運んだ女性(60代)は「改憲ビラを回収しようと思ってきた。拉致問題(の街宣)なんてウソでしょ?」と語る。
 八王子から来た男性(72歳)は「少子化の時代に戦争しようなんて正気の沙汰とは思えない」と憤った。

  ↑「戦争反対」「憲法壊すな」…高層ビルの谷間にシュプレヒコールが響いた。=7日、新宿西口 写真:筆者=
 都議会議員や国会議員の演説が始まると「憲法壊すな」「戦争反対」のシュプレヒコールが起きた。街宣車のスピーカーで拡声されているのだが、演説の声はかき消された。
 拉致問題で求心力を高めようと目論む自民党議員たちにとっては思惑外れだ。憤った地元選出の都議会議員は「戦争反対は中国に(向かって)言って下さい」と声を荒げた。(荒げたので聞こえた)
 谷垣幹事長が登壇するとシュプレヒコールはさらに大きくなった。筆者は話を聞き取るために街宣車に一番近い場所まで移動した。
 「日本国憲法の守護者は最高裁なんです。最高裁は自衛隊は違憲ではないと言ってるんです」。
 党をあずかる谷垣幹事長は火消しに懸命だ。幹事長は砂川判決を引用し「集団的自衛権は違憲ではない」ことをアピールしようとした。
 砂川判決(1959年)は「集団的自衛権は違憲である」とする趣旨の東京地裁の判決を、田中耕太郎最高裁長官が米大使館から圧力をかけられてひっくり返し「合憲」としたのである。
 谷垣幹事長の「砂川判決」引用は、袋小路に入った自民党の姿を象徴していた。

  ↑女性はこの後、新聞記事を地元選出の土屋衆院議員に突き付けた。=7日、吉祥寺北口 写真:筆者=
 年配の女性は「憲法学者が集団的自衛権は違憲と証言した」新聞記事(拡大コピー)を、土屋正忠衆院議員(元武蔵野市長)の目の前に突き付けた。
 土屋議員は「学者は責任がないからね、どこで戦争があるの?」と捨てゼリフを吐いた。
 新宿西口にはさらに多くのカウンターが出た。100人近くはいただろう。吉祥寺の倍だ。
 練馬区から参加した男性(公務員・60代)は「『憲法改正マンガ』を回収するゴミ袋を6袋持って来た」と力を込めた。
 新宿西口でも谷垣幹事長がマイクを握った。「帰れ、帰れ」「ブラック政権、アベ政権」のシュプレヒコールが起きた。人数が多い分、吉祥寺よりも迫力がある。
 山谷えり子国家公安委員長が登壇した。シュプレヒコールは「在特大臣帰れ」「ネトウヨやってて恥ずかしくないのか山谷」…となった。
 論理は破綻し、何を言っても国民の反感を買うばかり。もはや在特レベルになり下がった政府与党の姿があった。

真実を探すブログ自民党の全国一斉演説、聴衆から批判の声が殺到!「おもちゃにするな自国民」「戦場にはあなたが行け」「安保法制は違憲」 2015.06.07 18:30 

 6月7日は全国100ヶ所で自民党が憲法改正や集団的自衛権推進を訴える演説を行いましたが、何処の演説も聴衆側から怒りの声が相次ぐ事態になりました。新宿駅前で行なわれた自民党の演説には聴衆数百人が参加し、その多くは「憲法改正反対」「安保法制は違憲」というようなプラカードを掲げています。

 自民党議員らの演説中には「国民をおもちゃにするな」、「戦場にはあなたが行け」等と批判の声が殺到。自民党の声が聞こえ難くなるほど多くの反対の声が相次ぎました。自民党側は全く反対の声には反応せずに、最後まで演説をしてそのまま帰っています。
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