もみさんの一日一冊遊書録( 2011年9月1日 スタート!: メメント・モリ ) ~たゆたえど沈まず~

年とともに人生はクロノロジー(年代記)からパースペクティブ(遠近法)になり、最後は一枚のピクチュア(絵)になる

10 015 親野 智可等「どんな子でもぐんぐんやる気が育つ親の力」(あさ出版:2012)感想3

2021年03月22日 23時56分27秒 | 一日一冊読書開始
3月22日(月):  

224ページ      所要時間0:50       アマゾン485円

著者54歳(1958生まれ)。

陳腐。浅薄。無責任。抽象的。自己満足。

「この人、一体何様? 元小学校の先生様? はあそうですか? 教え子の行く末を本当に見守り続けたのですか? 無神経さ以外何も伝わってこないんですけど・・・」 紋切型で膨らみのない親のイメージを作り上げて、一方的に批判するだけ。頭の中で作った“良くない親”を高いところから見下ろして高尚なご意見をのたまう。読んでいて、読者である親に対する共感力の低さを強く感じた。そんなに単純で馬鹿なだけの親はいないぞ!もっと複雑に悩んでるぞ!

自らを高みに置いて発される言葉はすべて正しいが、「すべて正しい論は、現実と乖離して何も響かない」の典型だと思った。
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