3月22日(木):
422ページ 所要時間6:30
著者38歳。めっちゃ面白かった!。特に前作「リング」を<序章>としてしっかり読んでおくと、<本編>としての本作の面白さは格別である。途中の怖さも、山村貞子の正体が分かるまでは、格別だった。文体も、ストーリーも前作の続編ながら、格段に良く練られていて、進歩のあとが見て取れる。
あまりにもストーリーが、荒唐無稽で、度外れていて、あ然・ボー然でかえってすがすがしい。本作を読む時には、あまり細かいことに拘らずに、話のスケールの大きさや展開の意外性に大らかに身を委ねて、「はあー…、そう来ますかー…」と素直に驚き、素直に面白がるのがいい。高尚な文学だけが、文学ではない。「楽しませてくれれば、読者としては何の異存もないのだ!」という気分にさせてくれる作品である。
時間があれば、もっと何か書き込みたいのだが、明日は早朝から出勤せねばならず、貫徹は老体には厳し過ぎます。せめて1時間半程度の仮眠は必要なので、この辺で寝させてもらいます。とにかく、著者の荒唐無稽だけど、雄大なスケールのSF(サイエンス・フィクション)は、十分に楽しめる値打ちのある作品だと思います。楽しむための唯一の条件は、「リング」から読み始めることだけです。
それでは、お休みなさいませ。
422ページ 所要時間6:30
著者38歳。めっちゃ面白かった!。特に前作「リング」を<序章>としてしっかり読んでおくと、<本編>としての本作の面白さは格別である。途中の怖さも、山村貞子の正体が分かるまでは、格別だった。文体も、ストーリーも前作の続編ながら、格段に良く練られていて、進歩のあとが見て取れる。
あまりにもストーリーが、荒唐無稽で、度外れていて、あ然・ボー然でかえってすがすがしい。本作を読む時には、あまり細かいことに拘らずに、話のスケールの大きさや展開の意外性に大らかに身を委ねて、「はあー…、そう来ますかー…」と素直に驚き、素直に面白がるのがいい。高尚な文学だけが、文学ではない。「楽しませてくれれば、読者としては何の異存もないのだ!」という気分にさせてくれる作品である。
時間があれば、もっと何か書き込みたいのだが、明日は早朝から出勤せねばならず、貫徹は老体には厳し過ぎます。せめて1時間半程度の仮眠は必要なので、この辺で寝させてもらいます。とにかく、著者の荒唐無稽だけど、雄大なスケールのSF(サイエンス・フィクション)は、十分に楽しめる値打ちのある作品だと思います。楽しむための唯一の条件は、「リング」から読み始めることだけです。
それでは、お休みなさいませ。