もみさんの一日一冊遊書録( 2011年9月1日 スタート!: メメント・モリ ) ~たゆたえど沈まず~

年とともに人生はクロノロジー(年代記)からパースペクティブ(遠近法)になり、最後は一枚のピクチュア(絵)になる

150807 滋賀4区武藤貴也<落選運動>!民主主義ってなんだ!国家ってなんだ!バカを上に載せるな!

2015年08月08日 00時49分04秒 | <憲法の危機>は「戦後最大の危機」
8月7日(金):
 ←滋賀県民の恥部
 滋賀県に、戦争に反対する学生たちを利己主義というバカがいる。しかし、そのバカの生き方と、戦争に反対する学生たちの生き方を素朴に比較すればよい。戦争に反対することで学生たちが得られるのは、日本の将来に対して責任を果たさねばならないという已むに已まれぬ使命感を満たし、誇りある生き方を守ることだけだ。現状の生活や就職活動にはむしろマイナスに働くかもしれない恐怖とも健気に闘っている。

 一方で、学生たちを利己主義といい、滅私奉公を日本精神と叫ぶ馬鹿者は、わずか36年の人生で高卒後、5年間のバイト生活、大学4年間、大学院2年間。そして、1年間の嘉田知事を支持する地域政党のスタッフボランティア。これで30歳。そして6年前の2009年に周りの人間を裏切って30歳で自民党から出馬、落選。2012年総選挙で初当選し、現在2期目。落選期間の3年間、この若造は何をしてたのか。はっきりしてることは、まともな仕事はしていない。自民党に出入りして、ファシスト安倍・麻生に取り入ることばかりしていたはずだ。

 このバカの人生には滅私奉公のかけらもない。自己宣伝と計算づくの利己主義一色の日々ではないか! 今回の発言もその背景にあるこいつの考え方もすべて、外向けではなく自民党の中の、特に知性の低い安倍や麻生のグループ内で自分を宣伝し、存在感を示すためにはどうしたらよいのか、良いポジションを得るためにはどういう思想を持てば有利なのか、とにかく注目してもらいたいという打算によってのみ説明可能だ。

 立憲主義の重さ、違憲の戦争法案を認めないことは、自らの利益・損得を抜きにして、まともに学問すれば、当然の帰結として出てくる。このバカのように戦争に反対することを利己主義と呼び、現行憲法の価値を児戯に等しい屁理屈で否定をするのは、そこに何か目的がなければ不自然だ。

 そして、その目的こそが、33年間まともに働いた経験も無いこのバカが、棚ぼたで国会議員となれた僥倖を維持するために知性の低い安倍や麻生に認めてもらいたい、どんなことでも言うことを聞くし、どんなことでもやるという忠誠心を示すチャンスと考えて今回のような愚劣な発言をしたのだ。そこには国民・滋賀県民に対する配慮はまったく無い。すべてがボスに対する心象だけを考えた内向きの発言なのだ。

 まともに相手をするのもバカバカしいが、憲法を誹謗し、学生たちを利己主義と言うならば、この36年間まともに働いた経験も、国家にまともに納税した経験も無いこのバカたれの方こそが自分のことしか考えていない利己主義者であり、滅私奉公からもっとも遠い汚い奴だというべきだ。

 そもそも国家って何のためにあるのか。このバカたれをはじめ、自民党は自然権思想、社会契約説を否定して、封建時代の昔に日本を引き戻すつもりなのか。戦争が、国民の生命、財産、基本的人権を最も毀損するものだという歴史の経験を否定するつもりなのか。自民党が取り戻そうとする国家と俺や国民の多くが考える国家は全く違う。その全く違う国家像を整理することなく話がかみ合ってるかの如く演じられる国会の議論の空回りぶりは、目を覆いたくなる惨状だ。「お前らかみ合ってないぞ!って、だれか本当のことを言ってやれよ」「だから滋賀が選んだ恥知らずな若造が、自分も何か言えるかもって、天に向かって唾を吐くのだ」って叫びたくなる。
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