もみさんの一日一冊遊書録( 2011年9月1日 スタート!: メメント・モリ ) ~たゆたえど沈まず~

年とともに人生はクロノロジー(年代記)からパースペクティブ(遠近法)になり、最後は一枚のピクチュア(絵)になる

7 039 親野智可等「7歳までに学力アップ!」(学研教育出版:2011)感想4

2018年03月20日 20時38分38秒 | 一日一冊読書開始
3月20日(火): 副題「勉強ができる1年生にしてあげよう」  

212ページ   所要時間3:30   ブックオフ760円

著者53歳(1958生まれ)。本名 杉山桂一。公立小学校で23年間教師を務めていた。教育評論家。

ほぼ一年ぶりに再読。前回の感想は「当たり前のことが書かれている。幼稚園児レベルの子育て中の親には良い本だと思う。それ以上の感想は特になし。」だった。

話の内容としては決して多くはない。大事なことは単純なのだ。それを繰り返し繰り返し念を押している感じだ。大人が子供にしてやれることは、少し深く考えればわかる。それを実践できるかどうかだ。一番大事なことは、子どもの<自己肯定感>と<他者信頼感>を伸ばすことであり、そのためには可能な限り子供を叱らない、子供をたくさんほめてあげる、子供に結果を求めすぎない、ということに尽きる。あとは、子供の生活を整えてあげること。

【目次】第1章 入学までに身につけたい学びの力とは(「ひらがなを教える」のではなく、「ひらがなで遊ばせる」という発想が大事/物を数える経験が算数の基礎力を育ててくれる/本が好きな子は、知的な面と情緒的な面でよくみがかれている ほか)/第2章 入学までに身につけたい友達力とは(友達力をつけるために、やってはいけないこと、やるべきこと/豊かな友達体験が子どもの友達力を育てる/友達がいない(少ない)子には4つのタイプがある ほか)/第3章 入学までに身につけたい生活習慣とは(こうすれば!基本的な生活習慣が身につけられる/毎日同じ時刻に寝れば、生活リズムが整う/工夫をすれば、毎朝気持ちよく起きられる ほか)/最後に 親の心構えとして一番大切なのは、「焦らない」ということ

【内容情報】頭のいい小学生は幼稚園・保育園のとき、家で何をしていたのか?小学校でグンと伸びる子にする、最強のメソッドとは?自信をもって入学できる子にしてあげるには?ムリなく自然に勉強ができる子にするには?勉強メルマガNo.1親野智可等先生の最強メソッド。ひらがなの学習や計算などを小学校入学前から無理なく、自然に身につける方法を親と子どもの生活習慣を通してアドバイスする。友達関係や言葉遣い、着替えなど、スムーズに小学校生活を送り、学力を向上させるための具体的な内容がふんだんに盛り込まれている。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 180318 一年前:6 039 佐藤... | トップ | 180321 昨夜観たBS-TBS「池... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

一日一冊読書開始」カテゴリの最新記事