もみさんの一日一冊遊書録( 2011年9月1日 スタート!: メメント・モリ ) ~たゆたえど沈まず~

年とともに人生はクロノロジー(年代記)からパースペクティブ(遠近法)になり、最後は一枚のピクチュア(絵)になる

131227 安倍のコンプレックスの巻き添えで日本は沈むのか?

2013年12月28日 00時13分49秒 | <憲法の危機>は「戦後最大の危機」
12月27日(金)

匿名のブログだから言えることだが…、

常軌を逸した安倍の独善的政治行動を眺めていると、祖父岸信介だけでなく、小泉純一郎元総理への屈折した無意識の対抗意識が感じられる。自分自身に能力が欠けていることを安倍自身が誰よりもよく分かっているはずだ。一方で、自分の中に祖父を継承するという物語りを作ってしまい、それを繰り返し語ることによって、その言葉と物語りに自らが呪われ、縛られてしまているようだ。

安倍の容姿、言動、落ち着きのない目の動き、神経質でか細い早口を見ていて、その視野に現実の国民の姿も、日本社会も、国際関係も見えていない。頭の中の何かに突き動かされているようにしか見えない。参議院選挙まで、お手本どうりに経済で引っ張り、我慢していたが、選挙が終わると、堰を切ったように暴走を始めたが、今回の靖国神社参拝のようにTPOが全く見えていない、何か狂信的なものを感じる。

彼とは全く格の違う祖父岸信介に対する狂信とコンプレックス。そこに、沖縄問題と小泉元総理の反原発発言のプレッシャーが、今回の参拝でも変に作用していたように思えて仕方がない。この人間的底の浅さは何だろう…。

何にしても、頭の悪い、能力の低い世襲政治家が、コンプレックスによって狂信的になるのは危険極まりない。国民・市民を塗炭の不幸に陥れる。一日も早く、安倍首相を辞めさせなければならない。

※佐藤優「国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて」(新潮文庫)の一節に、以下のようなのがある。
東郷局長の仕事スタイルは小寺課長と対照的だ。極端な能力主義者で、能力とやる気のある者を買う。酔うと東郷氏が良く言っていたことがある。/「僕は若い頃、よく父(東郷文彦、外務事務次官、駐米大使を歴任)と言い争ったものですよ。父は僕に、『外交官には、能力があってやる気がある、能力がなくてやる気がある、能力はあるがやる気がない、能力もなくやる気もないの四カテゴリーがあるが、そのうちどのカテゴリーが国益にいちばん害を与えるかを理解しておかなくてはならない。おまえはどう考えるか』とよく聞いてきたものです。/僕は、能力がなくてやる気もないのが最低と考えていたのだが、父は能力がなくてやる気があるのが、事態を紛糾させるのでいちばん悪いと考えていた。最近になって父の言うことが正しいように思えてきた。とにかく能力がないのがいちばん悪い。これだけは確かです」85~86ページ

能力がなくてやる気がある、というのは安倍晋三に大変よく当てはまる。安倍の場合は、一外務官僚ではなく、一国の首相である! 国益に対する害は、はるかに測り知れない! 国民・市民は不幸だ。
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