もみさんの一日一冊遊書録( 2011年9月1日 スタート!: メメント・モリ ) ~たゆたえど沈まず~

年とともに人生はクロノロジー(年代記)からパースペクティブ(遠近法)になり、最後は一枚のピクチュア(絵)になる

11 005 村上綾一「自分から勉強する子が育つ お母さんの習慣」(2014:ダイヤモンド社)感想4

2022年08月14日 19時27分05秒 | 一日一冊読書開始
8月14日(日):    副題:1日10分で大丈夫!

262ページ      所要時間1:00      図書館→読後、アマゾンに発注590円

著者40歳ぐらい?(1973ぐらい?生まれ):理数系専門塾エルカミノ代表
学生時代から大手学習塾で御三家中学(開成・麻布・武蔵)コースを担当し、
その後、フリー講師に転身。複数の塾で御三家指導を行う一方で、教材制作の打診を受け、
2006年、少人数制の学習塾として、エルカミノを設立する。

お母さん・子ども・塾という3人4脚体制で、「子どもの自主性・学習への意欲」を育てることに注力。
結果、御三家中学、筑波大学附属駒場中学、灘中学などの難関中学に、多くの教え子を合格させる。
御三家中学については、2006~2014年の8年間を通して、
受験者の7割が合格という驚異的な実績を叩き出す(一般的な学習塾の合格率は約2~3割)。

その結果、「中学受験にどう向き合うか」「算数ができる子の育て方」などのテーマで
年間20~30回の講演を行うようになり、3000人以上の母親と接してきた。

塾では、長時間の詰め込み学習や課題漬けといった「お膳立てされた勉強」を廃し、
子どもの自主性、学習への意欲を育てることに重きを置いている。
モットーは、「子ども一人一人の心の中にある学習意欲を引き出せば、必ず伸びる」。
著書に『人気講師が教える理系脳のつくり方』(文藝春秋)、『面積迷路』(学研マーケティング)などがある。


目の負担を避けるために、付箋を持って、眺め読みを行った。ページはきちんとめくっているものの、落下傘のように部分的に目を這わせ、付箋を貼り付け続けるだけだった。それでも、本書が類書の中ではかなり上質なものであることはよくわかった。著者が伝えようとしていることがよく分かった。というよりも、著者の考え方が100%ではないが、俺自身の考え方とほぼほぼ同じだったのだ。そのためある種の以心伝心的な心地よさを伴って最後まで駆け抜けたのである。

【内容】3000人を見てわかった!塾でも学校でもなく、「お母さん」にしかできないこと。今すぐできるヒント満載!御三家中学合格者続出!学習メソッド67。
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