Rhythm Technique Fightingspirits

藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

ルーキーリーグ2014 @富士宮

2014年05月18日 16時49分03秒 | 高校サッカー・クラブユース
富士宮にてルーキーリーグを観戦

静学1年 3-2 市船1年

得点
前半17分 (市)14山田のスルーパスに抜け出した8太田が決める
前半30分 (静)6島田のスルーパスを受けた33星野が決める
前半43分 (静)41洪のシュート
後半19分 (静)57白川からのパスを受けた23稲葉が決める
後半35分 (市)21山口からのパスを受けた8太田が決める

静学スタメン
      1山ノ井
26坂西 44嶋  46佐野 30福原
      56尾崎
   6島田   57白川
 41洪         23稲葉
      33星野
交代
前半27分 尾崎→43岡野(岡野がCB、嶋がDH)


市船スタメン
      1井岡
  20山本 7半田 4森田
    25金子 14山田
18池村          27増田
    32西羽 19原
       8太田
交代
確認せず


感想
試合は全体的に静学ペース。得点シーン以外にも市船ディフェンスを崩して作った決定機が複数回あった。
前半は序盤から静学ペース。攻撃はシュートで終われており「持たされている」のではなく「崩し切れていない」という状態が続いていたが、市船が切れ味鋭い縦の飛び出しからワンチャンスを決めて市船が先制。
静学はこれに動揺することなく前半終盤に決定機を決めて逆転。後半にも1点追加したが、終盤市船に1点返され市船の追い上げムードを作ってしまう。
最後は同点に追いつこうと猛攻を仕掛けてきた市船の攻撃を、静学守備陣がいなして静学が勝利した。
試合内容としては静学がらしさを出した試合であり、白熱した試合展開になった面白い試合だった。
静学1年生の変態ドリブラーをはじめ、静学らしいテクニックを活かした試合運びを見ることが出来た。また、「今年の1年生はデカいな」というのが印象として強かった。
市船は8太田の動きが良かった。1点目の裏への飛び出しは切れ味抜群だった。


東海大学サッカー選手権大会2014 2回戦 @藤枝総合

2014年05月17日 17時40分01秒 | 大学・中学・小学
今日の観戦については、御殿場のルーキーリーグも興味があったが、午前に別の用事が入っていたため近場の藤枝を選択。


藤枝総合にて東海学生サッカー選手権大会2回戦を観戦
この東海学生サッカー選手権大会の優勝・準優勝の2チームが毎年大阪で行われる夏の全国大会である総理大臣杯への出場権を得る。

静岡産業大 4ー1 名古屋学院大

得点
前半25分 (静)11斉藤のサイドチェンジを受けた5野田が決める
前半30分 (静)8小川のスルーパスを受けた18東がシュート、GKのはじいたこぼれ玉を5野田がつめる
前半32分 (名)4藤井のスルーパスを受けた12渡辺がクロス、24久保田がダイレクトシュート
前半40分 (静)13名和のクロスボールを5野田がヘディングシュート
後半20分 (静)8小川のスルーパスに抜け出した5野田が相手DFをかわしてシュート

静産大スタメン
      46樫田
  31竹田 7内田 4新村
    13名和 64河口
48中谷         18東
      8小川
    11斉藤 5野田
交代
後半24分 小川→9村重
後半24分より以下のとおりフォーメーションチェンジ
   46
 31 7 4
  13 64
11     18
  48 5
   9

後半39分 斉藤→15岡田


名院大スタメン
      30横井
5天野 16深谷 14青島 20宮地
      19酒井
   4藤井   21後藤
      24久保田
   13山岸  12渡辺
交代
後半0分 山岸→2後藤
後半21分 深谷→25小坂
後半35分 酒井→9三崎(藤井がDH、久保田が中盤左、後藤が中盤右、渡辺がトップ下、三崎がFW)


感想
試合は前半15分位までは互角の展開も、徐々に産業大が押しはじめ前半で3得点。後半にやや中だるみの時間帯があったが1点追加し産業大が危なげなく勝利した。
産業大はキャプテンマークを巻いた5野田が4得点の大活躍。高校時代からの特徴である鋭い飛び出しと、ポディショニングの良さで得点を重ねた。
産業大は守備面で、名院大の選手を前線でフリーにさせてしまっていたシーンが何度か見られた。失点にはつながらなかったが守備の甘さが目立っていた試合でもあった。
名院大は24久保田を中心に攻撃を仕掛け、得点シーン以外にも決定機を2度ほど作ったが、全体的には攻めきれなかったという印象が残った。


静学OBについて
野田(3年):高校の頃から変わらない飛び出しの良さを見る事が出来た。4得点の活躍。まだもう1点は取れた。
名和(2年):中盤の底で配球役を担っていた。後半に決定的なシュートを2度放つが決めることが出来ず。後半は動きが重かった。
村重(4年):短い時間の中で迫力あるドリブルシュート1回。見せ場は作った。
渡辺(2年):ベンチ入りするも試合には出場せず。怪我か?温存か?

久保田(4年):名院大の攻撃の核。今日の試合で最も静学らしい技術を見せて観客を魅了した選手。高校の頃はボールを浮かせて相手を抜こうとしたプレーが印象的だったが、今日はあまりボールを浮かせるシーンは見られなかった(笑)今日の試合は、久保田が見ていて一番面白い選手だった。

静岡県W杯代表選手

2014年05月14日 21時02分53秒 | その他
98年:10人
02年:7人
06年:3人
10年:4人
14年:2人

W杯の日本代表メンバーの静岡県出身選手の人数の変遷。
※静岡県出身者または、静岡県の高校サッカー部に所属していた選手の人数

見てわかるとおり、98年の時は全体の半数近くが静岡県出身者だったのだが、今回のW杯メンバーは過去最低の2人という事になった。
この数字を見てよく聞くのが「静岡県のレベルが下がった」という声。
だが、私は全くそのようには思わない。


23人中10人が静岡県関係者という日本代表メンバーは「静岡県がスゴイ」というより、「日本全体にサッカーが浸透しおらず、マイナースポーツから抜け出せていない」という事実を如実に物語っている数字といった方が良い。

今回のブラジルW杯日本代表メンバー23人の出身地を見てみると複数人代表選手を輩出した都道府県は5府県。
内訳は、静岡県・大分県・鹿児島県・兵庫県・大阪府で人数はいずれも2人。3人以上の代表選手を輩出した都道府県は1つも無かった。
※出身校ではなく出身地。例えば本田は石川県ではなく大阪府。

これは日本全国のサッカーの裾野が広がりレベルが高くなったことを意味している。
日本のサッカーレベルの地域差が無くなっている事を示すデータといっても良い。
そんな中で静岡県は、まだ複数人の代表選手を輩出する日本トップレベルの都道府県であり続けているという事も同時に実証している。
この10年から15年の間で日本全国のサッカーレベルが上がったことは間違いないが、静岡県のレベルも上がっているという事も間違いない。

2014W杯代表メンバーについて

2014年05月12日 20時31分54秒 | A代表
ザックの代表メンバー発表会見で最も注目すべき発言
・リアクションサッカーで無く自分たちのサッカーをやる。
・ボランチをもう一人増やそうか悩んだ。しかしそうするとFWかDFを1枚削らないといけなくなる。
・主導権を握るサッカーをするために攻撃的な選手を増やすことを選んだ。
つまり、前回大会のようなガチガチに守るサッカーはやらないよという事。
日本のスタイルを出して世界で勝つことを目的とした大会という事になる。
最後まで悩んだボランチの1人というのは、細貝の事だろう。おそらくサッカー協会内部で守備固め要員としての細貝を必要とする声や、前回大会のように守備的に戦う事を先述の1つの選択として良しとする声はあったのだと思う。
しかしザックはそれを前提とした選手選考は行わず、あくまでアジア予選と同様の戦い方で本大会に臨むことを、この選手選考で示したと言って良いと思う。


大久保選出について
これまであまり選出されなかったが、個人的にはアリだと思う。
前線の4つのポディション全てで起用可能で、実績十分の高い経験値と最近の好調ぶりがその理由。
特に近年の大久保を見ていると、ポストプレーが非常にうまくなった。大久保のポストプレーは現在のJリーグで間違いなくトップレベルだと思う。
ポストプレーのうまい選手が少ない日本代表にとって、中盤の選手に確実にボールを落とす事が出来る大久保のポストプレーの能力は非常に魅力的。
※柿谷はポストプレーが出来ない、大迫は中盤の選手にボールを落とすよりも振り向くスピードが魅力の選手、豊田はハイボールを当てる選手で中盤を活かすポストプレーヤーとはちょっと違う、工藤はユース時代はポストプレーが非常にうまい選手だったが現在はプレースタイルが変わってしまった。

用語解説「ポストプレー」
FWが中盤からの縦パスを受けた時、ボールを失わず中盤の選手にリターンパスを返す事。一度FWにボールを当てる事で相手DFが下がるため、リターンパスを受けた中盤の選手がフリーで前を向いてボールを持つことが出来る。FWが前線でつぶれて中盤の選手を活かすプレーともいえる。背の高い選手がポストプレーヤーに向いているという印象が強いが、それは体のデカい選手の方が前線で体を張れることが多い為。いくら体がデカくても前線でボールを受けた時に相手のプレスにボールを失ってしまう選手はポストプレーヤーとしては向いていない。レベルの高いポストプレーヤーは、相手の激しいプレスにも動じずボールを前線でボールを納めて(キープして)中盤にリターンパスを返し、パスを出すと同時に中盤と連動し次の動きだしを効果的に行える選手。最近の大久保は川崎Fでそれが出来ている。


【おまけ】W杯日本代表のジンクス
背番号1の選手は試合に出られない。
過去のW杯本大会でスタメン出場したのは、いずれも背番号が1ではない選手。
今回の背番号1が誰なのか気になる。




プレミアイースト2014 @時之栖

2014年05月11日 16時57分28秒 | 高校サッカー・クラブユース
時之栖にてプレミアイーストを観戦

JFAアカデミー 1-1 東京VY

得点
後半34分 (J)縦パスを受けた10草野が振り向きざまミドルループシュート
後半45分 (東)11田代がドリブルでサイドからカットインから縦に抜け出た14井上へパス、GKと1対1になった14井上が決める

JFAスタメン
      1似鳥
5堀  3宇野 7金城 11高森
    8瀬川 39飛鷹
 18谷口       29延
    10草野 9加賀山
交代
後半0分 延→27清水
後半24分 瀬川→25下口
後半27分 清水→2浜田
後半32分 堀→36服部(服部がDH、下口が右SB)


東京VYスタメン
      21児玉
8安在 27深澤 22品田 2渡辺太
    5三竿 14井上
 11田代       10中野
    15神谷 9室町
交代
後半9分 神谷→17富樫(富樫が2列目左、中野がFW)
後半19分 室町→32渡辺皓
後半41分 渡辺太→20東山


感想
ここまで勝点1で最下位のJFAアカデミーと中位グループ争いをしている東京VYの対戦。
前半は互いにシュート数の少ない拮抗した試合展開も、後半になるとギアを上げた東京VYが試合のペースを握り攻め込む時間が増えた。
後半東京VYが攻め込むも、JFAアカデミーの集中した守備をなかなか崩すことが出来ず、また崩して決定機を作ってもGK1似鳥がファインセーブを連発し東京VYは得点を奪うことが出来ない時間が続いた。
そんな中、10草野が見事なミドルループシュートを決めてJFAアカデミーが先制。JFAアカデミーはワンチャンスを見事にものにした。その後はJFAアカデミーがGK1似鳥を中心に守りきり今季プレミア初勝利と思われたがラストワンプレーで東京VYに同点弾を許し引き分けに終わった。
試合内容は東京VYがらしさを見せた試合でJFAアカデミーが集中した守りを見せていたが、JFAアカデミーは最後の最後にその集中が切れてしまった。集中が切れた原因は、失点シーンの直前に相手のセットプレーのボールがそのままゴールラインを割りゴールキックになったところで、GKとDFが接触し(時間稼ぎで)一旦ゲームを停めてしまったところ。
勝っているチームが後半ロスタイムに時間稼ぎをするシーンは良く見るが、接触等により倒れてプレーを一旦切った場合、時間稼ぎは出来るがその代わりに選手の集中が切れてしまう事がある。選手がそれを意識してしっかり声を出して締め直せれば良かったがそれが出来なかった。

JFAアカデミーは昨年レギュラーで出ていた選手が1似鳥と10草野のみ。本来DHの7金城をCBで起用しているあたりに台所事情の厳しさを感じた。後半にワンチャンスを決めた10草野の技術は見事。またこの試合のMOMは1似鳥、ファインセーブをファインセーブに見せない安定したプレーはさすがで、この世代トップレベルのGKだと感じた。
東京VYは後半17富樫を2列目に入れて10中野をFW起用するなど、あの手この手でやり方を変えたが結局後半ロスタイムに同点に追いつくのがやっとだった。ベンチにジョーカー役の選手がいなかった。

総体東部地区大会敗者復活戦 @富士市立G

2014年05月10日 15時27分59秒 | 高校サッカー・クラブユース
富士市立Gにて総体東部地区予選を観戦
観客がそれなりに多く、学校駐車場は満車。車で来場した観客が駐車に苦慮していた。

暁秀 2-1 伊豆総合

得点
前半12分 (暁)5工藤のクロスを2尾崎が頭で合わせる
後半3分 (伊)9峰添がドリブルで2人抜きシュート、GKのはじいたこぼれ球を16小林がつめる
延長後半10分 (暁)GKのキックミスを拾った22露木?が無人のゴールにシュート

暁秀スタメン
      1津留
3中口 4白砂 6日吉 5工藤
    12鈴木道11古畑
 2尾崎  10鈴木大 7山田
      19渡邉
交代
後半8分 古畑→8横山
後半8分 鈴木道→15三宅
後半15分 渡邉→22露木
後半30分 中口→14北場(北場が2列目右、尾崎が右SB)
延長前半9分 鈴木大→18遠藤
延長後半4分 山田→20林(林がSB、白砂が2列目左)


伊豆総合スタメン
      1今野
13鶴田周7黒木 4鶴田弘5永岡
    8勝村 12杉山
 2高橋  10栗原  9峰添
      16小林
交代
後半24分 勝村→11木内
後半28分 杉山→6田中
延長後半0分 栗原→19藤池
延長後半8分 鶴田弘→22吉田


感想
総体県大会出場権をかけた試合。負ければ総体東部地区大会敗退が決定する大一番。
試合は白熱した好ゲームになった。前半は伊豆総合が圧倒的にボールを支配。何度か崩し決定機も作ったが決めきれず、逆に暁秀がワンチャンスをものにして先制した。
後半に入ると伊豆総合が早い時間で同点に追いつくが、その後は伊豆総合の運動量が落ち暁秀ペースとなった。互いに決定機を作るも決めきれず1-1のまま延長戦でも決着がつかず、誰もがPK戦だと思ったラストワンプレー。それまで安定したプレーを見せていた伊豆総合GK今野が何でもない場面でまさかのキックミス。このこぼれ球を拾った暁秀FW22 露木?が無人のゴールにボールを流し込み暁秀が勝ち越し。このゴールが決まった直後に審判の試合終了のホイッスル。まさにサッカーは最後まで何があるかわからないという試合だった。
互いに死力を尽くした激闘となった試合。暁秀の選手層の厚さが後半以降の暁秀ペースとなった試合展開に有利に働いていたと思う。
暁秀は右サイドの2尾崎のプレーが目立っていた。SBでも起用可能だが、2列目で起用したくなるポテンシャルの高さを見せた。また左サイドの5工藤と7山田の仕掛けも良かった。
伊豆総合は9峰添のドリブルが目立っていた。同点弾を演出した時の2人抜きドリブルの他にも何度も決定的な場面を生み出すドリブルを見せていた。
父兄の声援、負けて泣き崩れる選手、駐車場対応で走り回る会場運営担当の生徒など「インターハイだなぁ」と感じた試合だった。


暁秀が崖っぷち

2014年05月09日 22時13分16秒 | 高校サッカー・クラブユース
今週末に東部・中部・西部でそれぞれ総体地区予選の順位決定戦が行われる。
そんな中、東部地区予選では暁秀が崖っぷち。トーナメント初戦で負けたため、敗者復活戦の明日の試合に負けたら東部地区予選敗退という事になる。
東部地区予選、トーナメント1回戦をシードされていた暁秀は、2回戦で韮山と対戦し1-2で敗戦。
敗者復活戦1回戦は富士市立に1-0で勝利し、明日伊豆総合と県大会出場切符をかけた大一番という事になる。

今年の暁秀は県Aリーグで1試合見たが、繋ぐサッカーをやっていて、過去の暁秀のキック&ラッシュの面影は無かった。
暁秀が蹴らなくなって、もうかれこれ4年くらい経つと思う。暁秀が新人戦で優勝した年が暁秀が繋ぐサッカーに変わった最初の年だった。
そこから、暁秀らしさが無くなってしまった。
「バルセロナのようなサッカーがやりたい」という風潮の中で、あのキック&ラッシュはにマスコミの影響をもろに受ける子供には敬遠されるかもしれない。
それでもブレてほしくなかった。

関東大学サッカー1部2014 第7節 @西が丘 他

2014年05月06日 18時51分39秒 | 大学・中学・小学
西が丘にて関東大学サッカー1部を観戦

明治 1ー0 東京国際

得点
後半25分 7差波のCKを11藤本が頭ですらし16水町がシュート

明治スタメン
      1三浦
2室屋 3山越 5松藤 6高橋
    16水町 7差波
 27瀬川       8石原
    11藤本 9矢島
交代
後半17分 矢島→32木戸
後半23分 石原→31土居
後半31分 水町→17小谷


東京国際スタメン
      21今野
3新地 5鈴木 15舛田 29新間
    10若井 8上船
 22菅原       7児玉
    9福島 4加藤
交代
後半5分 加藤→32進
後半29分 小玉→33田中
後半37分 菅原→16森

感想
明治がセットプレーからの得点で1ー0で勝利した。
試合は明治が終始ボールを支配。明治が常に試合をコントロールしたが、東京国際の守備陣もしっかり対応し明治に全く決定機を作らせなかった。明治は後半32木戸(東福岡)や31土居(浜松開誠館)といった1年生を投入し攻撃に変化を付けていた。
終始ボールを支配しながらも攻めあぐねた明治だったが、セットプレーから虎の子の1点を奪い取った。
明治は青森山田の7差波が中盤の底でゲームをコントロール。同じ青森山田の2室屋の後半になっても落ちない運動量を活かしたオーバーラップを見せていた。また、左SBの6高橋(国見)の活躍も目立った、前半は6高橋の攻撃参加が一番得点の臭いがしていた。
東京国際は10若井がゲームメークするも、明治にボールを支配される時間が長く前線にボールをつなぐことが出来なかった。また4加藤が後半開始早々に怪我でベンチに下がったのも痛かった。

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早稲田 2ー0 慶応

得点
後半19分 7近藤貴の右クロスを受けた15上形が振り向きざまシュート
後半41分 6近藤洋のCKを3田中?が頭ですらせて15上形がヘディングシュート


早稲田スタメン
      1松澤
22新井 2奥山 3田中 20平澤
    23園田 6近藤洋
 7近藤貴      14堀田
    11山内 15上形
交代
後半15分 山内→9宮本
後半45分 上形→17市村


慶応スタメン
      1峯
3溝渕 6望月 5並木 4保田
    29浅間 18山内
 8山浦       11増田
    26加瀬澤27山本
交代
後半21分 山内→25小坂
後半27分 浅間→9平戸
後半38分 山浦→13小林

感想
早稲田が終始押し気味に試合を進め、後半に2点奪い勝利した。
早稲田は6近藤洋が攻撃のタクトを振るい攻撃を組み立て、7近藤貴や14堀田がサイドから仕掛ける得意の展開が多く見られた。
慶応は劣勢に立たされながらも、8山浦3溝渕の右サイドからの仕掛けや2トップに素早くボールを当てる縦に早い攻撃で反撃を試みたが決定機はほとんど作れなかった。
早慶戦ということもあってか、観客は500人位はいたと思う。両チームとも応援団の数も多く早稲田はブラスバンドも来ていた。応援はイケイケの早稲田と上品な慶応という感じ。

静学OBについて
望月:チームが劣勢に立たされる中、必死に対応していた。前半7分には相手決定機をゴールの中で壁になりボールを蹴り出すクリアを見せた。1失点目はクロスを上げられる前のシーンで前に釣り出され少し前の位置にいたため、クロスを上げられた時の対応は出来なかった。後半負けている時間帯でチームが前掛かりになり、カウンターの対応でカバーに走り回る望月を見て、少し懐かしい気持ちになった。

その他OBはベンチ外

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巣鴨に移動しプレミアイーストをはしご観戦

三菱養和 3ー3 流経柏 ※後半30分まで観戦

得点
前半1分 (三)14瀬古のCKを10下田がヘディングシュート
後半4分 (流)10相澤のFK直接
後半18分 (三)10下田がエリア内でPKゲット、10下田がPK決める
後半26分 (流)30福井のミドルシュート
後半38分 (三)9ディサロ(詳細未確認)
後半45分 (流)26浜野(詳細未確認)

三菱養和スタメン
      18畚野
  4関根 25清野 5池田
7相馬 20多田 14瀬古 16鯨井
    27平山 10下田
      9ディサノ
交代
後半30分 平山→11高橋


流経柏スタメン
      17鳥海
13濱野 26浜野 2小川 11久保
    8伴  10相澤
 16渋谷  24松本  15新垣
      21高橋
交代
前半21分 高橋→30福井
前半21分 伴と松本がポディションチェンジ
後半0分 濱野→23黒沢
後半11分 伴→9高澤

感想
後半30分までしか見られなかったが、最後まで見たいと思う白熱した好ゲームだった。
前半は開始早々に養和がセットプレーで先制。その後は互いに中盤でのプレスが激しくシュートの少ない緊迫した試合内容。後半にはいると互いに縦に早くつなぎ、ゴール前での展開が増え決定機も増えた。
養和は7相馬と16鯨井の両サイドの攻撃がスピードがあり強力だった。また5池田の高さと強さが目を引いた。
流経柏は、10相澤を中心に中盤の底から精度の高い早いパス回しで攻撃を組み立てていた。
個人的には、養和がのCBの強さとサイドの速さという特徴がハッキリしていて見ていて面白かった。


プリンスリーグ東海2014 第5節@清水総合

2014年05月03日 16時03分45秒 | 高校サッカー・クラブユース
清水総合にてプリンス東海を観戦

静学 4ー4 桜が丘

得点
前半3分 (静)6小寺のスルーパスを受けた15木戸のシュート
前半6分 (静)12荒井のパスを受けた11名古のシュート、GKのはじいたこぼれ玉を15木戸がつめる
前半11分 (桜)10信末の振り向きざまシュート
前半20分 (桜)8大石のクロスを10信末がシュート
前半30分 (桜)8大石からパスを受けた7篠崎がシュート、GKはじいたこぼれ玉を9出口がつめる
前半44分 (静)10旗手から12荒井、11名古とつなぎ、11名古のドリブルシュート
後半15分 (静)8本藤からのパスを受けた22中澤のドリブルシュート
後半45分 (桜)縦パスに抜けだした15山田?のシュート


静学スタメン
      1大杉
2越前谷3石渡 13加佐 12荒井
    8本藤 6小寺
 22中澤  7大坪  11名古
      15木戸
交代
前半40分 大坪→10旗手
後半28分 木戸→9加納
後半42分 荒井→24稲葉


桜が丘スタメン
      1遠藤
3深澤 5越水 4石井 12杉本
    6鈴掛 8大石
 11金山       9出口
    7篠崎 10信末
交代
前半36分 篠崎→15山田


感想
互いにらしさを出した好ゲームだったと思う。
前半は静学が早い時間に2得点をあげたが、その後は桜が丘のプレスからのカウンターに3失点。
後半は桜が丘の足が止まり終始静学ペース。静学が後半15分に勝ち越し点を奪い、その後もペースを握り続けていたが、最後に息を吹き返した桜が丘が「魂の縦パス」から同点弾をあげてドロー決着となった。
静学の前半の連続失点については、チームが間延びし過ぎていた。間延びすることで選手間の距離が離れてしまいカバーリングやフォローがしっかりできず、カウンターを受けた時に数的同数になるシーンが多くなっていた。
例えば後半7分に13加佐がパスの出しどころが無くドリブルで持ち上がるも、ボールを奪われカウンターを受けたシーン。問題は13加佐がボールを奪われた事ではなく、加佐がドリブルで持ち上がった時にカバーリングを行っていた選手がいなかったという事。低い位置からボールをつないで攻撃を作るのが静学のスタイル。理想は自陣では全くボールを失わないことだが、絶対にボールロストしないのは不可能。ボールロストした時にすぐにカバーできる選手間の距離であったり、カバーリングの動き出しであったり、リスク管理の声の掛け合いが出来ていなかった事による前半の3失点だった。
今日の前半の3失点は、桜が丘が静学の課題を明確に示してくれたものだったと思っている。桜が丘レベルのカウンターだからこそ、静学守備については、ごまかしが効かなく課題が鮮明に浮き彫りになった。まだ先は長いことを考えれば、今の時期に守備面での課題が鮮明になり、チーム内で意識の共有が出来たことは良かった。
後半15分に勝ち越し点を奪ってから終了直前までの試合運びは非常に良かったと思う。程よい緊張感を維持して試合をコントロールし続けていた。出来れば追加点を奪うことが出来ていられればもっと楽な試合展開になったと思うが、(最後に決壊してしまったが)あのピリッと緊張した状況でゲームを30分間コントロールし続けた経験は、今後につながると思う。
桜が丘は昨年からのレギュラーが多く、さすがに能力の高いチームだった。9出口は持ち前のクロスの精度だけでなく、FKのキャノン砲で会場を沸かしていた。後半静学に支配されてからは全く良いところなしの状態だったのに、最後の最後の息の吹き返し方は見事だった。
テクニックとショートパスの静学と縦パスカウンターの清商らしさが本当に良く出ていた試合だった。