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藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

プレミアイースト2014 @時之栖

2014年05月11日 16時57分28秒 | 高校サッカー・クラブユース
時之栖にてプレミアイーストを観戦

JFAアカデミー 1-1 東京VY

得点
後半34分 (J)縦パスを受けた10草野が振り向きざまミドルループシュート
後半45分 (東)11田代がドリブルでサイドからカットインから縦に抜け出た14井上へパス、GKと1対1になった14井上が決める

JFAスタメン
      1似鳥
5堀  3宇野 7金城 11高森
    8瀬川 39飛鷹
 18谷口       29延
    10草野 9加賀山
交代
後半0分 延→27清水
後半24分 瀬川→25下口
後半27分 清水→2浜田
後半32分 堀→36服部(服部がDH、下口が右SB)


東京VYスタメン
      21児玉
8安在 27深澤 22品田 2渡辺太
    5三竿 14井上
 11田代       10中野
    15神谷 9室町
交代
後半9分 神谷→17富樫(富樫が2列目左、中野がFW)
後半19分 室町→32渡辺皓
後半41分 渡辺太→20東山


感想
ここまで勝点1で最下位のJFAアカデミーと中位グループ争いをしている東京VYの対戦。
前半は互いにシュート数の少ない拮抗した試合展開も、後半になるとギアを上げた東京VYが試合のペースを握り攻め込む時間が増えた。
後半東京VYが攻め込むも、JFAアカデミーの集中した守備をなかなか崩すことが出来ず、また崩して決定機を作ってもGK1似鳥がファインセーブを連発し東京VYは得点を奪うことが出来ない時間が続いた。
そんな中、10草野が見事なミドルループシュートを決めてJFAアカデミーが先制。JFAアカデミーはワンチャンスを見事にものにした。その後はJFAアカデミーがGK1似鳥を中心に守りきり今季プレミア初勝利と思われたがラストワンプレーで東京VYに同点弾を許し引き分けに終わった。
試合内容は東京VYがらしさを見せた試合でJFAアカデミーが集中した守りを見せていたが、JFAアカデミーは最後の最後にその集中が切れてしまった。集中が切れた原因は、失点シーンの直前に相手のセットプレーのボールがそのままゴールラインを割りゴールキックになったところで、GKとDFが接触し(時間稼ぎで)一旦ゲームを停めてしまったところ。
勝っているチームが後半ロスタイムに時間稼ぎをするシーンは良く見るが、接触等により倒れてプレーを一旦切った場合、時間稼ぎは出来るがその代わりに選手の集中が切れてしまう事がある。選手がそれを意識してしっかり声を出して締め直せれば良かったがそれが出来なかった。

JFAアカデミーは昨年レギュラーで出ていた選手が1似鳥と10草野のみ。本来DHの7金城をCBで起用しているあたりに台所事情の厳しさを感じた。後半にワンチャンスを決めた10草野の技術は見事。またこの試合のMOMは1似鳥、ファインセーブをファインセーブに見せない安定したプレーはさすがで、この世代トップレベルのGKだと感じた。
東京VYは後半17富樫を2列目に入れて10中野をFW起用するなど、あの手この手でやり方を変えたが結局後半ロスタイムに同点に追いつくのがやっとだった。ベンチにジョーカー役の選手がいなかった。