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藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

2014W杯代表メンバーについて

2014年05月12日 20時31分54秒 | A代表
ザックの代表メンバー発表会見で最も注目すべき発言
・リアクションサッカーで無く自分たちのサッカーをやる。
・ボランチをもう一人増やそうか悩んだ。しかしそうするとFWかDFを1枚削らないといけなくなる。
・主導権を握るサッカーをするために攻撃的な選手を増やすことを選んだ。
つまり、前回大会のようなガチガチに守るサッカーはやらないよという事。
日本のスタイルを出して世界で勝つことを目的とした大会という事になる。
最後まで悩んだボランチの1人というのは、細貝の事だろう。おそらくサッカー協会内部で守備固め要員としての細貝を必要とする声や、前回大会のように守備的に戦う事を先述の1つの選択として良しとする声はあったのだと思う。
しかしザックはそれを前提とした選手選考は行わず、あくまでアジア予選と同様の戦い方で本大会に臨むことを、この選手選考で示したと言って良いと思う。


大久保選出について
これまであまり選出されなかったが、個人的にはアリだと思う。
前線の4つのポディション全てで起用可能で、実績十分の高い経験値と最近の好調ぶりがその理由。
特に近年の大久保を見ていると、ポストプレーが非常にうまくなった。大久保のポストプレーは現在のJリーグで間違いなくトップレベルだと思う。
ポストプレーのうまい選手が少ない日本代表にとって、中盤の選手に確実にボールを落とす事が出来る大久保のポストプレーの能力は非常に魅力的。
※柿谷はポストプレーが出来ない、大迫は中盤の選手にボールを落とすよりも振り向くスピードが魅力の選手、豊田はハイボールを当てる選手で中盤を活かすポストプレーヤーとはちょっと違う、工藤はユース時代はポストプレーが非常にうまい選手だったが現在はプレースタイルが変わってしまった。

用語解説「ポストプレー」
FWが中盤からの縦パスを受けた時、ボールを失わず中盤の選手にリターンパスを返す事。一度FWにボールを当てる事で相手DFが下がるため、リターンパスを受けた中盤の選手がフリーで前を向いてボールを持つことが出来る。FWが前線でつぶれて中盤の選手を活かすプレーともいえる。背の高い選手がポストプレーヤーに向いているという印象が強いが、それは体のデカい選手の方が前線で体を張れることが多い為。いくら体がデカくても前線でボールを受けた時に相手のプレスにボールを失ってしまう選手はポストプレーヤーとしては向いていない。レベルの高いポストプレーヤーは、相手の激しいプレスにも動じずボールを前線でボールを納めて(キープして)中盤にリターンパスを返し、パスを出すと同時に中盤と連動し次の動きだしを効果的に行える選手。最近の大久保は川崎Fでそれが出来ている。


【おまけ】W杯日本代表のジンクス
背番号1の選手は試合に出られない。
過去のW杯本大会でスタメン出場したのは、いずれも背番号が1ではない選手。
今回の背番号1が誰なのか気になる。




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