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藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

杉本健勇

2017年08月24日 21時46分55秒 | その他
C大阪のFW杉本がA代表初選出された。

杉本というと、C大阪がじっくり大切に育ててきた選手という印象が強い。
参考までに、杉本がC大阪Yの高校2年生の時に参加したU-17W杯直前に、このブログで当時のプラチナ世代選手を紹介した事がある(2009年10月23日書き込み)ので、その当時の杉本のに関する記載部分を紹介。

杉本(C大阪Y) :未完の大器。私はそのように思っている。良い意味で宮吉とは対照的な選手。大柄なわりに足元の技術もしっかりしており他の一般的な選手に比べたら完成度は高いが、この選手の持っているポテンシャルから考えるとまだまだ荒削り。この選手がもし今後順調に成長したら世界のトップで戦えると思う。今はまだ小さくまとまってほしくない。そういう意味で現在のC大阪の(様々なポディションを経験させる)育成法には賛成。

杉本は、宇佐美、宮市、宮吉等いわゆるプラチナ世代の一員だったが、他の選手達に比べて圧倒的に完成度が低い選手だった。
持っているポテンシャルは間違いなくピカイチ。でも簡単なミスをよくする選手。「未完の大器」とか「粗削り」という言葉が良く似合う選手だった。
C大阪はこの杉本に対して、小さくまとめるような指導はせず、時間をかけて素材を伸ばす育成をしていた。
杉本が高校1年生の時はFW、2年生の時はCB、3年生の時はワイドで起用。FWで起用し続ければもっと早くからA代表にも注目される選手に育っていたと思うが、あえて遠回りさせて様々なポディションを勉強させることで、未完の大器をより大きくさせる指導をしていた。
そんな杉本も昨年くらいから、そのポテンシャルを実戦で発揮し始め結果を残すようになってきていた。
時間をかけて伸びしろを作ってきただけに、まだまだ今後伸びる選手と言って良いと思う。


ただ、気になるのが初召集が今回のタイミングだったと言うこと。
つまり最終予選大詰めというタイミング。
初召集には非常に難しいタイミングと言わざるを得ない。
最近では、最終予選の初戦で大島を代表初出場初スタメンで起用して敗戦スタートとなった試合が記憶に新しい。
ハリル監督は、初召集の経験不足は気にしないで大胆采配もありうる様子。
今まで時間をかけてじっくり成長してきた杉本が、その期待に応えられるのかが疑問。
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