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なぜメモを取るのか?

2019年01月08日 19時49分16秒 | サッカー観戦方法
なぜメモを取るのか?

自分はサッカーの試合を見る時にメモを取りながら試合観戦をするが、なぜメモを取るのか?その理由を記す。
たぶん勘違いされているので最初にハッキリ書いておくと、メモを取る一番の理由はブログを書くためではない。
一番の理由は「メモを取らないと試合の内容が頭の中に入ってこないから」
もう少しわかりやすく表現すると、試合観戦でメモを取るのは、学校の授業でノートを取る理由と全く同じ。
授業でノートを取る理由は、その場で聞いただけでは覚えられないから。授業の内容をノートにまとめて記して、後で復習して知識を頭の中に植え付けるために皆ノートを取る。
極端な事を言うと、聞いた瞬間にすべて頭の中に記憶できる人ならノートを取る必要は無いと思う。
サッカーの試合もそれと同じで、ピッチ上の状態を一度手元のノートにまとめてメモして、それを頭の中に入れる作業を行っている。ピッチ上が学校の黒板で、それをノートに取っていると言えばわかりやすいかもしれない。
つまり、ノート(メモ)とは、授業の内容を頭の中に入れる為の中継地点と考えるべきで、サッカーにおいても、自分はメモを取る事によって、試合の内容を効率的に頭の中に入れる作業を行っている。

サッカーの試合において自分が頭の中に入れているのは、ピッチ上22人の選手の配置、名前、背番号で、試合が始まったら、まずその確認を行う。それを確認しない事には試合の内容が頭の中に入ってこない。
因みに、この作業は試合開始から5分程度で終わらせるようにしている。だからいつも自分は試合開始から最初の5分間はほとんどボールを見ていない。
これもたぶん勘違いされていると思うが、自分のサッカー観戦メモに書かれてあるのは選手の配置、名前、背番号だけで、それ以外の選手個々の特徴などの情報を書く事はほとんど無い。そういう特徴などをメモに書き加えても良いんだけれど、メモを取る一番の目的は選手の配置などを頭の中に入れる為のツールで、大切なのは頭の中で選手配置データを早く作り、少しでも長い時間ピッチ上を確認して、その頭の中のデータを更新していく事に集中している。

時々感じる事だけれど、自分が見ているサッカーと、一般の人が見ているサッカーは、見ているスポーツが違うくらい違うんだろうなと思う。
自分は、ピッチ上の22人の配置が頭の中に入っていない状態だと、正直言って何も見えない。
ピッチ上の22人の配置を頭の中に入れた状態になって初めて、それぞれの選手がどういう状況でどこにポディションを取っているのか?とか、動き出しの一歩目がどのタイミングでどの方向なのか?など、各選手のポテンシャル等を測る重要な判断材料を確認できるようになる。
それらの情報をベースにすることで、さらにどのタイミングで誰が誰に声をかけたか?誰がどのタイミングでどこを見たか?など様々な情報を付加することが出来るようになる。
サッカーはルールが単純な自由なスポーツだけにピッチ上に出てくる情報量は非常に多い。
自論だが、サッカーは公式戦のピッチ上に全ての情報が出てくる。それをどれだけ拾うことが出来るかは、見る側の力量で大きく変わる。
そのピッチ上に大量に出てくる情報を拾い上げる為の基本として、ピッチ上22人の配置と名前を頭の中に入れておくことは必須で、その情報を頭の中に入れる為に、頭に情報を入れる為の中継地点であるメモはサッカー観戦において欠かすことが出来ないアイテムという事になる。

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