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藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

サッカー観戦 得点シーンの注目点

2019年02月27日 21時27分05秒 | サッカー観戦方法
サッカーの得点シーンは後半に多い。
サッカーはあらゆる球技の中で最も得点の決まりにくいスポーツ。(だからもっとも大番狂わせが起りやすいスポーツとも言える)
ある程度能力のあるチームがしっかりした守備組織を作って守りに徹したら、ちょっとくらいのチーム力の差は関係なくなり、なかなか点が決まらなくなる。
そういう状況で得点が決まるシーンは、運動量や集中力が切れる後半が多くなる。


得点シーンで最も注目すべきは、得点の決まる2つ前のプレー。
サッカーで流れの中から得点が生まれているシーンは、大抵シュートシーンの2つ前に何かい起こっている事が多い。
シュートシーンの1つ前はアシストのプレー。2つ前というのはアシストのプレーを生み出したプレー。
具体的には、バイタルエリアからの得点に直結する鋭い縦パスとか、縦に仕掛けるドリブルで相手DFを1人はがしたプレーなど、「相手守備組織の壁にヒビを入れたプレー」が得点の2つ前のプレー。
TVでサッカーを見ていると、得点シーンのリプレーはシュートシーンばかり。守備組織にヒビを入れた2つ前のプレーに注目が集まることは非常に少ないが、最も注目すべき重要なところは2つ前のプレーが鍵になっている事が多い。
サッカー観戦で得点シーンを記録する時は、その2つ前のプレーに何が起こっていたのかをしっかり理解することが重要。
得点の2つ前のプレーを確認するのに効率的な方法は、サッカー観戦中常にボールを持っている選手の背番号を頭の中でつぶやくこと。そうすることで得点が決まったシーンの流れを頭の中で逆再生しやすくなる。
「動画撮影して後で映像を見ればいい」というごもっともな指摘もあると思うが、機械に頼るとその時点でサッカー観戦の目は育たない。それにサッカーの試合で最も重要なシーンは得点シーンではなく、あまり目立たず気にされないちょっとしたプレーという事が多い。それは普段の観戦の中で見つけ出してその時間を記録しておき、後で動画で確認することが最も効率的で、最初から「後で動画で確認できるからいいや」というやり方だと、逆に後で途方もない労力と時間が必要になるのでおススメしない。


また得点シーンについては、「攻めている側がどうやってボールをつないで崩して得点を奪ったか」ということにとかく注目が集まるが、見方を変えると「得点シーンが生まれる場面というのは、必ずDFの足が動いている時」とも言える。つまりDFが正しい守備ポディションを取れず慌ててポディションを修正しようとしている場面で得点は生まれる。
当たり前のことを難しく言っているようだが、要するに得点を決める為には、「どうやってボールを動かしたらよいか」ではなく「どうやって相手DFの足を動かしたら良いか」を考えた方が効率的だと言える。
その考えを応用して、DFの足が動きそうな場面に注目することで得点が生まれそうなシーンで観戦の集中力を高めることが出来る。

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