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藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

プリンスリーグ東海2014 第8節@清水総合

2014年07月13日 17時26分19秒 | 高校サッカー・クラブユース
清水総合にてプリンス東海を観戦

静学 0ー0 藤枝東

得点

得点には至らなかった決定機
前半37分 (静)10名古がドリブルで2人抜きシュート放つも枠外
前半41分 (静)15辻の展開から6中澤のシュートも枠外
後半23分 (静)6中澤がサイドえぐりクロス、11木戸がシュート放つもGK1長澤がファインセーブ
後半43分 (藤)セットプレー(サインプレー)から7小谷がGK1対1シュート放つもGK25山ノ井がファインセーブ


静学スタメン
      1大杉
  3光澤 4石渡 21石井
    5加佐 15辻
18加藤         6中澤
      10名古
    9加納 11木戸
交代
後半11分 加藤→8旗手
後半20分 大杉→25山ノ井 ※負傷交代
後半29分 加納→13小寺(小寺がトップ下、名古がFW)
後半34分 辻→20井上


藤枝東スタメン
      1長沢
15渡辺 2小野 8新村 3貴家
      6大場
   4栗原   5川本
      10藤原
   9山田   7小谷
交代
後半15分 藤原→11大石
後半20分 川本→12松田 ※負傷交代


感想
両チームとも決定機を決めきれずスコアレスドロー。
ボール支配率は、静学6:藤枝東4といった感じ。
静学は細かいパスミスが目立ち、流れを完全に自分たちのものに引き寄せることができなかった。
藤枝東は、なかなか攻め手がなく7小谷頼みといった感じ。
今日の静学は、右サイドに18加藤、ボランチに15辻を起用していた。藤枝東はCBの山口が引退したらしく8新村がCBに入っている。
静学は10名古が中盤でボールを落ち着けて攻撃を仕掛けるシーンが多かった。前半35分位から15辻が前を向いてボールが持てるようになり攻撃にリズムが生まれていた。
藤枝東は6大場が中盤の底で静学の攻撃の芽を刈り続けていた。攻撃面では5川本7小谷が目立っていた。
なお、後半20分に1大杉と5川本が正面衝突して共に頭を強打して立ち上がれず続行不可能で途中交代している。



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清水Y 0ー2 市船

得点
後半26分 クロスのこぼれ球を16古谷が頭で落とし、15矢村がシュート
後半42分 8小林のクロスを15矢村がシュート

得点には至らなかった決定機
前半19分 (市)14永藤のミドルシュート枠外
前半45分 (清)カウンター、11望月のパスを受けた25西澤がドリブルシュート放つもGK1志村がファインセーブ
後半2分 (清)7水谷がドリブルシュート放つもGK1志村がファインセーブ
後半10分 (清)11望月がドリブルシュート放つもGK1志村がファインセーブ
後半12分 (清)11望月のクロスを25西澤がシュート放つが枠外
後半23分 (市)8小林がシュート放つもGK1山川がセーブ


清水Yスタメン
      1山川
28梅村 15村松 3鈴木翔12田口
    14森主 6宮本
 25西澤  7水谷  11望月
      9大野
交代
前半11分 大野→22沼野(沼野が2列目左、西澤がFW)※負傷交代
後半28分 森主→24福井(福井がトップ下、水谷がDH)
後半33分 西澤→8柴田
後半39分 田口→5中村


市船スタメン
      1志村
  20喜岡 10藤井 27杉岡
29下村   13椎橋   8小林
    28高   16古屋
      14永藤
      9磯野
交代
後半21分 下村→15矢村
後半21分 磯野→6斉間
後半21分から以下のとおり選手配置を変更
   1
 20 10 27
14  13  6
  16 15
   8

後半45分 小林→37西羽
       

感想
ボール支配率は6:4で清水、シュート数も決定機の数も清水の方が多かったが、結果は2-0で市船が勝利。これぞ市船という市船らしい見事な試合だった。
前半は清水がボールを支配するも市船の強固なブロックを崩すことが出来ず拮抗した試合展開。ただ、清水のボール回しに市船が振り回されている格好だったため、「市船は後半は足が止まるかな?
」とかんじた前半だった。
後半に入ると予想通り市船の運動量が落ちプレスのかかりが悪くなった。それにより清水が猛攻を仕掛け立て続けに決定機を作り出したが市船GK1志村がファインセーブを連発。
清水の猛攻を耐え続けていた市船は、後半21分に選手を2人代え、それに伴い選手配置も大きく変更。後半26分に前掛かりになった清水の裏をうまくついて先制した。
完全に出鼻をくじかれた清水は、焦りから攻撃が噛み合わなくなりその後は決定機を作れず、最後は今日の試合頑張った市船へのご褒美のような追加点が決まり2-0で市船が勝利した。
改めて考えると、市船は後半に運動量が落ちたというよりは、後半はプレスをかける位置を下げていたと言った方が適切かもしれない。市船は後半の終盤になっても足が止まっている選手はいなかった。清水に後半立て続けに決定機を作られはしたが、結果的には市船のペース配分が見事だったという事になる。
市船は選手1人1人が良く鍛えられている上、チーム全体で闘うという意識が強い。チームが苦しい時、全員でしっかり我慢できる素晴らしいチーム。そしてGK志村に関しては、今年の高体連NO1GKの下馬評に違わない見事な連続ファインセーブを見せた。
清水は、開始早々の9大野の負傷交代が痛かった。ここまで前線で安定したポストプレーで前線の楔となり、中盤の選手の個性を引き出していたFWが抜けたことでチームに与えた影響は小さくなかったと思う。それでも西澤・望月・水谷らが中心となって攻め込んだが、得点を奪うことは出来なかった。
前々節に三保グラウンドで敗れた流経柏戦同様に、ジョーカー役として流れを変える切り札的な選手が見当たらなかった。スタメンで出場している中盤の選手のポテンシャルについては、今年のユース年代のチームでトップレベルであることは間違いないが、選手層という部分に置いて、ここ数試合課題が出ている。