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藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

天皇杯2014 2回戦 @IAIスタジアム

2014年07月12日 21時21分39秒 | 大学・中学・小学
IAIスタジアムにて天皇杯2回戦を観戦
清水は中断明けの久しぶりの公式戦。
対するびわこ成蹊スポーツ大(以下びわこ大)は、関西大学リーグでここまで3位。立正大湘南と強いパイプがあるらしく、立正大湘南の中心選手が毎年びわこ大に進学する。近年グイグイ力をつけてきたチームで、大学サッカー界の中でかなり上の方に位置しているチームと言って良い。
因みに、びわこ大の16嘉茂(2年)は藤枝明誠OB。明誠3年生時には静岡県選抜に選出されていた選手。


清水エスパルス 5ー0 びわこ成蹊スポーツ大学

得点
後半12分 セットプレーから6杉山のヘッド
後半35分 16六平のスルーパスに抜け出いた22村田が左サイドクロス、10大前が中で合わせる
後半37分 エリア内で10大前が倒されPK、18ノヴァコビッチがPK決める
後半42分 23高木善の高い位置でのパスカットから、11高木俊が決める
後半45分 11高木俊のパスを受けた23高木善が決める


得点には至らなかった決定機
前半32分 (清)10大前がヘディングでスルーパス、抜けだした11高木がGK1対1シュート放つもGK21宮崎がファインセーブ
後半23分 (び)18熊田と13曽根田のワンツーから18熊田がGK1対1のシュート放つがGK21相澤がファインセーブ
後半33分 (清)11高木俊のスルーパスを受けた10大前がシュート放つもGK21宮崎がファインセーブ
後半45分 (清)23高木善のパスを受けた18ノヴァコビッチがスルーパス、22村田がシュート放つもGK21宮崎がファインセーブ


清水エスパルススタメン
      21相澤
19ヤコビッチ3平岡 6杉山 28吉田
    7本田 16六平
 10大前  8石毛  11高木
      18ノヴァコビッチ
交代
後半0分 吉田→2イ
後半28分 石毛→22村田(村田が左サイド、大前がトップ下)
後半38分 大前→23高木善(高木善がFW、ノヴァコビッチがトップ下)

びわこ成蹊スポーツ大学スタメン
      21宮崎
29柳田 6中村謙19宮  39中村宏
    16嘉茂 8三橋
 18熊田       13曽根田
    17加藤 12久保
交代
後半28分 久保→11三輪
後半30分 加藤→20田路
後半38分 熊田→9峯崎


感想
びわこ大が粘り強さを見せたが、後半35分の2失点目で守備の集中が切れ、その後の大量失点につながった。
前半は清水がボールを支配するもびわこ大の粘り強い守備を崩せず、なかなかシュートが打てない展開。因みに前半のシュート数は、清水4:びわこ5。大学生相手に攻めきれないチームにスタンドのサポーターはイライラモード。対するびわこ大はボールを取ったら12久保、17加藤、18熊田といった選手達が積極的に清水DFラインの裏を狙っていた。
前半はほぼびわこ大の思い描いた通りの試合展開だったが、前半はオーバーペースになってしまい、後半の2失点目以降の大量失点につながってしまった。
前半から守備に振り回されたびわこ大は、後半徐々に守備の出足が悪くなり、動きが鈍くなった。それでも2失点目となる後半35分まではよく耐えていたが、そこまでだった。
清水は前半は久しぶりの公式戦で試合勘が無くなっていたせいか、攻め急ぐシーンや集中を切らしたプレーが見られるシーンがあった。後半はセットプレーを決めるべきところで決めたことで楽になった。
気になったのは23高木善が後半途中から出てきてワントップのポディションに入った事。高木善のワントップは東京VYの2年生の時にやっていたポディションではあるが、「器用貧乏になっているなぁ」と感じた。