まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『明日、キミと』13話まで

2018-06-01 15:33:30 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

『未来のソン・マリンへ』

2016年のマリンは、未来の自分に宛ててメッセージを残しました。メールを予約投函したのです。

“あなたは今の私、つまり過去を後悔しているそうね。彼と別れたいと願ってるとか。どれだけ切実で、どれだけときめいて、どれだけ幸せだったか。一番輝いていた愛しか無かった時間を何故忘れられるの?余命一日だとしても、私は今が幸せだから、過去から来た彼を傷つけないで。私の夫よ。それから、私はあなたみたいにならない。2016年11月に暮らすマリンより”

予約日は2017年11月となっていました。1年後の自分へのメールです。

 

未来にはもう行かない・・・とソジュンは決めました。

現代を選んだのです。

 

キム常務の解任が発表されました。

監査部の調査はまだ続いています。あれこれと余罪が出て来ているようで。

かなりの金額を横領していたことが分かり、ソジュンは気が滅入るより、よくぞばれなかったなと感心してしまいました。

 

当のキム常務・・・元ですね。キム元常務は、証拠隠滅に躍起になっていました。

彼が解任されたことが取引先や投資家にばれる前に、なんとか罪を隠そうとしたのです。

でもね、一度殺人をしてしまった彼には、もう一人殺すのも容易くなってしまっていました。

例のセヨン父と知り合いのチェ社長とのビル売買の件を、推し進めようとしています。何とか逃げる前に、大金を手に入れておかないとと思ったのでしょう。

夜釣りに誘い、契約書に判を押させた後、なんと池にチェ社長を突き落としましたよ

ばれるまでには時間がかかると踏んでの事です。

実際、まだ誰もこの件に気づいていません。

 

タイムトラベルはしないと決めたソジュンは、一から仕事を覚えなくてはいけなくなりました。

これまでは、未来の情報を得て来て、いかにも勘が働いた・・・という感じで仕事を進めてきたので、その情報が入らなくなるということは、大変です。

きちんと今得られる情報を調査解析して、方針を決めなくてはいけませんからね。

ギドゥンに教育されてます。

 

ソジュンは、自分が未来に行ったまま帰ってこなかったと聞いたので、調べに何度か地下鉄に乗ったようです。

11月30日、自分が失踪した日に、自分の後をつけたのです。

でも、地下鉄の中で、11月30日のソジュンが振り向いたので、目を合わさないように、急いで逃げ出すしかありませんでした。

次の日に、同じように地下鉄に乗ったら、今度は、その逃げ出した過去の自分をみることになってしまって・・・。

事は余計ややこしくなるばかり。だから、行くのを辞めたとドゥシクに言いました。

 

ドゥシクは、ほっとしたように、それでいいと言いました。

その時、急に雨が降って来ました。

以前のソジュンだったら、ちゃんと傘を準備していたでしょう。でも今は、未来を知らないので・・・。

ドゥシクがさしかけてくれた傘に一緒にはいることになりました。

何より、マリンが傘を持ってきてくれるということが、新鮮で嬉しいソジュンだったのです。

 

マリンは、ギドゥンの家に保管してもらっていた未来からの持ち帰った物を、自宅に運ぶ事にしました。

ギドゥンは大喜びです。

これでやっと自分の家が自分だけの物と言う感じがするからね。

 

マリンとギドゥンは、タイムトラベラーのソジュンとの付き合い方で、意気投合。

未来を知ってるソジュンと話していると、いろいろと不満やストレスがかかってくるわけです。これまでギドゥンはそれを誰にも話せないし、当然分かっても貰えないストレスを抱えて来たのです。

でも今、秘密を共有するマリンという同じ立場の人が出来たことで、二人して愚痴や不満を言いたい放題。

ストレス解消になりました。

 

ソジュンはラスト1週間だけ、未来に行く事にしました。

マリンが、未来の新商品を自分も欲しいと言ったのです。ギドゥンには、あれこれ買って来たのに、自分には何も無かったから・・・ってね。

秘密だったから、出来なかったわけですが、今はオープンですからね。

今の時代には無い、最先端の商品をあれこれと買って来てくれるのが、マリンは大喜び。その時だけは、ソジュンが未来に行く不安を忘れられたようです。

 

ある時、ソジュンは1年後のクリスマスイブのスケートの鑑賞チケットをマリンにプレゼントしました。

お義母さんと行って・・・と言うソジュン。

あなたは?・・・とマリンに聞かれ、仕事が忙しくて行けないかもしれないからと言いました。

 

そして、来年流行る餃子を買ってくる・・・と言って出かけたソジュン。

翌日が地下鉄最後の日だから・・・と。

2017年で餃子を買ったソジュンは、一箱をその年のマリンに届けました。USBと一緒に。

その日は、2017年のクリスマスイブ。例のスケートの鑑賞チケットは、ギドゥンとセヨンに譲ったようです。

 

一人で餃子を食べたマリン。USBを見ました。

「未来のソン・マリン、元気に過ごしているか?」

PC画面から、ソジュンが話しかけました。

「これを見てるなら僕はいないってことだよな?それは嫌だ。できる限り努力するけど僕らの未来を変えられなかった時のために、照れくさいけどこうやってメッセージを残すよ。すごく悩んだよ。だけど、現在の君の為に、日々、最善を尽くそうと思う。僕にできる事は何でもしてあげたい。でも君は無理に僕を覚えてなくていい。忘れられそうなら忘れてくれ。結婚してくれて僕は完全になれた。感謝してる。愛してるよ。心から愛してる。」

マリンは泣きました。

私も、泣けました。

 

ゴンソクは、夫キム元常務の様子がますますおかしくなってきたのに気がついていました。

不安は募る一方です。

マリンとソリに相談しました。

で、車のナビのデータをチェックしました。ドライブレコーダーのデータ消去されてしまっているとゴンソクが言ったのでね。

そしたら、登録されている行き先に、ハピネスの愛の家の住所が入っている事にマリンが気付きました。

先日のボールペンといい、何故関係のなさそうなハピネスの記録が?・・・と思いました。

そして、思い出したのです。

セヨン父の事故の日、ギドゥンといた場所ですれ違った車が、このキム元常務の車だったことを。

 

一方、キム元常務は、いよいよ自分の身が危なくなってきたと感じていました。

そんな中、以前ソジュンが指摘していた通りに、土地開発計画が進みそうだと言う情報を得たのです。

ソジュンがどうしてそんな情報を知り得たのか?・・・と思いました。勘では済まない何か後ろ盾があるに違いないと思ったんですね。

だから、ソジュンの行動を監視したのです。

で、地下鉄に乗り込んだのを見て、後を追って乗り込んじゃった。

その上、ソジュンに声をかけたーっ

もうすぐソジュンがタイムスリップしてしまうのにーっ

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『明日、キミと』12話まで

2018-06-01 13:06:47 | 韓国ドラマのエトセトラ
明日、キミと DVD-BOX2
クリエーター情報なし
PONY CANNYON Inc(JDS) = DVD =

レビュー一覧は、こちらから。

明日を考えず今日を精一杯生きるべきか、未来を考えてより良い未来をつくるために生きるべきかのどちらが幸せかと考えさせるのが、この作品のテーマでしょうか。

 

自分は他の人とは違う。平凡でもない。だから、マリンが思い描く平凡な幸せをつくることは、無理だ・・・とソジュンは言いました。

自分を変える気は無いから、別れるなんて・・・とマリン。

「お互い理解しあえるよう努力すると、何故言えないの?」

「心配したり待ったりするな。重たいんだよ

ソジュンは心ならずもマリンと別れなければと思っていました。だから、敢えてキツイ言葉を投げつけたのです。

未来のマリンから言われましたからね。現代に戻ったら、一刻も早く別れて、それが私の為よ・・・と。

 

マリンはそれがソジュンの本心だと思いました。

で、家を出て行ったのです。

 

行く宛ての無いマリンは、ソリの部屋に転がり込みました。

ソジュンと喧嘩して、酷い事を言われたとマリンはソリに愚痴りました。

でもね、本当はソジュン空の連絡をずっと待っていたのです。なのに、翌朝になっても連絡は一切ありません。

 

そんな時、セヨンから、ソジュンにハピネスの理事会の総会に出るよう説得してくれという依頼が。

マリン、良い口実ができたと喜んでソジュンに連絡したのですが、電話に出てくれません。

その頃、ソジュンは資産の半分をマリンに分与する手続きを進めていました。

半分も?・・・と弁護士も驚きました。

でも、ソジュンは一日も早くその処理を済ませてほしいと頼んだのです。

 

ドゥシクが、ソジュンに連絡して来ました。

しびれを切らしたってところでしょうか。

ドゥシクは、何としてもキム常務をソジュンから離してしまいたいのです。だから、自分がこれまでやってきたことをソジュンに打ち明けました。

例の土地の買収の件です。

ソジュンから離すために、独立を条件に計画をもちかけたと正直に話しました。二人の会話を録音したのを聞かせました。

危険な男だから、警察に突き出すとか何とかしろ・・・とね。

だけどねぇ・・・。

イマイチきちんと全てを話さないもんだから、ソジュンはドゥシクがここまでする理由が分かりません。

それに、ドゥシクが罠に嵌めなければ、背任横領なんてことをキム常務はしなかったかもしれないと、思ったのです。

 

ソジュンは、ドゥシクに、この件から手を引くよう言い、自分はキム常務と対決することにしました。

ギドゥンに、キム常務のオフィスを監査部に調査させるよう指示し、背任の通報が入った・・・とキム常務に告げました。

一瞬、固まったキム常務。

でも、ソジュンが全てを知っていると分かると、もう否定する事も出来ませんでした。

ソジュンは、この件は見逃すと言いました。法的措置はとらない・・・と。

その代わり、会社を今すぐ辞めてくれ・・・とね。

「見逃すのはここまでです。その他の横領や不正があれば、法に訴えます。覚悟を。或いは、自首するか。」

キム常務、受け入れました。他にはありません・・・と言いました。

何故見逃すのですか?・・・とキム常務が聞きました。

「機会を与えたくて。この機会を踏みにじらないでください。これが最後だ。」

ソジュンが言いました。

そのソジュンの好意は、キム常務に素直に理解しては貰えてなさそうです。

 

キム常務の件を、ドゥシクに報告したソジュン。

ドゥシクとすると、キム常務が今後ソジュンに近づかないように処理してほしかったようです。警察に逮捕させるとかして。

でも今のソジュンは、マリンとの事で頭が一杯なんです。キム常務の事は、いわば、どーでも良い事なんです。

未来が変えられないなら、近いうちにマリンは一人になってしまうわけで・・・。

だからこそ、資産を分与したのです。困らないで生きていけるよう・・・。

マリンが、残りの人生を幸せに生きていけるために、自分が出来ることは何なのか、それだけをソジュンは考えていました。

 

ある夜、ソリのアパートにゴンソクがパジャマのままでやって来ました。

夫キム常務の様子が変なのは、もしかしたら浮気なのかも・・・と思って、その証拠を掴もうとあれこれと探っていたんです。

そしたら、車の後部座席の下に、ハピネスの愛の家30号記念と刻まれたボールペンを発見。

それを、キム常務に知られてしまったのです。

殺人の証拠となり得る物です。キム常務は、なんて事をしてくれたんだと言いたげな表情で、ゴンソクに詰め寄りました。

いつもの夫には感じた事の無い恐怖に襲われたゴンソクは、ボールペンだけを握り締めて、タクシーに飛び乗り、逃げて来たってわけです。

 

まさか、マリンもソリの家に居るとは思ってもみませんでした。

マリンも、そのボールペンを見ましたが、何の疑問も持ちませんでした。

 

ハピネスで理事会が開催されました。

ソジュンも初めて理事として出席しました。新理事長を選任しなくてはいけなかったので、ソジュンの意志表示も必要だったのです。

久しぶりに会ったソジュンとマリン。

ソジュンは嬉しそうにしましたが、マリンはつっけんどんな態度です。ま、プライドが邪魔したってことでしょうかね。

 

理事会が終わった時、ソジュンはマリンと話をしようとしたのですが、姿が見えません。

屋上に締め出されていたのです。

案外早くソジュンが気づいて大事には至りませんでしたが。

 

マリンは、ドアの向こうから、聞きました。

未来で何を見て来たの?良く無い事を見て来たのね?・・・と。

ソジュンが突然自分を突き放そうとしたのは何か理由がある筈だとマリンは考え続けていました。

で、この結論に達したのです。

ソジュンは、二人が一緒にいたら、何か良く無い事が起ることを未来で見て来たのだ・・・と。

「そうだ。」

と、ソジュンは言いました。

私は未来のことなんか、何も気にならない・・・とマリン。

ソジュンは、未来でマリンに会った事を打ち明けました。一刻も早く別れて・・・と言われたことも。

 

未来の私は私じゃない・・・とマリンは言いました。

未来が気にならないのか?・・・とソジュン。怖く無いのかと。

「私は目の前で揺れるあなたを見ている方が怖い。はっきりさせて。未来の私か、今の私か。選んで。二股をかけられるのは嫌。」

僕も混乱してる、未来なのか、現在なのか・・・とソジュン。

 

マリンは、ソジュンの目を覚まさせるために、母親に連絡しました。二股かけられた!・・・と。

そしたら、マリン母は一目散にソジュンのところにやって来て、散々殴りつけたのです。私の娘を泣かせるなんて・・・とね。

 

ソジュン、目が覚めました。

今のマリンが大切だと。選ぶのは現在のマリンだと。

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『明日、キミと』11話まで

2018-06-01 10:37:53 | 韓国ドラマのエトセトラ
明日、キミと DVD-BOX1
クリエーター情報なし
ポニーキャニオン

レビュー一覧は、こちらから。

 

ソジュンとギドゥンは、セヨン父の事故死について、しつこく警察に食い下がりました。

本当に事故死なのか、他殺は考えられないのか、ちゃんと細かく調べたのか・・・etc,

ただ一つ、ソジュンたちには引っかかる事実が分かりました。

あの日、セヨン父の行動記録を見たところ、最初にギドゥンとマリンが待っていた工事現場にも行ってるんです。と言う事は、ギドゥンたちはセヨン父を見かけていなければいけない筈なのに、一切姿を見ていないのですから。

ってことは、素通りしたということになります。

そしたら、警察の言う、建築現場を毎日見回っていた習慣をなぞっただけだという説に合いません。素通りするなんて、見回ったことにはなりませんから。死んだ現場だけ、車から降りてチェックしたというのか・・・とね。

ギドゥンからその話を聞いたマリンは、記憶をたどってみました。

確かに車はすれ違ったけど、怪しい感じはしなかった・・・と言いました。

 

ソジュンはドゥシクに何を知っていて、何を隠しているのかと問いました。

でも、ドゥシクは答えませんでした。

「このままでは、お前の未来はどんどん悪くなる。だから、未来を見に行くな。」

じゃぁ、何故アジョッシは未来を見に行くの?・・・とソジュンが問いました。

だけど、その問いにも、ドゥシクは答えませんでした。いずれ分かる・・・と言って。

ソジュンは、ただただマリンを救いたいだけなんです。唯一の家族で心から愛しているマリンを・・・。

だから、死ぬと分かってる未来を変えたいんです。

だから、こうやって未来と現在を行き来しながら、何とか方法を見つけようと模索し続けているのです。ドゥシクも、その気持ちは充分分かっています。

だけど、多分、ドゥシクは何か知ってるのでしょう。

このままソジュンが未来を見続けて不幸な未来を避けようと手を打てば打つほど悪くなるってことを。

 

キム常務は会社の中でも自分の行動に不審感を抱かれている事に気づきました。

今更ですが、何とかイメージを良くしようと、あれこれと手を打とうとしています。

妻のゴンソクは、夫の様子が今までに無いくらい変だと感じています。ベトナム移住の話など、その最たるものです。

ファン秘書に聞いても、詳細は分かりませんでした。

だから、意を決してマリンに頭を下げることにしたのです。これまでマリンを下に見て来たゴンソクとすると、プライドを投げ捨てても、夫の事をフォローしたいと考えたのです。

マリンは、見たことのないゴンソクの態度に驚きました。

でも、マリンには杞憂に思えました。だって、ソジュンからキム常務の悪口を聞いた事が無いからです。

ただ、ベトナム移住の話が出ていることには、流石に驚きました。

 

ソジュンは、セヨン父の事件を、未来に確認しに行きました。

これが一番確実だと思ったのです。

2年後の未来に行きました。

担当だった刑事にどうなったか問い合わせようとすると、事件以前に、ソジュンが現れたことに驚かれてしまったのです。

「2年前の冬に失踪したんじゃ

・・・と刑事は言いました。

ソジュンも驚きました。思わぬ事を突きつけられ、誤魔化して逃げるしかありませんでした。

でも、一つ分かりました。

自分は2年前、自らの意志でいなくなったのではなく、失踪したのだということです。

 

ギドゥンが嘘を言った事が分かったのです。ギドゥンはマリンと仲が悪くなって、海外に行ったっきりだと12月3日には言ったのですから。

すぐにギドゥンに確認に行きました。

 

ギドゥンは嘘を認めました。

「お前は未来に行ったっきり、戻らなかった。」

と、ギドゥンは言いました。

嘘は、マリンから頼まれたと言いました。

捜し方も分からず、マリンはまだ家でソジュンを待ち続けている・・・とギドゥンは言いました。

混乱するソジュンは、理解できません。

「2人が出会わなければ失踪することもなかった。本来の未来では失踪しなかったよな?お前が失踪したのは、未来を変えたからだ。マリンさんとも突然結婚を決めた。それで未来が変わった。お前のためにも、マリンさんの為にも、元通りにしろ。」

ギドゥンにそう言われ、ソジュンは返す言葉がありませんでした。

マリンは今でも3日に1度はナミョン駅に行き、ソジュンが帰ってくるのを待っている・・・とギドゥンは言いました。

ソジュンが失踪するまで、幸せな時間は1カ月も無かった。その1カ月のために、一生苦しむのか?・・・と。

「だから、帰って別れろ。」

 

ギドゥンは、ソジュンと別れた後すぐにマリンに連絡しました。

2年前、セヨン父が死んだ直後から来たソジュンに会った・・・と。

「事実を話して無いですよね?」

と、マリン。

ギドゥンの話は、真実じゃなかったの

二人は、ソジュンに何かを隠してるのね未来に起る不幸・・・ですよね、それは。

そしてそれはキム常務との間にある“何か”のようです。

それを話しておくべきじゃ?・・・と言うギドゥンに、マリンは話さないでほしいと言いました。話しても、結果は同じだから・・・と。

「最初から私と会うべきじゃなかった。今からでも、戻って私と別れたら・・・。あの時別れていたら・・・。あんな悪いことは起きない筈。私が悪いんです。」

ギドゥンは、マリンの指示に従ってはいますが、これがソジュンの為に良いのかどうか、彼にも判断が出来ないようです。

 

そしてこの時、ギドゥンはセヨンと結婚しようとしていました。

良かったです、二人が幸せになって。

 

現代に戻ったソジュン。

迎えに来たマリンを見て、愛しさがこみ上げてきました。

運転の練習をしたから、随分上達したと嬉しそうに話すマリンに、突然kissしました。

 

ソジュンはマリンに聞かれ、タイムトラベルの方法を打ち明けました。地下鉄だ・・・と。

最初にタイムトラベルして未来に行った時の感動も話ました。不動産の売買情報を得られたから、会社が急成長できたんだということも。

地下鉄事故に遭遇した時が始まりだったと聞き、マリンは、何故自分じゃ無くてソジュンなんだろうと聞きました。

それはソジュンにも分かりません。

 

でも、マリンは言いました。

これから運転を練習して、会社まで車で送っていけるようにするから、なるべく地下鉄を使わないで・・・と。

未来の事を考えず、今を楽しく幸せに暮らすのはどう?・・・と。

「別の時空に飛んだら、あなたがこの世界にいなくなる。私が探せない場所に行くのは嫌。戻れなくなったらと心配だし、あなたがいないと思うと取り残されたような気分になる。だから、探せない場所に行くのは止めて。」

それでも、ソジュンは言いました。行かなくちゃ・・・と。

土地を調べに行くの?・・・と聞かれ、ソジュンは愉快そうにそうだと答えました。二人が幸せに暮らすためには見て来なきゃ・・・って。

でも、本当は違いますよね。マリンを守りたいから・・・ですよね。

 

マリンは、自分にもできるかも・・・と何度も地下鉄で確かめてみました。

でも、周囲の人に怪訝な顔をされるだけで、全然無理だと分かっただけでした。

 

ところがある日、偶然、ナミョン駅でソジュンを見かけたのです。

また未来に行こうとしてる・・・と察し、同じ電車に乗り込みました。

 

ソジュンは驚きました。

目の前にマリンが現れたのですから。

マリンは必死に止めました。

でも、タイムトラベルはソジュンの意志で止めることはできないようです。

しっかりと握りしめたマリンの手の中から、ソジュンの手が消えて行ったのです。

 

愕然としました。

分かっているつもりだったんだけど、いざ、目の前で確かに存在していて、触れることができたソジュンが、煙のように消えてしまうなんて。

ショックでした。完全にソジュンを失った気分だったのでしょう。

涙がこぼれました。

 

ソジュンが行ったのは、2019年3月24日、事故の前日です。

マリンがどう暮らしているのかを確かめに来たのです。

 

車の運転は、もう何の心配もいらないようでした。

家の中も、昔と特別変わった様子はありませんでした。

そこで、マリンの写真展のパンフレットを見つけたので、行って見ました。

ソジュンの写真が数多く飾られていました。

そして、マリンはナミョン駅に行ったのです。ギドゥンの言葉通り、駅の隅でソジュンの帰りを待ち続けたのです。

 

ソジュンはドゥシクの家に行って見ました。

マリンがどうなるのか、どうしても聞きたかったのです。

でも、既に別の住人がそこに住んでいたのです。

ソジュンは泣けました。どうすれば良いのか分からず、泣けました。

 

現代のナミョン駅に戻った時、そこにはさっき見たのと同じように、マリンが待っていました。

待つな・・・とソジュンは冷たく言いました。

そうすることが、未来のマリンの為になると思ったのでしょうか。

 

マリンは、自分がどんなに不安で心配だったか・・・と訴えました。

だから目の前で消えないで・・・と、泣きながら言いました。

「じゃぁ、やめよう。」

ソジュンが言いました。

君との結婚は失敗だったのかも・・・と。

「僕たち、考え直そう。」

マリン、突然の思いもよらない言葉に、涙があふれました。

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