まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『操作(原題)』6話まで

2018-06-07 15:31:27 | 韓国ドラマのエトセトラ
操作~隠された真実 DVD-BOX1
クリエーター情報なし
TCエンタテインメント

レビュー一覧は、こちらから。

 

クォン検事は、迷っていました。

ムヨンを信じて良いのかどうか、まだ判断が付きかねていたのです。

とりあえず、ムヨンを留置場に入れました。犯人隠匿、建造物侵入・・・ってところです。

でも、別の場所の留置場に送りました。ムヨンの存在を隠す意味があったのでしょう。一応、今後の事を考えたってことですね。

 

ムヨンが立てこもった部屋に突入するため、捜査官が窓ガラスを破ったってことは流石に内緒には出来ません。

イム部長検事にすぐに知られてしまいました。

クォン検事は、自分の不徳の致すところ・・・と謝りました。ムヨンの存在を注視されないためには、穏便に済ませたいですわな。

イム部長検事は、ユン・ソヌ事件は、今日中に終わらせろと言いました。

でも、クォン検事は、友人の供述が偽証だった事が分かったと言い、捜査は続けるときっぱり。

そしたら、イム部長検事は、クォン検事の両親の話を持ち出しました。父親が労働組合の委員長をしていた時、おいしい思いをしてきたようだな・・・とね。

親の事を持ち出されたら、やはり黙ってしまいますよね。

クォン検事は、その様な脅しには屈しないと言いましたが・・・。

 

留置場に送られるムヨンは、外で待っていたヤン記者たちに大声で叫びました。

ユン・ソヌの友人が偽証を認めたぞノアが偽証させたらしい

「はぁっ

と、ヤン記者たちが聞き直したら、今度はパク捜査官が念押ししました。

「ノアが黒幕だったと言ってるじゃないか

やっぱり、パク捜査官、愛国新聞側みたいですよ

 

急いでユン・ソヌの友人を保護し、真実を述べる動画を撮影。

ニュースに流しました。

 

一方、イ記者はクォン検事に会いに来ました。

クォン検事には、ムヨンと手を組んだことを話していなかったのですね。

クォン検事が、まだ自分たちの事を信用してはいないと察したイ記者は、5年前のミン会長の真実を話しました。認知症というのはねつ造された情報だった・・・と。

何故今さらその話を?・・・とクォン検事が聞きました。

「ミン会長とユン・ソヌは同一線上の事件だからです。」

と、イ記者は答えました。

物証はまだ無い。しかし、ユン・ソヌの事件を解明すればこれらの事件の解明につながると信じている・・・と。黒幕を暴かないと・・・とね。

「ムヨンを利用してください。」

 

クォン検事は、それでも迷いました。

パク捜査官は、上司の命令には従った方が良いと言いました。それでこそ、今の地位があり、事件を解決できるのですから・・・と。

クォン検事の背中を押すつもりだったのかもしれません。

そう言われたら、意地でも自分の信念を貫こうとする性格だと思ったのかも。でも、クォン検事の事を心配している事も事実でした。

そして、クォン検事は、決心しました。

闘おうと。

イム部長検事に対し、参考人出頭要請をしました。担当検事でしたからね。大韓日報との関係も匂ってますから。

 

クォン検事は、その足でムヨンに面会に行きました。

用件を話そうとした時、ニュース速報が。

なんと、大韓日報が、ユン・ソヌの遺書を手に入れたと言うのです。

それには、愛国新聞に自殺を強要されたから・・・と書かれたあると言うのですよ

 

勿論、ク常務とチョ弁護士の仕業です。

ま~次から次へと姑息な手を打って来ますなーっ

イ記者は、呆れて思わず笑いが出てくるほどでした。

 

その記事を書いたのは、ナ記者。

彼はイ記者からミン会長の一件の時、記者としてのあり方を散々注意されて以来、結構慎重になっていました。ちゃんと裏付けを取って、書くようになっていたようです。

今回も、命令された時、一瞬、反対しようとしました。

でも、ク常務にかかっちゃ、彼の様な若造記者は赤子の手をひねるより簡単に丸めこまれてしまいましたよ。

それでも、少々の罪悪感は持っているようで、周囲から褒められても、あまり嬉しそうじゃありません。

 

科捜研はその筆跡を調べ、本人のモノだと断定しました。

と言うのは、実際にその遺書は、ユン・ソヌが拘置所で自殺を図った時に書いたモノだったからです。

意気揚々と検査結果を発表するチョン刑事。

そして、すぐに愛国新聞の事務所に逮捕状を持ってやって来たのです。

ヤン記者、イ・ヨンシク記者、ソ記者、ヤン・サンホ記者はその場で逮捕されてしまいました。

ムヨンが居なかったのが幸いです。

 

ニュースを見たクォン刑事は、ムヨンに聞きました。

ニュースの話は本当なの?・・・と。

ムヨンは呆れました。ここまで自分がやっているのに、全てがねつ造だと分かったと言っているのに、まだニュースの方を信じるのか?・・・と。

クォン検事は、ムヨンへの疑惑は先送りにして、今はこの事件を解明しようと言いました。

やっと、手を組みました。

 

ところで、スプラッシュチームの復活は、まだ正式決定じゃなかったのね。

ク常務は、役員会にやっとかけました。

ところが、役員からは反対意見が続出。

でも、ここでク常務は、いかにも報道人という態度をまたまた示し、チーム復活をごり押しし、できた人間という印象を植え付けるのに成功しましたよ。

しかし、野放しというわけじゃありません。

ちゃんと、スパイを送り込みました。ナ記者です。

ナ記者にとっては気が重い役割です。

そして、チームが使うPCは、ク常務のPCでチェックできるように設定も忘れません。イ記者は、その辺、お見通しで、PCではゲームしかやってません

 

ユン・ソヌの事件を最初から見直し始めたムヨンとクォン検事。

パク捜査官も資料を密かに持ち出したり、イム部長検事をけむに巻いたりして、協力しています。

 

一つ引っかかる事が分かりました。

ユン・ソヌについた最初の弁護士は国選弁護士でしたが、すぐに例の‘敗訴専門弁護士’に変わっちゃったんですね。

国選弁護士の時に証拠として挙げられていた現場の隠しカメラの映像が、後に証拠の中から消えていたのです。

国選弁護士に事情を聞くと、その映像は一般人からのモノでした。隠しカメラの映像というのは、その人物がストーカーだったから

ムヨンたちは、そのストーカー男を追い、事情を聞く事が出来ました。

なんと、刑事に渡したと言うじゃありませんか。

チョン刑事でしょうね。

 

チョン刑事も、昔は表彰されるくらい立派な刑事でした。なのに、いったい何時から悪になってしまったのか・・・。

イ記者は、知り合いの刑事から、そのあたりの事情を聞きました。

自分の身を守るため、イム部長検事の差し出した手を握るしか無かった事情が分かりました。

少しずつ敵側の関係図が見えてきました。

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『操作(原題)』5話まで

2018-06-07 10:10:53 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

込み入ってるストーリーではありますが、役柄の立場がはっきりしてるのと、テンポが良いので、混乱することはありません。

ドラマ解説で田代さんがおっしゃってたように、大きな権力を持った者には、法というのは抜け道だらけのどーってことのない障害物に過ぎないのかも・・・と思ってしまいそうです。

 

ヨンボム派のヤン会長と行くユン・ソヌは、ムヨンに言いました。

信じてくれて、ありがとう・・・と。

その言葉、ムヨンには深く沁みました。彼自身、その言葉を言いたかったでしょう、5年前に。

「不安で一杯だろうが、苦しんだところで事態は好転しない。俺たちが代わりに闘うから。」

ユン・ソヌはまだ不安の残る表情で、愛国新聞のイ・ヨンシク記者と共に出発しました。

 

一方、イ記者はク常務と向き合っていました。

とうとう本音をぶつけました。

チョロの事にどこまで介入していましたか?・・・と。

やっぱり、身代わりになった男性の婚約者から、証拠の資料を受け取ったのはク常務だったのです。婚約者は、ク・テウォンと言う人に話をして、証拠資料を送ったと言ったのです。

バカバカしい・・・とク常務はスルーしようとしました。

でも、この時はイ記者も引きませんでした。

俺の話を聞け・・・と、ク常務に詰め寄ったのです。

そして、大韓日報がユン・ソヌのねつ造記事に関係したと言う証拠データを既に自分がコピーして持っていると言いました。

「約束通りスプラッシュチームの復活を許可しなければ、明日の朝データをマスコミに渡します。」

ク常務、スプラッシュチームの復活を許可せざるを得ませんでした。

その時、検察が到着したとの連絡が入りました。

 

クォン検事は、まだ捜査令状が届いていないこともあったので、その日は単なる来客ということで来ていました。

なのに、慌ててデータを始末したりした形跡があちらこちらに見受けられ、苦笑しました。

おまけに、息せききってイム部長検事までもが駆け付けてきたのですから、何か後ろめたい事があると思われても不思議は無い状況でした。

 

ムヨンをイ記者が待っていました。

久しぶりの再会でした。

イ記者は、ユン・ソヌの一件はムヨンたちが仕組んだモノだろ?・・・と言いました。全て知ってるぞって感じ。

ムヨンは肯定はしませんが、否定もしません。

正義だから・・・とムヨンは動いた理由を言いました。

お前たちが今やってることは、巨象に小石を投げ付けるようなものだと、イ記者は言いました。

その言葉を肯定するわけじゃないけど、何もしないよりは良い・・・とムヨンは言ったのです。

「俺が一番怖いのは、5年前のようにバカみたいに一方的にやられてしまうことだ。」

と、ムヨン。

お前たちの本当の目的は何だ?・・・とイ記者。

「大韓日報。そしてその黒幕。」

自信はあるのか?・・・とイ記者。

「失うモノが無いので。」

と、ムヨン。イ記者も、それだけは同じでした。ク常務にも、同じ言葉をぶつけましたから。

 

翌朝、驚くべき記事が大韓日報の一面を飾りました。

ユン・ソヌの長年の友人が証言したと言うのです。ユン・ソヌの主張は嘘だ・・・と。

脱走したいとソヌに泣きつかれたので、あの記事を捏造したと。

勿論、これはチョ弁護士と大金で取引せざるを得なかった結果です。

 

ソヌも、匿われているアジトでこのニュースを見ました。

ショックでした。唯一と言って良い友人が自分を裏切って、嘘の証言をするなんて・・・。

そして、ソヌは死を選んだのです。

ムヨンたちが居場所を特定した時、既にユン・ソヌは橋のところにいました。

最後に、ムヨンに電話が入りました。

「記者さん、僕はやってない。塀の外に出たら、潔白を証明できると思ったのに。無理みたいだ。あの人たちと闘うなんて無理だ。最後にお礼が言いたくて・・・。」

ムヨンが発見した時、ソヌは橋の欄干に立っていました。

必死に止めようとしたムヨンの目の前で、ソヌは飛び降りたのです。

 

その知らせがクォン検事に届いたのは、ソヌの友人を取り調べている時でした。

ソヌの友人は、大きなショックを受けました。

ただでさえ罪悪感に苛まれていたところに、ソヌの自殺・・・。取り返しのつかない罪を犯したと実感したでしょう。呆然と座り込んでしまいました。

これでユン・ソヌの事件は終結に向かうと思われました。

でも、クォン検事は、死んだからこそ、調べて偽証した罪も問わないと・・・と言いました。

 

まだ遺体は発見されていません。まさか…生きてるなんてことは無い?

しかし、チョン刑事は、偽証した事がばれた事で自殺したのではないか・・・と勝手な憶測の発表を行ったのです。

勿論、ソヌが警察から暴行されて・・・というくだりは完璧に否定しました。

 

ク常務にこれを報告したイム部長検事は、クォン検事の処罰を要求されました。

これには少々ムカついたようです。検察の人事にまで口を出すのか?・・・てな感じです。

これが小さな亀裂となって、後に大きな亀裂へと成長してもらいたいもんだわ。

 

ムヨンは、ソヌの友人と何としても会おうと考えました。

で、パク捜査官にちょっとしたことで因縁をつけて、警察に引っ張られる・・・という筋書きを考えたのです。

成功しました。

検察に入り、掴まれていた手を振りほどき、一目散にソヌの友人がいる部屋に向い、バリケードを築いて閉じこもりました。

あれ?パク捜査官、まさか、ムヨンに協力したなんか、ちょっとそんな動きに見えたんですけど・・・。そう言えば、以前、愛国新聞の番号をクォン検事に教えたりしましたよね。何かつながりがあるのかも。・・・深読みし過ぎでしょうか。

 

ムヨンは、あくまでも自分は真実を言ったと言う友人に、ソヌの最期の言葉を聞かせました。

電話を録音しておいたんです。

流石にショックを受けました。

そして、ムヨンの説得に負けて、とうとう自分こそが偽証したと白状したのです。大金を受け取る代わりに・・・。

会ったのは、チョ弁護士だということも。

お前を許せるのは、ただ一人だけだ、でもその人はこの世にはいない・・・とムヨン。

だが、一つだけチャンスがあるとムヨンは言いました。

「俺はユン・ソヌの潔白を必ず証明する。だから君は俺の証人になれ。どんな脅迫にも屈しない俺の証人になれ。」

「はい。証人になります。」

友人は泣きながら頷きました。

 

この一件、イ記者との作戦?

先だって会った時、イ記者が言ったのです。

「あらすじを変える。大韓日報の書いたあらすじは、ユン・ソヌが犯人だった・・・で終わっている。何故奴らが真犯人を隠そうとしたかを掴むんだ。」

真犯人を探せということです。

「クォン検事の手助けをすればいい。」

イ記者はそう言いましたが、ムヨンは彼女の事を信用していません。

クォン検事の人となりをきちんと見ろ・・・と言いました。そして自分はスプラッシュチームの復活しか頭にないバカを演じることにする・・・とね。

そのスプラッシュチームですが。一応、復活はしたものの、成り手がいなくて、メンバーが集まりません。皆、ク常務の顔いろを窺って、応募する事が出来ないのです。

 

イ記者はクォン検事にも勿論協力を打診しました。

5年前の事があるので、気まずい再会ではありましたが、その時の信念は変わっていないようなのでほっとしたでしょう。

本心を伝えたのでしょうね。

 

ムヨンは、検察に立てこもったと言う事で事情聴取を受けることになりました。

向きあったムヨンとクォン検事は、まだお互いを疑っています。

俺の望みはただ一つ、ユン・ソヌの真実だ・・・とムヨンは言いました。

「俺はバカみたいに陥れられたが、彼の真実は明らかにしたい。」

そして、ソヌの友人を証人として得られたのは切り札を得たのと同じだと言いました。

「自分一人でも、クォン検事一人でも無理だ。」

この事件は元々捏造されていた。法曹界の大物が黒幕にいる。何故偽の犯人が必要なのか、一体何を隠そうとしているのか、徹底的に暴くべきだ。

「何故私を信じていないのに、こんな話をするの?」

と、クォン検事が問いました。

「5年前信じたあなたの本心を知りたいから。僕の誤解を自ら解いてほしい。今回は逃げるな。」

ムヨンは、5年前、溌剌とした正義感にあふれるクォン検事を見ていました。信じられると思ったのです。

でも、直後に、自分への不信感から、手を引いてしまったことで、ムヨンの信頼は裏切られた恰好でした。

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