操作~隠された真実 DVD-BOX1 | |
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クォン検事は、迷っていました。
ムヨンを信じて良いのかどうか、まだ判断が付きかねていたのです。
とりあえず、ムヨンを留置場に入れました。犯人隠匿、建造物侵入・・・ってところです。
でも、別の場所の留置場に送りました。ムヨンの存在を隠す意味があったのでしょう。一応、今後の事を考えたってことですね。
ムヨンが立てこもった部屋に突入するため、捜査官が窓ガラスを破ったってことは流石に内緒には出来ません。
イム部長検事にすぐに知られてしまいました。
クォン検事は、自分の不徳の致すところ・・・と謝りました。ムヨンの存在を注視されないためには、穏便に済ませたいですわな。
イム部長検事は、ユン・ソヌ事件は、今日中に終わらせろと言いました。
でも、クォン検事は、友人の供述が偽証だった事が分かったと言い、捜査は続けるときっぱり。
そしたら、イム部長検事は、クォン検事の両親の話を持ち出しました。父親が労働組合の委員長をしていた時、おいしい思いをしてきたようだな・・・とね。
親の事を持ち出されたら、やはり黙ってしまいますよね。
クォン検事は、その様な脅しには屈しないと言いましたが・・・。
留置場に送られるムヨンは、外で待っていたヤン記者たちに大声で叫びました。
ユン・ソヌの友人が偽証を認めたぞノアが偽証させたらしい
「はぁっ」
と、ヤン記者たちが聞き直したら、今度はパク捜査官が念押ししました。
「ノアが黒幕だったと言ってるじゃないか」
やっぱり、パク捜査官、愛国新聞側みたいですよ
急いでユン・ソヌの友人を保護し、真実を述べる動画を撮影。
ニュースに流しました。
一方、イ記者はクォン検事に会いに来ました。
クォン検事には、ムヨンと手を組んだことを話していなかったのですね。
クォン検事が、まだ自分たちの事を信用してはいないと察したイ記者は、5年前のミン会長の真実を話しました。認知症というのはねつ造された情報だった・・・と。
何故今さらその話を?・・・とクォン検事が聞きました。
「ミン会長とユン・ソヌは同一線上の事件だからです。」
と、イ記者は答えました。
物証はまだ無い。しかし、ユン・ソヌの事件を解明すればこれらの事件の解明につながると信じている・・・と。黒幕を暴かないと・・・とね。
「ムヨンを利用してください。」
クォン検事は、それでも迷いました。
パク捜査官は、上司の命令には従った方が良いと言いました。それでこそ、今の地位があり、事件を解決できるのですから・・・と。
クォン検事の背中を押すつもりだったのかもしれません。
そう言われたら、意地でも自分の信念を貫こうとする性格だと思ったのかも。でも、クォン検事の事を心配している事も事実でした。
そして、クォン検事は、決心しました。
闘おうと。
イム部長検事に対し、参考人出頭要請をしました。担当検事でしたからね。大韓日報との関係も匂ってますから。
クォン検事は、その足でムヨンに面会に行きました。
用件を話そうとした時、ニュース速報が。
なんと、大韓日報が、ユン・ソヌの遺書を手に入れたと言うのです。
それには、愛国新聞に自殺を強要されたから・・・と書かれたあると言うのですよ
勿論、ク常務とチョ弁護士の仕業です。
ま~次から次へと姑息な手を打って来ますなーっ
イ記者は、呆れて思わず笑いが出てくるほどでした。
その記事を書いたのは、ナ記者。
彼はイ記者からミン会長の一件の時、記者としてのあり方を散々注意されて以来、結構慎重になっていました。ちゃんと裏付けを取って、書くようになっていたようです。
今回も、命令された時、一瞬、反対しようとしました。
でも、ク常務にかかっちゃ、彼の様な若造記者は赤子の手をひねるより簡単に丸めこまれてしまいましたよ。
それでも、少々の罪悪感は持っているようで、周囲から褒められても、あまり嬉しそうじゃありません。
科捜研はその筆跡を調べ、本人のモノだと断定しました。
と言うのは、実際にその遺書は、ユン・ソヌが拘置所で自殺を図った時に書いたモノだったからです。
意気揚々と検査結果を発表するチョン刑事。
そして、すぐに愛国新聞の事務所に逮捕状を持ってやって来たのです。
ヤン記者、イ・ヨンシク記者、ソ記者、ヤン・サンホ記者はその場で逮捕されてしまいました。
ムヨンが居なかったのが幸いです。
ニュースを見たクォン刑事は、ムヨンに聞きました。
ニュースの話は本当なの?・・・と。
ムヨンは呆れました。ここまで自分がやっているのに、全てがねつ造だと分かったと言っているのに、まだニュースの方を信じるのか?・・・と。
クォン検事は、ムヨンへの疑惑は先送りにして、今はこの事件を解明しようと言いました。
やっと、手を組みました。
ところで、スプラッシュチームの復活は、まだ正式決定じゃなかったのね。
ク常務は、役員会にやっとかけました。
ところが、役員からは反対意見が続出。
でも、ここでク常務は、いかにも報道人という態度をまたまた示し、チーム復活をごり押しし、できた人間という印象を植え付けるのに成功しましたよ。
しかし、野放しというわけじゃありません。
ちゃんと、スパイを送り込みました。ナ記者です。
ナ記者にとっては気が重い役割です。
そして、チームが使うPCは、ク常務のPCでチェックできるように設定も忘れません。イ記者は、その辺、お見通しで、PCではゲームしかやってません
ユン・ソヌの事件を最初から見直し始めたムヨンとクォン検事。
パク捜査官も資料を密かに持ち出したり、イム部長検事をけむに巻いたりして、協力しています。
一つ引っかかる事が分かりました。
ユン・ソヌについた最初の弁護士は国選弁護士でしたが、すぐに例の‘敗訴専門弁護士’に変わっちゃったんですね。
国選弁護士の時に証拠として挙げられていた現場の隠しカメラの映像が、後に証拠の中から消えていたのです。
国選弁護士に事情を聞くと、その映像は一般人からのモノでした。隠しカメラの映像というのは、その人物がストーカーだったから
ムヨンたちは、そのストーカー男を追い、事情を聞く事が出来ました。
なんと、刑事に渡したと言うじゃありませんか。
チョン刑事でしょうね。
チョン刑事も、昔は表彰されるくらい立派な刑事でした。なのに、いったい何時から悪になってしまったのか・・・。
イ記者は、知り合いの刑事から、そのあたりの事情を聞きました。
自分の身を守るため、イム部長検事の差し出した手を握るしか無かった事情が分かりました。
少しずつ敵側の関係図が見えてきました。