まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『黄金色の私の人生(原題)』完観

2018-06-29 12:25:41 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

テスは家族の声を聞きながら、逝きました。

 

お葬式に、ドギョンは行けませんでした。

ジアンの顔を見られませんでしたから。気を使わせるだけだと分かっていますから。

そして、一本の木の根元に葬られたのです。ジアンが作った木のプレートをかけて。

 

1年が経ちました。

 

ジアンはテスの死後すぐにフィンランドに行きました。

学校に通いながら、アルバイトに精を出す毎日です。

 

家族はそれぞれに新しい道を歩み始めていました。

ミジョンは孫の子守をしながら、ジテ夫婦と同居しています。

ジホはナムグのパン屋をフランチャイズ化し、自分でも店頭に立って生き生きと働いています。恋人もいます。

ジホとソヒョンは、一番親しい友人として生きて行く道を選びました。得難い友人ですもんね、お互い。

 

そして、ジスは、ヒョクと婚約し、自分の店を持とうと計画中です。へソン家とミジョンの家を行き来しています。

ミョンヒとも次第に本当の親子の様な関係を築けて来たようです。

 

ミョンヒとジェソンは、新婚さんのような雰囲気になっています。

ジェソンは辞職した後、大学の講師となっています。ミョンヒはへソンの縛りから解かれ、毎日をゆったりと過ごす楽しみを知りました。

 

そして、ドギョンは、へソングループをチョン・ミョンスに任せ、ユ秘書と共に自分が作り上げた事業に携わっています。

 

1周忌を前に、ジアンが一時帰国しました。

友人のミョンシンに頼まれて、お見合いを断りに行ったのですが、そこに現れたのは、なんとドギョン。

仕組んだ・・・とジアンはすぐに思いました。こんな偶然、ある筈がないと。

で、ミョンシンを問い詰めたのですが、否定され、なんとも不思議な感覚になってしまいました。

でもね、実は、これ、全てドギョンが仕組んだモノだったのです。

 

1年前、死ぬ直前にテスに会いに行ったドギョン。跪いてひたすら謝るドギョンに、テスが言いました。

自分が病身をおして駆けずり回ったのは、ジスの事が原因じゃ無い・・・と。

「ジアンが君の前で堂々といられるようにするためだ。」

ジアンの想いが深いと気付いていたのです。一番自分に似ていると思っているジアンです。想いは容易に想像できたのでしょう。

ジアンを傷つけたのだったら、償ってくれ、癒してくれ・・・とテスは言いました。

傷つけたモノが癒すべきだから・・・と。

そして、フィンランドと韓国という離れ離れでは・・・と躊躇するドギョンを叱るように言いました。

「待たなければ。焦るな。君の本気を見せてやれ。」

大きな傷は癒えるのに時間がかかる。一生を共にしたいと思ったのなら、一生待つべきだ・・・と。

 

ドギョンはジアンを待つ事にしました。

でも、ただ待つだけでは・・・ねぇ。

自分から歩み寄ることにしたのです。

 

テスからお墨付きをもらったとドギョンから聞かされたジアン。

心が揺れたのは確かでした。

でもね、すぐにOKするほどジアンは弱くないのです。

 

フィンランドに戻りました。

 

そしてある日、アルバイトをしている店にドギョンが現れたのです。

事業が上手く行き、材料の木材を輸入する事になり、フィンランドの会社との契約のために来たんだとか。

 

やっとジアンはドギョンに微笑む事が出来ました。

 

ハッピーエンドです

 

いやぁ~っラスト数話は泣かされましたねぇ

いくら一緒に暮らしている家族と言っても、少しずつすれ違ってくるのが当たり前。成長と共に考え方も変わって来る子供たちを、親はいったいどうやって見守っていけばよいのかと、考えさせられた作品でした。

シン・へソンさん、素敵です。

本当に自然な演技ができる人ですねぇ。いろんな色に変わる事ができそうな。

短編でイ・ジョンソクくんと共演するそうです。それも見てみたいです。

 

50話だと思っていたら、いつの間にか2話延長されてて、完観出来るかどうか不安になりました。

でも、見始めると、次は?次は?・・・と止められなくなりました。

お勧めの作品ですね。

人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『黄金色の私の人生(原題)』51話まで

2018-06-29 10:40:54 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

テスが何をされたかも知らずに、ドギョンやへソングループを助けた・・・とジアン。

そして、テスもジアンとジスのために、ドギョンの家族を救ったわけで。

「私を忘れて。あなたができる最後の配慮よ。」

お前が忘れろ・・・とドギョンが言いました。

「忘れるわ。あなたの記憶にも残りたく無い。いつかどこかで偶然出くわした時、初めて会ったと思えるように。」

ジアンはそう言って、ずっと首にかけていたペンダントを置いて、去っていきました。

 

直後、ジアンはソクトゥを訪ね、2000万Wを返そうとしました。事業からのお金だとテスから聞いていたからです。

でも、ソクトゥは事実を話しました。それは、保険金だと。

ジアン、テスの悲しいほどの愛情を知り、泣きだしてしまいました。

 

一人で馴染みのコンビニの前に座るジアン。

テスが現れました。

スアには病気の事を内緒にしていたのですが、自分と子供を気遣って家族と離れて暮らすなんて・・・とスアがジテを説得して連れて帰って来たところでした。車中から、ジアンの姿を見つけたのです。

ジアンは、何故自分をそこまで犠牲にして、残されたわずかな時間を苦しめられた相手の為に使ったのかと怒りました。

「俺がそうしたかったんだ。」

と、テスは言いました。

ジアンがドギョンとの事はきちんと整理したと言うのを聞き、

「それならいい。すっきりした気持ちで各自の道を進めばいい。」

と、テスは言いました。

 

ドギョンは、ノ元会長に対して、怒りを押さえることは出来ませんでした。

きっぱりとした態度を取ることで、それを示しました。

すぐに退院手続きを取り、ハワイに帰るようチケットも準備したのです。

 

ミョンヒが、ジテとミジョンに謝罪に来ました。

人が変わったような態度に、テスたちは戸惑いました。でも、ミョンヒの謝罪と、テスの働きに対して感謝をしたのを、心からのモノだと感じ、受け入れました。

ミョンヒは、やっとジェソンに対しても素直になれました。

行かないで・・・と言えましたから。

ジェソン、思い留まったの?

あんなに凄い剣幕だったのに

 

ジアンたちは、テスの死を受け入れ、それぞれに準備をし始めました。そうやって心の準備もしていくつもりのようです。

 

テスは、療養所に入りました。

やはり医療体制が整っている場所の方が安心ですよね。

ジアンたちは、泣きだしそうなのを必死に堪えて、テスを入院させました。

 

ジスは、これからミジョンたちと住むことにしました。

報告をしにジェソンとミョンヒに会いに行き、テスの病気の話をしました。

流石にジェソンたちはショックを受けました。そんな身体で、自分たちを助けてくれたのかと心が痛みました。

 

そして、ドギョンもテスの事を知りました。

以前から、きちんと謝罪と感謝の意を伝えたいと連絡していたのですが、テスはその必要はないとずっと断っていたのです。

今回、偶然テスの携帯に出たのが、看護師だったことから、事実を知ったのです。

 

ドギョンは一人でテスの病室に現れました。

涙をためて跪き、謝りました。何度も何度も謝りました。

 

ある天気の良い日、ジアンたちは、テスのギター演奏会を計画しました。

病院までギターを持って来たくらいです。テスの夢の一つが、亡き両親にギターを聞かせることだったと知ったジアンが、思い付いたのです。

場所はジテの結婚式を行った公園。

親しい人たちだけを招き、小さな演奏会を開きました。

テスは満足そうに笑顔を浮かべ、演奏しました。

皆、嬉しそうに、悲しそうに、演奏を聞き、テスを見つめていました。

 

そしてその日、テスは静かに逝ったのです。家族の話声を聞きながら。

人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『黄金色の私の人生(原題)』50話まで

2018-06-29 09:42:35 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ミジョン、ジテ、ジホは、事実を話さなかったことでテスを責めました。

テスは、以前とは違って、全て達観したような表情を浮かべ、彼らに説明しました。もう、転移していて、手術しても助かる可能性は1割未満だと。

決して責められることで怒ったりはしません。

ぽつぽつと冷静に訴えるように話したのです。このまま静かに逝きたい・・・とね。

それでも、ジテたちは納得できません。このまま放っておくなんてこと、できません。

 

ジアンは、今になってようやく父テスの気持ちが理解できました。

自分の病気を知ったら、ジアンが留学しないと思い、一日でも早く行かせようと考えたのだと。

ジアンはテスに言いました。

「航空券の日にちは変更したわ。秋からの研修には必ず行くわ。それまでは父さんの傍にいさせて。」

何でおれは逝くまでお前の足かせになるんだ・・・とテスは呟きました。

「頼むから、そんな事言わないで。」

ジアンは泣きながらテスを抱きしめました。

 

ミジョンは始めた仕事をを中断し、テスと共に田舎に行く事を決めました。

ジアンたちには、極力涙を見せずに平静でいるようにと言いました。

そして、早々にテスとミジョンは二人で家を出て行ったのです。

ジアンは、笑顔で二人に手を振りました。バスが見えなくなるまで、笑顔でいました。

でも、次の瞬間、挙げた手をそのまま頭に乗せ、泣きました。このシーン、本当に上手いと思いました。リアルでした。

テスとミジョンも、落ち着いた表情でした。

久しぶりに二人きりの旅行でした。

 

ジェソンは、自分の荷物を片付け始めました。

離婚の意志は変わらないようです。

そして、ミョンヒはやっとジェソンの大切さを感じるようになったようです。

 

ジスは、自分の家のことにヒョクを巻き込んでしまったことを、心苦しく思っていました。

そして、以前、ヒョク姉に言われたように、ヒョクとの間に距離を置こうとしています。だけど、気持ちをふっ切るなんてことはジスには無理でしてね。

自分の方からそっけなくしておいて、やはりヒョクの言動は気になるのです。

ま、結局、ヒョクの作戦勝ちってことで、二人の仲は、元通りになりましたけどね。

 

ジアンが両親を見送って仕事場に行くと、そこにドギョンがいました。

ドギョンも慣れない仕事に追われ、なかなかうまく進まない事に苛立つ毎日を送っていました。だから、ジアンの顔が見たかったのでしょう。

会社の外から、少しでも見る事が出来たら・・・という様子でした。

振り返ると、ジアンが立っていました。

ジアンは堪え切れずに泣きながらドギョンにしがみつきました。

 

ジアンのこんな態度、ドギョンは見たことが無かったかも。

何かあったのかと聞いても、ジアンは言いたくないと言いました。

そんな二人の様子を、ヒョクが見ていました。何とも言えない表情をしていましたね。まだテスの病気の事は知りませんよね?ジアンがドギョンに何も言わないまま留学しようとしているからだと受け取ったようです。

 

ドギョンのこと、ジスのこと、そして会社や夫婦の事に気を取られていたジェソンは、ソヒョンが蚊帳の外になっている事に気が付きました。

ソヒョンだって、家の中で、そして会社で何が起っているのか、詳しく聞きたい気持ちはありました。でも、そういうことを問いただすのは下品なことだと躾けられて来たので、無関心でいるしかありませんでした。

ジェソンはソヒョンと二人で食事をしました。

そう言う場は初めてのソヒョン。居心地が悪そうです。

ジェソンが、これからは家族の間では気楽に接しなさいとか、“アボジ”じゃなくて“アッパ”と呼んでも良いんだよ・・・と言っても、ミョンヒに確認しないと・・・と答えるのです。

本当にこの環境に慣らされているソヒョンは、そんなジェソンの態度をどう受け取って良いのか、分からないのです。

ジェソンは少し唖然としました。弊害と言えるかもしれません。

一方、ソヒョンも、突然、これから自分のしたい事はあるかと尋ねられても戸惑うだけです。これまで、生きる道は決められていましたから。

婚約者も既に決まっているわけですからね。だから、自分の意志など挟みこめないと分かっています。

今回の騒動で、もしかしたら、婚約も解消と言う事になるかも知れず、そうなったら、自分はこの先何をすればよいのか分からないのです。

ただ、ジホだけは、大切な友人だと感じていました。絶対に手放したくないと。

それが、恋心だと言う事にも気付いています。

ジホも、ソヒョンを女性として意識し始めてはいますが、この周囲の状況を考えると、始める勇気は持てませんよね。

 

ジスにも、テスの病状を打ち明けました。

偶然、家にやってきたのです。両親の姿が見えないことを聞いたので、全てを説明するしかありませんでした。今更隠しても・・・ねぇ。

ジスは泣きました。

ジアンもジスを抱きしめて泣きました。

そんな時、ミン部長からの電話が入ったのです。

 

ノ元会長の呼び出しでした。

謝罪したいと言います。彼とすると、ジアンを手なずけておいて、ドギョンを取りこもうと思ったのでしょう。

でも、これは逆効果になりました。

テスを殴ったこと、跪かせたことを告げた瞬間、ジアンの表情が変わりました。

謝罪したいと言うノ元会長の言葉を遮り、許せることでは無いので・・・とジアンは部屋を出て行きました。

 

ミン部長がミョンヒの前に現れました。

辞表を提出しました。

もう社員ではないので・・・と敬語を使わず、対等に話すミン部長。

ミョンヒは、突然のことに驚き、取りみだしました。

ミン部長は、正社員としてへソングループに入社したのですが、その後、執事としてへソン家に住み込むことになりました。

数年で部署を変えてやると言う口約束は守られず、ノ元会長やミョンヒに人間扱いされない日々を送って来ました。

今回、父の死を告げた時も、高額な小切手を渡すだけで何の慰労の言葉もかけなかったミョンヒの態度に、もう堪忍袋の緒が切れたようです。

胸に溜めて来たことを全てぶちまけたミン部長。

その態度に怒ったミョンヒは、いつもの上品さをかなぐり捨て、飛びついて行きました。大人の女性二人の取っ組み合いですよ。

 

結局、一番頼りにしていたミン部長からもそっぽを向かれてしまったのです。

お金でつなぎ止めていた関係は、こんなに簡単に切れてしまうのだと、ミョンヒは改めて感じたことでしょう。

 

ミン部長は、ジアンにメールを送っていました。それには、ノ元会長とテスとの会話の音声ファイルが添付されていました。

それを聞いて、何があったのか、ジアンは知りました。

どれほど酷い目に父が遭わされて来たかを知ったのです。

 

ドギョンは、ヒョクからジアンが数日後にフィンランドに行くと知らされました。

ジアンを失う事が怖くて、慌てて連絡をして来ました。

ジアンはドギョンに、ミン部長からの音声ファイルを聞かせました。

ショックでした、ドギョン。

ここまでとは思ってもいませんでした。

 

ジアンは、へソン家を出て来たドギョンは、自分の為に何をしてくれたの?・・・と聞きました。

ドギョンは、家を出たと言っても、やはりへソン家の人間だったのです。

父を殴り、土下座させた人の孫であり、愛していると言いながらも、自分の望みが何かを知らず、気持ちを受け取ることだけを願った・・・。

「あなたが私を愛したら、私は必ず受け入れるべきなの?」

と、ジアン。でも、そうなってしまった・・・と涙をこぼしました。

「あなたが私に犯した最大の過ちは、あなたを愛させたことよ。だからあなたが許せない。それに私も許せない。」

別れるしかないのかねぇ。

人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする