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まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『逆賊 民の英雄ホン・ギルドン』完観

2018-06-12 21:53:12 | 韓国ドラマのエトセトラ
逆賊‐民の英雄ホン・ギルドン- DVD-SET3
クリエーター情報なし
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

レビュー一覧は、こちらから。

 

覚悟が出来ていたノクスは、燕山君に言いました。

王として最後は堂々と・・・と。

そして、燕山君の前で丁寧に礼をしました。

そのまま、兵に連れて行かれてしまったのです。

燕山君は、必死にノクスを呼びました。でも、どうしようもありません。

 

一体何がどうなったのか、燕山君には理解できなかったのでしょう。

大きな騒動も無く、あっという間に自分一人置き去りにされてしまったような感じです。

彼の味方をする者は、ノクスとジャウォン以外、いなかったのです。

暴力で支配しようとしたためですね。

 

ギルドンは、ノクスを逃がそうとしました。

でも、ノクスは言いました。あなたに貸しは無い・・・と。

「あなたは私に命を救われたと言うけど、あなたは私の魂を救ってくれた。」

少しだけ微笑んで、ノクスは引き留めたギルドンの手をほどきました。

 

ノクスは、街中を引っ立てられている時、激高した民によって殺されてしまったようです。

民が石を投げつけ、それが山のようになったという言い伝えがあります。

 

流刑先に送られる燕山君に、民は口々に罵詈雑言を浴びせました。

でも、一人の両班が転げるように出て来て、泣きながら抗議してくれました。燕山君にとって、唯一人の民でした。

その様子を、ギルドンたちホン僉知の面々が見つめていました。

 

燕山君は、流刑先で亡くなりました。

 

ジャウォンは、首をくくろうとしました。

でも、ギルドンが縄を切り、失敗。

死んで償おうとするなら、止めない。でも、生きて償いたければ俺を訪ねて来い・・・とギルドンは言いました。

 

この時、に落とされていたスハクは、反乱軍の為に門を開けてあげました。

それが、功績となるとソン・ドファンに申し出たのですが、あっさりと突き放されてしまいました。母のパク氏が燕山君の母廃妃ユン氏の信奉者だった事が理由でした。

トップが変わると、こんなにころっころ忠義の内容も変わるのね。

昨日の忠臣は今日の逆賊って感じ。

 

モリは、オンナンの世話ですっかり回復していました。

ある日、食事を運んで行くオンナンの後をオリニがついて行ったことで、モリの存在がばれちゃった。

ところが、その時、何者かがオリニに襲いかかったのです。

裏切り者の車人を殺せ・・・と。

車人と言うのですから、ソン・ドファンの手下だとオリニはすぐに察しました。

モリのお陰でオリニは助かりましたが、オンナンが怪我を。

でも、結局、この事で、モリはギルドンたちホン僉知の仲間になる事ができたのです。

勿論、素直じゃ無いモリですから、すんなりと・・・というわけにはいきませんでしたが、ギルドンたちの、何のこだわりも持たずに受け入れてくれる温かさを知り、モリも少しずつ溶け込んでいきました。

モリの笑顔が素敵です。

 

ギルドンたちは、香州牧を出て行きました。

民はギルドンたちと一緒に暮らす事を望みましたが、王が代わったとはいえ、彼らが追われる身だということに変わりはありません。

このまま香州牧にいたら、また危険になるかもしれない・・・と言いました。

「必ずまた会えます。」

ギルドンはそう言って、香州牧を仲間と共に出て行ったのです。

 

11代王中宗の後ろで、反乱軍の中心人物だった平城君は、大きな権力を持っていました。

でも、彼は、そんな自分の後ろで真の権力を握ろうとしているソン・ドファンが目ざわりでもありました。

 

ギルドンたちも、ソン・ドファンを潰さなければならないと感じていました。

その力になったのは、モリでした。

守貴単の牢に捕らわれている人々を解放し、一方で、平城君に忠告しました。

チュンウォン君の二の舞になるな・・・とね。

利用されて最期は殺されてしまったチュンウォン君の話を聞いた平城君は、ソン・ドファンを一気に処罰したのです。

でもね、平城君は、ギルドンたちへの警戒も忘れていませんでした。

今後、足かせになる恐れがあるからです。

 

ただ、ギルドンたちは、居場所を掴まれるようなことは無かったようです。

山奥なのか、海辺なのか、小さな村で彼らはごくごく普通の暮らしを始めました。

ギルドンとガリョンには子供もどんどん生まれていました。

 

そんなある日、民の噂を耳にしました。

権力を掴んだ平城君が、女楽を侍らせて毎日遊びほうけているらしい・・・とか、賄賂が毎日のように届くらしい・・・とかね。

それを聞いたら、ホン僉知たちの血がうずきます。

懲らしめに行きましたよ。

見てるって言ったよな・・・って感じ。

 

めでたしめでたし

 

いやぁ~、久々に痛快な終わり方でしたねぇ。

これこそ勧善懲悪。

ただ、ちょっとだけスハクが哀れに感じました。

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『逆賊 民の英雄ホン・ギルドン』29話まで

2018-06-12 19:34:24 | 韓国ドラマのエトセトラ
逆賊‐民の英雄ホン・ギルドン- DVD-SET2
クリエーター情報なし
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

レビュー一覧は、こちらから。

 

怪力童子のギルドンは、傷の治りが早いのですが、やはりこの時の傷は相当な深手だったようで。

ガリョンの傍で意識を失っているのを、ギルヒョンが見つけ、手当てしました。

 

ホン僉知や香州牧の民も、相当な数の負傷者を出しました。

燕山君たちに置き去りにされたところを捕まったオンナンたちは、香州牧で人々の治療の手伝いをすることになりました。

宮中でびくびくしながら生きて行くより、ここの方がのびのびとできると、結局、オンナンはオリニと一緒に生きる事にしました。

でも、ウォラメだけは、宮中に戻りました。

ノクスを一人にする気にはならなかったのです。

戻ってきたウォラメを、ノクスは涙で迎えました。

 

香州牧での敗走を、世間に知られないようにしていたにもかかわらず、噂はあっという間に民の間に広まりました。

ホン僉知が民の後ろ盾となっていたらしい・・・とね。

そして、官軍が民に負ける等と言う信じられない光景を目の当たりにした重臣たちも、大きく動揺していました。

 

燕山君は、夜毎うなされていました。

民のあの雄たけびや歌声、響く足音が自分を追って来ました。

夢かと思いました。

でも、それが実際に起った事だと気付くと、彼の精神は一気に崩壊していったのです。

 

スハクとパク氏は、今回の責任をとらされ、にまで落とされてしまいました。

パク氏は、あまりにもショックで、倒れてしまいましたよ。

処刑されてしまった方が、まだプライドを守れたでしょうね。

 

そして、やっと、やっとガリョンの意識が戻りました。

手に、何かがぽとぽとと落ちたのに気付いたら、ガリョンの涙だったのです。

ギルドン、夢かと思いました。

でも、ガリョンの手が頬に触れ、自分の手でガリョンの頬に触れ、それが現実だと気付きました。

固く固く抱きしめ合いました。

 

モリは一人山小屋に潜んでいました。

見つけたのは薬草取りをしていたオンナン。

かなり負傷しているようです。オンナンは、誰にも話しませんでした。

 

燕山君は香州牧を焼き払ってしまえと命令しました。

香州牧の民は、また戦いが繰り返されるのかと、不安でたまりません。

王が、彼ら民は逆賊ではないと認めてくれる事だけが解決方法です。

「王の心を変える必要はない。王を替えればいい。」

ギルドンが言いました。

人々が思いもよらなかった事です。でも、彼らに残されているのは、それしかないと思ったようです。

 

ガリョンはそんなギルドンに、少々恐れを抱いたようです。

今までとは違う面を見た気になったのかもしれません。

 

ソン・ドファンは、言動が狂気じみていく燕山君を見て、それでもなお守らなければと最初は思ったようです。

で、平城君を動かして、ギルドンたちを退けようと考えました。

このままでは騒動は大きくなるばかりなので、誰か一人を差し出してくれれば、ギルドンたちを国外に出してやる・・・なんてね。

ギルドンたちからすると、そっちは負けたでしょって感じでしょうよ。

香州牧の民が立ち上がれば、国中の民がそれに続くだろう・・・と民は言っていると。

そして、そうなったら、王だけではなく、その周囲の者たちの責任も問われることになる・・・と。

「生き伸びる道を教えましょう。あなたたちの手で王をすげ替えるのです。」

 

重臣たちも動揺しはじめました。

燕山君に処罰された両班たちが、反対派勢力として動き始めたからです。

このまま手をこまねいていたら、自分たちも燕山君と共に責任を追及されてしまう・・・とね。

切羽詰まった彼らは、燕山君に危機を報告しようとしたのですが、当の燕山君は歌舞に明けくれ、政治の話など切りだせる状況じゃありません。

平城君は、呆れて立ち尽くしてしまいました。

もう終わりだと思ったでしょう。

ギルドンの言ったように、自分たちの手で王を替えるしかないのではと思ったでしょうね。

で、ソン・ドファンに相談に行きました。

 

ソン・ドファンは、成功するか否かは、ギルドンにかかっていると言いました。

民心を得られれば、王の廃位は成功するが、それはギルドンの動き次第だ・・・とね。

 

平城君はギルドンに協力を求めました。

最初、ギルドンが廃位を言いだした時は、声を荒げた平城君も、このままでは国が滅びると感じたのでしょう。

廃位しか方法は無いと思うようになっていました。

ギルドンは言いました。

「決行の日、民は力を貸すでしょう。でも、忘れないでください。我々が見ています。」

表だって自分たちは動かないと言う事ですよね。重臣たちの手で動け・・・そして、どう動くかを自分たちが見ていると。

 

事は一気に進みました。

燕山君の治世に皆が嫌気がさしていたのです。

味方をする者は、ノクスとウォラメ、内官のジャウォンのみ。

 

反乱を起こすぞという矢文が射かけられた途端、内官、女官、宮中に仕える者たちの殆どが我先に逃げ出してしまったのです。

平城君たちが玉璽を差し出すよう押しかけた時、彼らの前に立ちふさがったのは、ジャウォンだけ。

ノクスが開いた最後の宴席で、燕山君は呆然とその要求を聞きました。

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『逆賊 民の英雄ホン・ギルドン』28話まで

2018-06-12 17:15:16 | 韓国ドラマのエトセトラ
逆賊-民の英雄 ホン・ギルドン OST (2CD) (MBC TVドラマ)
クリエーター情報なし
Warner Music Korea

レビュー一覧は、こちらから。

 

こんな形で再会するとは、ガリョンはもとより、ギルドンだって思ってもみませんでした。

流石に動揺したギルドン。

迎えにいかなくては・・・と泣きながら呟きました。

でも、ギルヒョンが止めました。

香州牧の民の表情を見ろと言いました。ギルドンと言えど、出て行けば死ぬ。そうなったら、ここに居る者たちは皆死ぬことになる・・・とね。

民も皆動揺していました。

それを見たら、ギルドンは無理やり行くなんて事出来ません。

 

燕山君は、動揺するギルドンを見て、満足でした。自信満々なギルドンの混乱した表情が見たかったのですからね。

だから、一旦、ガリョンを磔から降ろしました。

ノクスは言いました。

ガリョンは愛を、私は世を手に入れた。世の中は公平よね・・・と。

でも、ノクスも複雑な心情だったことは確かです。ガリョンを死なせたいとは思っていないし、ギルドンだって死なせたくはないでしょう。でも、自分は権力を手に入れて生き残りたいのです。

 

燕山君は、官軍を総動員し、女真族の兵まで雇いました。

そして、チュンウォン君は、守貴単の牢に捕らわれていた者たちで組織した兵を引き連れて来ていました。罪を償いたいという思いで、先を争って志願して来た精鋭だとチュンウォン君は言いました。

 

香州牧の民たちも、動揺しました。恐怖を感じていました。

でも、現実を冷静に受け取ってもいました。

ギルドンたちに、ここから逃げてくれと言ったのです。自分たちはここで生まれ育ったので、逃げる気は無いが、ギルドンたちは自分たちの為に来てくれた人達ですからね。

大きな恩を感じているし、ガリョンまでも人質になってしまっているわけです。

このまま恩を受け続けるわけにはいかないと思ったのでしょう。

戦って勝てる見込みはありません。食糧もそこをつきかけていました。

ならば、門を開けて戦うから、その隙に、ギルドンたちはガリョンを奪い返して逃げてくれと言うのです。

それは、民の総意でした。

 

ガリョンにモリが聞きました。

本当に、ギルドンがガリョンを捨てて民を選ぶことを望んでいるのか?・・・と。

王の力に敵う筈がないと分かっているだろう・・・とね。

モリには、その気持ちが理解できないのでしょう。そういう考え方をするギルドンとガリョンが憎らしいのでしょう。

でも、裏返すと、それは憧れや嫉妬なのではないでしょうか。

口では、無謀で愚かだと言いながらも、本音を吐きました。

「だが、俺の本当の願いはギルドンがお前を心から想うことだ。そしてお前をつれて俺の前から永遠に消えてほしい。」

涙がこぼれました。

 

ギルドンは、民の総意を受け入れると言いました。

自分はガリョンを救いに行くから・・・と。

でも、その前に皆に温かい食事を・・・と。

残ってる食糧で、民もギルドンたちも皆一緒に食事をしました。これが最後の食事になるかもしれないと、皆覚悟していました。

 

香州牧の民は、家族に丁寧に別れを告げ、門に向かいました。

ギルドンは、門の上に立ってまた磔になっているガリョンを見つめていました。

民が叫びました。俺たちが戦っている間に奥方を助けてください・・・と。

口々にそう叫ぶ民。

その声は、ガリョンにも聞こえたようです。

 

「あなたーっ

と、ギルドンに向かって叫びました。

「諦めないで私の所為で諦めたら一生恨んでやる一生許さない

その声は、民にも聞こえました。

 

ギルドンは泣きながら弓を構えました。

ガリョン・・・半時の辛抱だ・・・

そう心でつぶやいたギルドン。矢を放ちました、ガリョンに向かって

矢は、ガリョンの胸に

 

モリは、目を見開きました。まさか・・・ですよ。

怒りがこみ上げたようです。

 

燕山君も驚きました。

まさか、ギルドンがこんな行動に出るとは予想していませんでしたから。

 

ガリョンは一瞬のけぞりましたが、少しだけ微笑みを浮かべ、そのまま首を垂れてしまいました。

 

民も驚きました。

ギルドンの覚悟を知りました。

 

「一国の兵士は民を殺さない。一国の王は民を殺さない。奴らは民の兵士でも民の王でもない。奴らを討て

ギルドンの叫びが民の心に刺さりました。

気勢が一気に沸騰しました。

 

民の勢いに、官軍は押されました。

気に飲まれてしまった感じです。無力な民が、数で劣る民が、官軍を圧倒したのです。

 

そして、その混乱の中、ホン僉知たちはガリョンを奪還したのです。

 

激しい戦闘となりました。

怯んだ官軍の後ろから、女真族の兵が現れ、一気に形勢が逆転するかと思われました。

民も、次々に倒れて行きましたし、ホン僉知のメンバーも、負傷しました。

大砲まで繰り出した官軍。ギルドンは、民に門の中に逃げるよう指示しました。

で、一人、門の外に立ったのです。

 

ギルドンも傷だらけです。

その前に現れたのは、モリ。

モリは、ギルドンがガリョンを殺したと思っています。初めて本気でギルドンを憎いと思ったのでしょうね。

 

燕山君も、二人の対決を見たいと思い、他の者に手を出すなと命じました。

一対一の戦いとなりました。

傷だらけのギルドンの方が、不利です。でも、気力は萎えていません。互角の勝負でした。

でも、徐々に劣勢になって行くギルドン。

そんな時、ギルドンの背中を押したのが、民の歌声。あの歌です。ギルドンたちが集まって騒ぐ時に皆で歌うあの歌が聞こえてきたのです。

それは、民だけでなく、官軍の中からも聞こえて来ました。

 

チュンウォン君は、ここで、ギルドンがの息子だと民にばらしました。

民は一瞬動揺しました。

って言うか、民は知らなかったのね。

『ホン将軍』と呼んでいたので、両班だと思っていたのかしら。

やはり、この時代、仕えるべきは両班などの地位の上の人に対してだけ・・・という意識が民の中にもしっかりと根付いていたってことですね。

だから、という最下層の者の息子を将軍として奉るのはちょいと躊躇するってことのようです。

 

しかし、それは一瞬の事でした。

「俺はの息子だだが、俺の身体に流れる父の血はどんな高官の血より熱く貴い。俺のように熱き血が流れている者、俺のように貴き血が流れている者、この戦いで共に戦えるのはそう言う者だけだ皆の中には、どんな血が流れている。俺と一緒に闘える者はいるか

と、ギルドンが叫んだ時、俺は共に戦うと言う声が民の中から次々に挙がったのです。

「ホン将軍は民の将軍だお前らはどこの国の民の味方だ

ギルドンは、民から本当に受け入れられたのです。

 

ギルドンが、モリの首に剣を突きつけた時、民が門を開けて一斉に飛び出して来ました。

 

官軍の弓隊が一斉に矢を放ち、民が次々と倒れました。

そこに、チュンウォン君が連れて来た大勢の兵が弓をつがえて出て来たのです。

ギルドンたちが怯むのも無理はありません。おそらく、香州牧の全員が死を覚悟したでしょう。

その時、予想外の事が起りました。

その兵たちが、一斉に向きを変えたのです。

官軍に向かって矢を放ったのです

 

形勢は一気に逆転。

 

燕山君は、民の服装に替え、逃げ出しました。

囮を命じられたチュンウォン君は、結局、自分が指揮した兵たちに殺されてしまいました。

この成り行きを見守っていたのは、ソン・ドファン。

また巻き返しそう・・・

 

モリは、死のうとしたのを、ギルドンに止められました。

「俺もお前も生きるんだ。」

ギルドンにそう言われ、悔しそうな表情を浮かべましたが、そのまま去って行きました。

 

ガリョンは意識不明のままです。

ギルドンはやっと会えたガリョンの手をとり、謝りました。

長いこと待たせてごめん、痛い思いをさせてごめん・・・。

「目覚めるよな?」

泣きながら、呟きました。

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『逆賊 民の英雄ホン・ギルドン』27話まで

2018-06-12 14:54:35 | 韓国ドラマのエトセトラ
逆賊‐民の英雄ホン・ギルドン- DVD-SET1
クリエーター情報なし
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

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民に犠牲者が出たし、ホン僉知の仲間も負傷者続出でした。

でも、皆、満足していました。結束もよりいっそう強くなりました。

何より、オリニの記憶も戻り、ギルヒョン、ギルドンと3兄妹が揃ったことが嬉しい皆でした。

 

燕山君はソン・ドファンに、しばらく顔を見せるなと言い渡しました。

ソン・ドファンは愕然としました。

その裏に、チュンウォン君の画策があるのを、すぐに察したようです。

チュンウォン君は、この機に乗じて、ソン・ドファンから守貴単を丸ごと奪おうとしています。仲間が付いてくるかどうか・・・。

 

いよいよ香州牧で官軍の仕置きが始まりました。

ちょっとしたことで民を捕えたり殺したりし始めたのです。

ギルドンたちホン僉知のメンバーは、香州牧をどうするかと言う事で話しあいました。

ただちに香州牧の中に入り、官軍を追い払おうという意見。しかし、今回官軍を追い払う事ができたとしても、反対に中に閉じ込められた形になり、身動きが取れなくなるという意見。

いくら怪力のギルドンでも、あの多数の官軍を追い払う事は無理だ・・・とギルヒョンが言いました。

皆、重々承知でした。

そんな時、ヨンゲが言いました。でも行くべきだ・・・と。

「俺の夢は金を稼いで盗みを働かないで生きて行く事だった。それが叶った。だが、王の力を借りて手に入れたあの財物は全部民の血と涙だろ。俺は香州牧で死ぬ。そこの人を助けるためじゃない。俺はただ借りを返したい。」

皆の気持ちが固まりました。

官軍が固めてる香州牧で戦うには、中に武器を運び込まなくてはなりません。

 

ギルドンは、アジトにこもる女性たちに、武器を服の下に隠して入ってもらいました。

皆、快く協力しました。オリニも。

 

ギルドンたちが香州牧に入って見たのは、民が何の罪も無いのに、殺されているシーン。

「俺たちは朝鮮の民の軍だ

ギルドンの宣言を合図に、一斉に戦いが始まりました。

どさくさに紛れて、官軍は傍に居たたくさんの民を殺しました。

ギルドンたちが勝ったものの、たくさんの人々の亡きがらが転がっている状態。

何ともむなしい勝利でした。

 

逃げ帰った官軍から状況を聞いた燕山君は激怒。

そこに、進み出たのはスハク。

自分がギルドンを捕まえられなかったから、この始末になってしまった。この場で殺してほしい・・・なんてね。

史劇に、よくこう言うシーンがあります。

でも、口だけで、実際に殺されるとは思っていないというのが通常。スハクもおそらく殺されるとは思っていなかったかもしれません。

ただ、相手が燕山君ですからねぇ。安心はできません。

 

燕山君が剣を振り上げた時、流石に首をすくめて緊張していました。

でも、重臣の声で燕山君は思いとどまったのです。スハクの両親が燕山君の母、廃妃ユン氏を支えてくれた事に免じて命は助ける・・・と言いました。

スハクは、反乱軍の首を取った後、不忠を雪ぐために、この首を斬ります・・・と言いました。

そして、官軍を率いて香州牧に向かう許しを得たのです。

スハクの母パク氏は、必ずアモゲの息子たちの首を取って来いと命じました。逃したら、生きて帰ろうと思うな・・・とね。

パク氏の恨みの深さも、理解できる気がします。儒教思想に支配されている彼女にとっては、下層階級の者が上の者に逆らう等と言うことは、あってはならない事なのです。ましてや、主人を殺すなんて、もっての他。

その思想を考えると、パク氏の言動は、首尾一貫していると思います。

 

香州牧では、民やホン僉知たちが集まって、話しあっていました。

自分たちは、逆心を抱いているのではない、ただ、献上品などに苦しみたくないと願っただけだ。幼い娘を奪われたくないだけだ。そして、生きたい、ただそれだけなんだ・・・と。戦いたいわけじゃない、生きるために戦いを選んだんだ・・・。

 

スハク率いる物凄い数の官軍が押し寄せて来ました。

傍にはモリも仕えています。

激しい戦いが繰り広げられました。

圧倒的に兵力が劣る香州牧ですが、必死に門を固く閉ざし、守りました。

 

戦局がいっこうに好転しないと知らされた燕山君はそれを忘れるかのように、遊びに興じていました。

 

ノクスは、まだ燕山君から遠ざけられていました。

ギルドンとの関係を知りながらも、殺す事も追放することもしない燕山君を思うと、ノクスは燕山君は必ず自分の元に戻ってくると思えました。

それには、何か、画期的な策が必要だと。

そんな時、ガリョンの言葉が彼女の胸を刺したのです。

ギルドンが妓房を出て行った時、必ず帰ると言ったので、自分は待ち続けた・・・と。あの言葉がノクスに対して言った言葉だったにもかかわらず、ガリョンは待っていた・・・とね。

ギルドンを信じなかったノクスのお陰で、自分はギルドンの妻になれた・・・ということです。

ノクスは、ガリョンがギルドンの妻だと言う事を、隠して来ました。

でも、今、それを使うべきだと思ったのでしょう。

嫉妬もあったでしょうね。ガリョンの真っ直ぐなギルドンへの想いと、それに応えたギルドンに対して・・・。

 

ガリョンは捕まりました。いつかこの日が来ると覚悟していたガリョンは、一切抗いませんでした。

燕山君の前に引きずり出されたガリョン。

「お前はギルドンと関わりがあるのか?」

と、燕山君が聞きました。

「全てお話いたします。その前に、お傍に・・・。」

 

自分だけにこっそりと打ち明けるつもりだと思ったのでしょうね、燕山君。

ガリョンの傍に来て、耳を近づけました。

その瞬間、ガリョンが燕山君の耳に噛みついたーっ

「その通り獣に殺された我が夫はホン・ギルドン。そしてお前が夫を殺した獣だ我が身体を切り刻んで殺せ。だが見ていろ。亡霊となり毎夜夢枕に立ってやる。一人を見せしめにし万民に忠誠を誓わせる?無駄なことだ。私も、夫も・・・いや朝鮮の民が屈することはない

口を血だらけにして叫んだガリョン。

燕山君は、一瞬怯みましたが、激怒。

剣を振り上げました。

でも、ノクスが押さえました。殺してはなりません・・・と。使い道があるのですから・・・と。

 

ガリョンは直後に、ノクスからギルドンが生きていると告げられました。

自分がギルドンを殺すための道具に使われる・・・と気付きました。

ギルドンが生きている事より、その方がショックだったかもしれません。

 

香州牧では、スハクは相変わらず攻めあぐねていました。

そこに、燕山君がやって来たのです。大勢の供をつれて。

役立つ物を持って来た・・・と言われ、確かめたモリは驚きました。ガリョンだったからです。

 

モリは、ガリョンを想っていました。

でも、ずっと陰から見ている・・・そんな感じでした。

流石にこのまま見殺しにはできないと思ったのでしょうか。逃がそうと縄を解きました。

でも、ガリョンはそんな事知りません。

思わず傍にあった鋤に突進しようとし、モリに止められたのです。

ガリョンは死なせてくれと言いました。

「夫には、私がここにいると伝えないでください。ここで殺してください。」

そんな事できるはずありません。

 

そして、ガリョンは香州牧の門の前に磔にされたのです。

目隠しされたガリョンが叫びました。

「私のせいで諦めたら二度と会いません

ガリョンーっ

悲痛なギルドンの叫び声でした。

その声を聞いたガリョン。懐かしい恋しい夫の声です。

「あなたーっ

 

泣けましたわぁ

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