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ドギョンは自己推薦ということで、代表取締役に立候補しました。
推薦理由ということでしょうかね。これまでの自分の経歴を説明したのです。
世間では様々な噂が取りざたされているが、それは嘘だとまず言いました。自分が会社を離れたのは、ノ会長の指示で新たな挑戦をしていたからだと言いました。
まぁ、モノは言いようって感じです。
で、新規事業を立ち上げた証拠に、例の式典の写真を示しました。
これを、曲解した人物が、ジェソンとミョンヒの解任を画策した・・・と言いました。
そして、今回の借名取引の証拠を見せたのです。全てジニの独断でした。
もう、ジニが何と言おうと、信用はされません。結局、ドギョンが代表取締役に選任されたのです。
結果を聞いたノ会長・・・正確に言うと、ノ元会長は、有頂天になりました。
さっそく、ドギョンにあれこれと指示を出しました。少し休んだら自分が会長に復帰すると思い込んでいます。
ドギョンは、それに対して何も言いませんでした。賛同してる表情ではありません。
これらの証拠は、全てテスが集めたモノでした。
ドギョンから聞いたジアンは、テスの言葉を思い出しました。
どうしてドギョンに協力するのかとジアンが聞いたら、ジスの両親の事だし、お前が愛する人の事だから・・・と答えたテス。
ドギョンが落ち着いたら、ジアンも安心してフィンランドに旅立つ事ができるだろうからな・・・とね。ドギョンが良い人だと言う事は分かる・・・とテスは言いました。
「自分を優先しろ。誰かのために、愛のためにやりたい事を諦めるのは自分自身に失礼だ。向いあった時、目の高さが同じ人が生涯を共に歩める人だ。」
ドギョンは、ジアンに聞きました。何故協力した?・・・と。
「助けが必要だったから。」
と、ジアンは答えました。
「お前ともっと遠くなる道かもしれない。」
と、ドギョン。
ジアンに話したいことがあるけど、今は会社が大変だから・・・とドギョンは言いました。
ジアンは頷きました。充分分かっていました。
ジェソンがミョンヒに離婚届を差し出しました。既に彼の署名はされていました。あとはミョンヒのサインだけです。
流石にショックを受けたミョンヒ。
へソングループに未練は無いのかと思いました。それが彼女には理解できないのです。
丁度その時、ミン部長の父親が亡くなったとの知らせが入りました。
動揺を隠せないミン部長が、すぐに向うと言った時、ミョンヒは、高額な小切手を差し出しました。
これまで散々ミン部長には世話になっています。身を尽くして支えてくれた相手なのに、葬儀に出ようともせず、小切手を渡すだけなんて・・・。
ミン部長も、愕然とした表情を浮かべました。
あとで知ったジェソンも、ミョンヒのやり方に幻滅したようです。
ジェソンは、一人でテスに会いに来ました。
でもその時、テスは一人でまた田舎の家に行っていたので、自宅にはミジョンたちがいるだけでした。
が、ジェソンは丁寧にお礼を言いました。
今回の事だけでなく、25年前、ジスをテスとミジョンが拾ってくれなければ、死んでいたかもしれないと分かったからです。
ミジョンは、すり替えを行った罪悪感が、少し軽くなった気がしたようですね。
ドギョンはジェソンとミョンヒに、自分の考えを示しました。
ジェソンは、副会長を辞する意志に変わりはありません。ドギョンは辞表を受理すると言いました。
そして、ミョンヒが再び代表職に戻る事も考えていないと言いました。
スキャンダルを公表したのはジニでも、それは事実で、解任決議をしたのは株主たちの意志だということです。
自分が会長になったのも、ノ元会長のお陰ではなく、株主たちの意志だと言いました。だから、ノ元会長の指示に従う事はできないと。
チョン・ミョンスはドギョンに辞表を提出しました。
でも、ドギョンはそれを認めず、ホテルMJの代表に任命したのです。彼の力が必要だということを、充分分かっているからです。
チョン・ミョンスも、ドギョンの思いに応えようと手を握りました。
テスは、病状がかなり悪化していました。
気が急きました。自分の病気を知る前に、ジアンをフィンランドに送りだしたいと思いました。
だから、1週間後の航空チケットを取って来たのです。
流石にジアンも急過ぎると言いましたが、テスは譲りませんでした。
ジアンは、最高に幸せな今の時間を、もう少し楽しみたいと言いましたが・・・。
ジアンの言葉通り、ジテにも幸運が巡って来たようです。
スアは子供をミジョンに見てもらいたいと言いました。子供好きなミジョンに異論はありません。
そして、このところいろんなことがあり過ぎて、仕事でミスする事もあったジテなのですが、以前おれおれ詐欺を未然に防いであげた縁で、大病院がジテの銀行と取引をしたいと申し出てくれたのです。支店長のジテを見る目も変わりましたよ。
でもね、とうとうテスの病気を、家族皆が知ってしまいました。
やっぱりねぇ、我慢にも限界がありますよ。
激痛に苦しむテスをミジョンが、ジホが、そしてジテが見てしまったのです。
ジアンには内緒に・・・とテスが言いました。何としても留学させたいからです。
でもね、ジホが連絡しちゃった・・・。
黙ってはいられませんよね。