LA NOSTALGIE ノスタルジー 憂愁
五月二日は 連休のはざ間で 四連休の前日で
静かな並木通りでしたけれど
シャンソニエでは
私の人生のなかで 重要で 感慨深い
再会と 出会いがあった 夜でした。
私が小学校一年生の時 書いた詩が 朝日新聞に出て
その曲を一番初めの曲として合唱組曲を作曲した
湯山昭先生が お店にいらしてくださり
又 ダークダックスの バスのゾウさん もご一緒に
いらして下さったのです。
お二人は 湘南高校と 東京芸術大学の同窓生。
お二人とも湘南高校の合唱部出身。
芸大の大先輩お二人が 私のシャンソンを聴いてくださり
しかも 湯山先生は 私の小学一年の頃を 覚えていてくださり
うれしかったり 恥ずかしかったり・・・・
伴奏の小泉たかしさんの ジャズのアレンジを
皆さん喜んでくださいました。
湯山先生の合唱組曲「小さな目」の懐かしい楽譜を
を頂いて ノスタルジックな気持ちになりました。
子供の頃 内向的で 口も聞けず 自信の無い自分
が まだ 自分の中に居て
音楽や詩だけが ずーっと 私の本音を伝えられる手段であることに
変わりありません。
でも 昔 果たして今の自分を望んでいたかどうか・・・
NOSTALGIE 憂愁。憂い悲しむ事と辞書には
書いてありますけれど・・・
ダークダックスの ゾウさんと デュエットしてしまいました。
初めて お目にかかったのに しかも 大先輩なのに・・・
でも 芸大の先輩として とても 頼れ
湯山先生の前で「銀座の恋の物語」歌謡曲を
歌ってしまいました。ゾウさんは 美声のバスで 姿勢も良く
テレビと同じにステキでした。
ゾウさんの一言「芸大に入学したのは やはり クラシック音楽の
ソリストになりたかったから・・・・でも ダークダックスでは
バスパート。」重みがありました。
結局 湯山昭さんと ゾウさんと 私は 芸術の話題ばかり。