西都モノクローム

西都大好きな市議会議員が、徒然なるままに街のこと、写真のこと、空手のこと語ります。

委員会活動、一般質問自席からの質問part3

2012-06-19 22:38:50 | 日記
今日は文教厚生常任委員会の委員会活動です。

委員会に付託された議案について委員会でもむのです。
ただ今日は議案について質疑する前に、議案の中の札の元保育所(民営化)、清水台のパークゴルフ場の管理道を現地調査しました。

札の元保育所で説明を受けながら、資料を確認する委員会メンバー


課長の説明と図面とを見ています

その後市役所に帰り、各課から説明を受けました。
私はこの議案の趣旨は何か、それは市民全体の利益につながっているかの観点から。いくつか質問意見を述べさせて頂きました。
他のメンバーもそれは精緻に質問をして、議案の姿をしっかりと浮かび揚げさせようとする姿が見えました。
確かに時間はかかりますが、細かいところまで確認でき良い勉強となります。

担当課の皆さん明日もよろしくお願い致します。


さて一般質問の今日は「NIE」についての質問席でのやりとりです。
それでは、どうぞ

地元に残る伝説、偉人伝などを語り伝えるのは大切なことです、先ほどの伊東マンショの敬虔な生き方、稚児が池の法元長千代丸の物語など有ります、よろしくお願いしたいと思います。
次はNIEのことです。
中学校の新指導要領のなかに4つの大きな項目があります、ざっと箇条書きで言いますと①指導要領の趣旨を確認して、実現に努めること ②工夫改善、個(一人一人)に応じた指導 ③言語活動の充実 ④道徳教育
いじょうの4つです。
さて、その中に「言語活動を充実」が有ります。
これはまさにNIEと同じ事だと思っています。
先ほどNIE指定校となり取り組んだ西都の報告が有りましたが、その中で三納中がNIEを取り組み語学力検査等の結果で安定した学力を維持していると言われました、素晴らしいことだと思います、もしよろしければどのような学力値なのか、またNIEによって社会の学力も向上したと小耳に挟みました、この社会の件も含めお伺い致します。

(2-2-1回答)
・言語能力の育成は重要な改善の視点となり、全ての教科学習の基盤である
・三納中のねらいはこれらの力をバランス良く身につけ、自分の考えを深め、自らを表現できる力や態度を養うこと
・一朝一夕には身に付かないものであるが、着実に生徒の姿として成果が現れている
・社会科の学力はNRT(全国標準学力検査)の結果を見ると2.3年とものびている、その値は全国平均を5ポイント上回っている

(2-2-2)
5ポイント上回っているというのは素晴らしいことです、NIEの指定校は県で8校ですが、この指定校はどのようにして選ばれるのか、また継続はできるのか、そして指定校の特典とは何かお伺い致します。

(2-2-2回答)
・新聞の活用状況、学校規模、地域性が加味されて推薦される
・指定期間は2年間
・特典は無償で新聞の提供、新聞記者の派遣や新聞社見学について配慮される

(2-2-3)
原則2年間ということですね、わかりました。
私達が子供の頃と違い、今はインターネットなどで容易く情報等得られますが、文章の質で言いますといくつかの研削を乗り越えた新聞の文章というのは言語をしっかりと学ぶ上で大切です。
このNIEについては壇上で申したように、委員会で研修する予定になっています、私達も更に学んで来ますので、西都の子供達にとって有意義なNIEに仕上げていきたいと思います。
県任せでなく、NIEの意義を十分理解した西都独自での支援とか考えられないでしょうか?

(2-2-3回答)
・それぞれの学校で学力の実態に応じた重点指導を設定し、研究実践に取り組んでいるので、全ての学校に「NIE」というのは難しい
・だけど、学校図書館に子ども向けの新聞を置いて気軽に読めるような環境作り。調べ学習などに新聞を活用したりなど、授業の中で新聞活用は十分に可能だと考える
・作文、詩、俳句など積極的に投稿する事は生徒の自信や新聞に対する関心つながる
・教育委員会としては事業における新聞の積極的な活用を呼びかけていきたい

以上です
明日は「まがたま館」です、色々なやりとりの中で、「あっと驚くような結果が・・・」お楽しみに。

西都モノクロームphotoー長崎ー

有明海をフェリーで帰ることにした(芥川さんが愛車のサーブで長崎入りしていた)。
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議案質疑、質問席からの質問part2

2012-06-18 16:04:48 | 日記
今日は議案質疑です。
議案質疑についてザックリと説明しますと、開会時に当局から議案が提案されます。
今回で言うと6/7です、その中で一審議で取り扱う議案をのぞいた議案を、議員は休会中を使い議案熟読します。
約10日間です、そのさい疑問に思ったことや、確認したいことをこの質疑の中で行うわけです。
この質疑は無制限でできるわけでなく、同一議員につき、同一議題について3回を越えてはならないと決められています。
今回は八つの議題に対して五つの質疑がなされました。

そして質疑終了後この議案は各委員会に付託されるわけです。
明日から三日間委員会を行い、議案について討論し委員会としての結論を出すわけです。
このように1つの議案に対し、いくつものフィルター(議会は市民の代表ですから、市民の意向と考えてもいい)を通り、決定するのです。
これが二元代表制で、最大公約的な良い方向に自治体を向かわせる仕組みですね。

今日はその他請願が二つ出されました、私の所属している文教厚生委員会にもそのうち1つが付託されました、願意及び内容を精査して結論を出したいと思います。

さておとといの続きです、質問席からの質問です。
教育行政の中の新学習指導要領についてのやりとりです。
それでは(壇上でのやりとりをベースにしていますから、読み返してください)

(2-1-1)
教育行政について質問席からお伺い致します、新学習指導要領からまいります。
この指導要領は何度も改正になっているものです、昭和50年代中盤に「つめこみ」から「ゆとり」へかわり、これはその後「つめこみ」か「ゆとり」かどちら良いのかなどと言う論争になりました。
今回の指導要領改訂は「詰め込み」でも「ゆとり」でもない、社会において必要となる「生きる力」を育むこととうたっています。
さきほど教育長が述べられましたが、「郷土に対する誇り」を持ち「国際感覚」にあふれ、「新たな時代をきりひらく」気概を持った子供の育成をめざすというのは、まさに「指導要領」のいう「生きる力」を育む事だと思っているところであります。
ぜひ「生きる力」を持った子供が育つ教育環境をお願いしたい所です。
そういった前提から質問席からいくつか伺います。
まず「さいと学」についてです、今年は伊東マンショ没後400年、そして古事記編纂1300年の記念すべき年です。
この事を「さいと学」として有効利用しているのでしょうか?

(2-1ー1回答)
・西都の歴史、文化は「さいと学」で小学校四年生が学んでいる。
・伊東マンショゆかりの都於郡小では、マンショに関わる新聞や紙芝居を創って披露したり、マンショの敬虔な生き方を学んでいる、また都於郡城史文化研究会や宮崎大学と連携した学習活動を行ったり、構内に「マンショの部屋」と名付けた資料室を設置している。
・社会教育課が中心となり、伊東マンショ没後400年記念事業として様々な式典イベントを展開
・各小学校でも伊東マンショ顕彰会のメンバーによる語り部授業が始まった。
・伊東マンショの功績を周知させ、子供達に夢と誇りを持ってもらいたい
・古事記編纂1300年では妻北小、妻南小が「さいと学」の教材に取り入れている
・「記紀の道を探ろうと」絵地図にまとめたり、神話伝説を聞く機会を設けたりしている
・最近出土した遺物等を授業に使っている

(2-1-2)
先日も日向国府跡から南九州では初めて「和同開珎(わどうかいちん)」「萬年通宝(まんねんつうほう」が出土するなど「さいと学」を学ぶにふさわしい出来事があります、是非盛り上げて欲しいと思っています、所で
記紀編纂1300年を記念して、県立博物館などでは毎月のように講演が行われています、私も参加して興味深く聞いています。
小学生には難しい内容ですが、中学生なら理解できると思うのですが、会場には子供達の姿が見えません。
西都市がこの二つの事業を盛り上げるためには、この辺りの広報が大切かなと思うのですが、いかがでしょうか?

(2-1~2回答)
・教育委員会としては学校が考古学博物館を学習の場として積極的に活用するよう促したい
・社会科副読本の改訂に考古学博物館の学芸員を監修に迎えるなど、考古学博物館との連携を緊密にしたい

(2-1~3)
県では古事記編纂1300年を記念して、色々な事業を行っております。
特に西都古墳まつりとタイアップした事業が展開されるようです。
是非広く広報して、盛り上げて欲しいと思いますがいかがでしょうか?

(2-1-3回答)
・市としては「西都古墳まつり」を広く全国にアピールできるチャンスだと思う
・地元オカリナキッズ、「千と千尋の神隠し」の主題歌で有名な木村弓さんを招いた企画など練っている

(2-1-4)
よろしくお願い致します、折角県が事業展開しているのですから、西都市も力を合わせ広く全国にアピールしてください。
さて学力向上には指導力向上が大切ということで、授業力研修を実施していると述べられましたが、具体的にはどのような研修を受けておられるのでしょう?

(2-1-4回答)
・「授業力向上ブラッシュアップ研修会」といい、文字通り教員の指導力向上を目的としている
・小中学校教員全員を対象としている
・学力調査の分析し児童生徒の学力の実態や課題を明らかにして、教科毎分科会に分かれ模擬授業を行う
・小中の学びの系統の大切さが理解できた、相互理解が深まったなど向上と合わせ、意識改革につながった
・本年度は考古学博物館の館長に「一貫教育と学力向上」の視点で講演を企画している
・教育公務員は絶えず研究と修養が求められので、校内、校外問わず研修に参加し、教員としての資質と指導力向上に努めるべきと考える

(2-1-5)
教員の意識改革につながる研修と言うことで、とても期待しております。是非多くの教員が参加されることを願うばかりです。
さて西都で進めている小中高一貫教育、特に今年度は銀鏡地区、来年度からは三財、三納地区が小学校と中学校が一緒になります。
このことをチャンスととらえた教育力の向上策は考えてますか?

(2-1-5回答)
・学校の底力を発揮するチャンスととらえている
・昨年の研究公開では小中学校の教員同士が互いの立場を認め、課題を共有し児童の夢に邁進する姿が胸を打った
・学力向上だけでなく心の教育や生活指導の充実にもつながる
・中学と高校の乗り入れ事業、中3を対象として学習講座をやり、広げていきたい
・高校の授業を受けた中学生から「とても楽しい」「難しい問題が解けたときはうれしい」など学習意欲面でも成果が現れている


(2-1-6)
一体型だから可能な教育が有ると思います、是非素晴らしい教育結果が出ることを期待します。
ところで中学校の新指導要領には道徳教育がうたってあります、各地で子供達が感動を覚えるような魅力的な教材開発と聞いていますが、お考えは有りますか?

(2-1-6回答)
・魅力有る教材は児童生徒の知的好奇心をくすぐり、学ぶ意欲をかき立てる
・それが児童の身近な存在であればなおのことだ
・地域の自然や伝統文化を取り入れたり、優れた地域の人材を授業に招いたりした
・地域に伝わる伝統芸能「下水流臼太鼓」の伝承活動、お年寄りや保育児童とふれあい体験で味わった感動を道徳授業に活かす研究実践に取り組んでいる

今日はここまでとします、明日は「NIE」についてです。

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嫁の居ぬ間に・・・

2012-06-17 23:47:16 | 日記
義父の7回忌のため妻は名古屋に帰っています。
私も行きたかったのですが、議会の真っ最中なので宮崎に残ることにしました。

さ~、鬼の居ぬ間に、命の洗濯を・・と行きたいところなのですが、3重苦でそれもかないません。
ちなみに三重苦とは「金無し」「暇無し」「元気なし」です。

一番目の「金無し」はこのブログを見ている方はもうすでにご存じのことと思います、「暇無し」は結構やることがあって、ネオンピカピカに行く時間がないです。
で「元気なし」とは一次会は行っても、二次会に行くような若さ(あの娘に会いたいな~)がホント無くなったことです。

30代は朝まで飲んで、それから仕事なんて平気だったのですが・・、今は10時過ぎると「ヒック、ウイ~、帰りて~(どうせ誰も相手にしてくれないから(涙))」てなもんです。

さて、妻が帰ったという話をしたら「そう、やっぱり、大変だね」という君たち、言っときますが妻は帰ってきます(多分)。

と言うことで議会報告は明日に回して、今日の出来事を少々書きます。
月に2回ぐらい4団体で合同稽古をしています。
今日も午前中南空会の子ども達を連れて行きました。

通常の稽古では組み手に割ける時間が少ないので、こんな風にみっちりと他団体の子ども達と組手が出来る機会は有り難いですね。
稽古で学んだわざを試す良いチャンスです。

昼からは渡辺謙吾さんの写真展最終日です。
今日は東京から大山謙一郎先生が見えられて、写真教室をされました。
写真で紹介します

渡辺謙吾さんです


大山先生です


ペンタックスファミリーの皆さんや写真愛好家の皆さんが来場されました


講演をする大山先生を激写する謙吾さん

夢たまごの荒谷館長さんと

講演で大山先生は
・渡辺さんとの出会い
・ブータンでの撮影で感じたこと
・デジタルでカメラの性能が良くなり、なんでも写ってしまう、だからこそ何を撮るのかしっかりと意識しなければダメ
・デジタルになって、尚捨てる能力が必要となった
などなど楽しい話をされました。

講演後私も楽しく話をさせて頂きました。

さて夕方は宮崎市で受賞記念祝賀会へ参加するため丸目インプちゃんで宮崎市にgo~です。
「平賀常年先生、河野和久先生、の宮崎スポーツ功労賞、翔和空手塾長友隆文先生の宮崎県スポーツ優良団体賞」の受賞記念祝賀会です。



残念ながら所用で平賀先生は欠席されました、河野先生・長友先生です。


佐藤会長が挨拶されました「空手が強いとか弱いとか、または何段だとかと言うことより、空手を通して社会にどれだけ貢献できるかが大切だ」いつものように素晴らしい挨拶でした。

その後は皆楽しくお酒を飲み、宮崎産業大空手部の演し物もあり(とても写真で出せません)、カラオケありと制限時間(ひまわり荘の)だいぶオーバーして終了しました


充実した日曜日でした。

西都モノクロームphotoー長崎ー


長崎駅で芥川さんと塩田さん(現フェスティバル実行委員長)と落ち合い、東松さんの事務所に行った。忙しい中(米国の写真キューレイターと米国での写真展の打ち合わせなど)だったが、私たちの話を十分理解していただき、快くドキュメンタリーフォトフェスティバル宮崎への参加を承諾していただいた。                ちょうどお昼だったので事務所近くのカリー屋さんに行き、おいしいカリーをごちそうになった。

展示内容は代表作 <11:02>NAGASAKIと決まった。

右から2人目が日本写真界「生ける伝説東松照明氏」
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西都市議会初の土曜議会および一般質問 質問席からの受け答え PART1

2012-06-16 14:52:05 | 日記
雨が降っています、西都市内の中学生がはたしてきてくれるか心配していました。
ですが開会時10時近くになると、父兄や先生方に引き連れられた生徒達が続々と傍聴席を埋めていきました。
 また一般の方も土曜と言うことで、沢山来て頂き午前一番の質問時には71名の傍聴者で埋め尽くされていました。
質問者の荒川昭英議員、市長も少し緊張した様子でしたが、中身の濃い質問答弁となりました。
子供達の参考になったと思います(子供達のほとんどは子供議会のメンバー)
土曜日(休日)議会ということで、議会内にも色々と意見がありましたが、開かれた議会をめざしたい私としては、良い試みであったし、成功したものと思っています。
とにもかくにも、企画実行された皆さんお疲れ様でした。

さて今日からは質問席での質問と当局側の答弁をテーマ毎に書きます。

今日は市長の政治姿勢について
(1)平成25年2月4日の任期満了に伴う西都市長選出馬意向について

それでは質問席からお伺い致します。
 まず、3期目の市長選への出馬決意の言葉を聞き、うれしく思っています。
 壇上で市長が述べられたのは、この2期で「復興・再生」はすすみ、次は市民総力で創生に向かっていきたいということであり、これは国レベルでも言えることですが、「つけ」を残さず子孫に「ふるさと西都」を引き継いでいきたいというものであったと思います。
ここでお伺い致します、3期目の市長選にあたっての基本姿勢、マニュフェストがあればお聞かせ下さい。

(1-1答弁)
・一期目・二期目と「市民が主役の市政づくり」を基本的な政治スタンスに二期目は「市民が夢を持てる地域経営型行政つくり」「市民が豊かさを時間できる産業つくり」で取り組んだ
・七つの基本姿勢を考えている
 ①市民目線で公平公正な政治
 ②安全、安心社会の構築
 ③郷土愛や国家愛に燃える人づくり
 ④地方の自立化を推進
 ⑤改革と創生の市政を実行
 ⑥次世代社会に適合したシステムの構築
 ⑦元気な日本の故郷西都つくり
・3期目のマニュフェストは、最終的な検討を行っている


1-2)わかりました、具体的なマニュフェストができたら、なるだけ早く、そして広く広報して欲しいと思います。
 市長が3期目、西都をどうしようとするか、具体的な数値を織り込み知らしめることは、選挙民である市民に対する責務だと思っています。
 再度お願いしたいと思います。
 この質問の最後にもう一つお聞かせ下さい。
マニュフェストはザックリ言うと、具体的な数値目標を入れた、公約のことです、2期目も「西都再生への挑戦」に掲げたマニュフェストを立てられたと思います。
 確か8項目に渡る挑戦でした、この公約はどの程度達成されたかお伺したいと思います。

(1-2回答)
2期目の市長選挙にあたって、「西都再生への挑戦」として8つのテーマ、42項目のマニュフェストをあげた、目標を100%達成できたものも7割は有ると思う、また全体で90%は達成できたのではと思っている。


有り難うございます、住みたい、住んで良かったと思える西都つくりを
お願いして次の質問に移ります。

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一般質問続き

2012-06-15 07:24:09 | 日記
昨日の続きです、壇上での私の質問のうち教育長の分を再度書きます。

2点目は教育行政についてです、私は何度かこの場で申しておりますが、教育は地域の要であるし最も重要視しなければならないものだと考えています。
さて教育行政の一番目は新学習指導要領についてです。
昨年小学校、今年度は中学校が対象となっていると思いますが。
この新指導要領は西都市の教育にどう反映しているか、またどのように考えておられるのかお伺い致します。

 教育行政2番目はNIEについてです、NIEはニューズペーパイン エデュケーションの略で日本語で言いますと「教育に新聞を」というものです。
 私達議員もこのNIEに関しては注目をし続けました、前議員の井上照也さんが平成11年12月議会、平成21年6月議会、平成23年3月議会で取り上げていますし、実は今年度の文教厚生常任委員会の行政調査でもこのNIEについて詳しく調査しようと計画しているところであります。
 今まで西都市では都於郡小、妻南小、三納中が指定校となり取り組まれました。
 ここでお伺い致します、取り組まれた結果、実績はどのようなものだったかお伺い致します。

 質問3点目はまがたま館活用についてです、同じ会派の荒川敏満議員が平成22年第4回定期議会で質問をされ、それにより内部規約の一部改正がなされ使いやすくなった経緯があります。
 私はこのまがたま館を妻中のPTAや私が代表をしている空手道場の合宿で使った経験があります。
 確かに古いのは事実ですが、それを補うだけでなくそれ以上の魅力を感じています。
 それはまがたま館の立地です。
 311基の古墳を有する日本一の古墳群西都原の南の玄関口にあり、西都原一帯の史跡が庭のようなものです。
 合宿の時子供達と一緒に、早朝の散歩をしました、早朝の西都原の美しさは格別のものでしたし、子供達の記憶にしっかりと刻まれたと思っています。
 そしてほぼ隣接して野球場、陸上競技場、屋内練習場、トレーニング施設、クラブハウスがあるスポーツ施設、そして清水サッカー場とを結ぶ清水台線ができれば更に魅力を増すと考えます。
 そのように親にとって割安で宿泊ができ、子供達の合宿研修に使える、まがたま館は私にとってとても魅力に感じています。 ですが、先回の事業仕分けで仕分け委員の皆さんから不要という結果が出されました。
 一施設としての費用対効果が問われたに違いないと、私は思うのですが、教育長にこのまがたま館の活用について伺いたいと思います。

教育長の答弁
(新学習指導要領)
・知徳体のバランスのとれた力、「生きる力」育むこと~目的
・言語理数の力、外国語教育、伝統文化の教育の充実~目的
・人を思いやる心をはぐくみ、健やかな体を育てる~目的
・西都市としては郷土に対する誇り、国際感覚にあふれ、新たな時代を切りひらく気概をもった子供を育てたい
・具体的には小学校一年から英語教育、小中学校間の英語教育、英語村体験研修
・自然や風土、歴史、伝統文化、産業を学習材料とした「さいと学」
・「さいと学」の効果~西都の良さを説明できる児童20%増、90%が西都が好きになった大切にしたいと答える
・習熟度別指導、少人数指導、異校間教員乗り入れ、教師の指導力向上のため「授業力研修」

(NIE)
・西都市の実績では妻南小、都於郡小、三納中が指定校で取り組んだ
・三納中のNIEの取り組み事例「コラム、記事を要約感想する週末課題」「新聞への投稿」「新聞記事から自分の考えを深める授業つくり」
・週末課題は文章を読み取る力、考えを整理する力、他者に伝える力が伸びた
・投稿は自信や満足感につながり、家族や地域住民も新聞紙面を飾るのを楽しみにしている
・新聞記事から自分の考えを深める授業つくりはグループや全体で考えを「練りあう場」となり考えを確かなものにしたり、広がり持たせることができる
・NIEの結果語学力検査で安定した学力を維持しているし、授業の質的向上が図られる
・3校以外でも取り入れられよう働きかけたい

(まがたま館)
・事業仕分けでは利用状況、ランニングコスト面、代替施設としての民間受入れも可能として「不要」と判定された
・スポーツ合宿がほとんどで、研修の場としてのニーズが薄い
・施設の老朽化、トイレ男女共用など不便さで利用団体が増えない
・大規模な修繕、建て替えが必要となり多額な費用がかかる
・費用対効果で廃止はやむなしと考えているが、更に幅広く利活用することを検討する

以上が壇上での質問と、それに対する当局側(市長と教育長)の答弁です。
明日からは、質問席でのやりとりを載せます。

所で明日は土曜議会です、皆さんご来場下さい

さて西都の「夢たまご」では渡辺謙悟写真展が開催中です。
素晴らしい作品ばっかりです。







また日本写真家協会の大山謙一郎先生の作品もあります





尚日曜日のお昼、大山先生が東京から来られて「写真教室」をかねた講演をされます。
お楽しみにしてください。


西都モノクロームphotoー長崎ー



中通り商店街は「日本一歴史のある商店街」との名称が付いていたが、道幅は気持ちが通じ合えるくらいに狭く、古い店並みが続く風情のある通りだった。一軒のお店で、品のあるお年を召したご婦人と話しをした。

 
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