西匠の舘を覗いてみると、私の大好きな弥勒先生の絵が飾られています
今回も力のある絵ばかりでした
正面の飾ってあるのは「アイヌ」の絵です
弥勒先生のは神楽や西都原の絵が有名ですが
私は特に群像の絵画が大好きです
色々な人が体の大小や遠近感なんか関係なく無く、キャンパス一杯書かれています
その力は凄いものです
上のアイヌを拡大すると
凄いでしょう、熊がいたり鉄砲構えた猟師がいたり、花嫁がいたり、幽霊(たぶん)がいたりと、てんでバラバラの群衆が賑やかに祭を楽しんでいます
大きく見て、次に細かいところを見て、更に細部をみる、そしてもう一度全体を
そんなこと繰り返しながら見ました
これ再婚という題名がついています(これも素晴らしい)
展示場は弥勒さんらしい絵画で一杯です
これはサーカスの絵です、楽しさといかがわしさとが混在した不思議な絵です
これは誕生という絵です、この密度が素晴らしい
神楽の絵も
弥勒さんが書いた女性の絵も又良いのです
特に今回うれしいのは、色紙に書かれた水彩画が安く売っているのです
私も一枚買いました
芸術の秋にふさわしい展示でした
心が満ちたりました