アナーキー小池の反体制日記

世界中のひとが 仲良く助け合い ほほえみながら 平和に暮らしていくために (イマジン)

#118 学生時代(29)

2008年04月15日 | 学生時代
二部の授業を2年間受けました。
地下鉄が開通したため路面電車が無くなって、かえって通学が不便になりました。
夕方登校し、真っ暗な夜に授業を受けるんです。
自宅に帰るのは10時頃になります。

二部の学生の多くは昼間働いています。
講義を真剣に聴いている姿を見て、二部の学生は本来の学生なんだと思いました。
本当に勉強がしたくて大学に来ているんだと感じました。
昼間の学生は遊び半分な人が多いんです。

ボクは授業や講義や講演を受けるのが嫌いです。
だけど、ボクは自分で言うのもなんですが知的好奇心は旺盛なんです。
ですから、本を読むことを好みます。
ボクの唯一の趣味は読書です。

小学生の頃から本と虫("本の虫"ではありません)が好きでした。
本は高校、大学の頃は年に百冊くらいも読んだ様な気がします。
小説も読みますし、自然科学系の読み物もよく読みます。
心理学や精神医学に興味があって、専門書を読んだりします。

ボクの知的好奇心を満足させるのは、本だけなんです。
授業や講演では満足できません。

3年生のとき、二部の授業で心理学を受講しました。
単位の1つだったんですが、個人的な興味もありました。
テキストをあらかじめ求めます。
もちろん専門書なんですが、とっても面白いんです。
自宅で、朝まで読んでいました。

しかし、授業になるとぜんぜん面白くないのです。
退屈でテンポが遅く感じられます。
あんまり面白くないので試験のとき、出題とは異なる「若い女性の性衝動」について書いたら見事不合格でした。(当たり前ですよね)

小中高校の授業もそうでした。
理科や社会科の教科書は面白くて事前に自宅で全部読んでしまうんだけど、授業になると必ずつまらなくなります。

ボクは、活字でしか好奇心を満足させることが出来ないのではないのだろうかと思います。
ペーパーでも、最近流行のイラストや写真、図解を用いたものは苦手なんです。
ただひたすら活字が並んでいるほうが頭に入ります。
これってきっと、化石みたいな人だなって思われそうです。

脱線してしまいました。
ボクにとって、学校の授業がいかに面白くないのかを述べたかっただけなんです。
(官製の講演会も、いかにもつまらなく聴きに行く気にならないのと同様です。)

夜学に通ってまた多くを知りました。
講義は何の役にもなりませんでしたが、人の真剣な生き様を知りました。
夜、授業を受ける大変さも少しは経験したつもりです。

その割には・・・・・って、言われそうです。

次回でこのシリーズを終えようと思っています。
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