＃1470 賠償請求権利放棄の深い闇

裁判が確定したのに、その判決内容を無きものにしてしまった市議会。
今回の市議会による権利放棄には、市職員、市議会議員の多くが理解を示しています。
なぜ理解を示すのか？　それには長らく続いた深い闇の影響が見え隠れします。

事件当時の当該職員、当時の市幹部職員、一般職員、労働組合、市長・副市長などは、生活保護費を払い続けたことがなぜ悪かったのか、いまだに理解できないでいるのです。
何十年も前から、ごろつきには腫れ物に触るように接し、なだめすかしてその場を収める職員が評価されていたのです。
ごろつきを怒らせたら、叱責される始末です。

コンプライアンス精神などこれっぽっちもありゃ～しません。

職員だけではありません。
20年ほど前でしょうか、議会のある会派がごろつきを糾そうと会談の席を設けました。（その会派、今、第一会派です）
しかしごろつきにすごまれ、議員は恐れおののいて帰ったといいます。
議員も、職員を笑っていられないのです。

市長も副議長も幹部職員も一般職員も市議会議員も皆、法を無視したごろつきの行状に慣れっこになっていました。
慣れとは恐ろしいものです。
なだめすかしてその場を収め、2億4千万円もごろつきに脅しとられても、なんとも思わなくなってしまったのです。

2億4千万円を恐喝され、1億4千万円の債権放棄に至る不可思議な現象は、なるべくして起こったのです。
不思議だが本当のことです。