ニュースをみてたら、ホワイトハッカーなる言葉に出会いました。寡聞にして始めて聞く言葉です。記事を聞いていて“ドリル優子”を思いだしたのです。今回はその“ドリル優子”について、です。えげつなさ極上です。
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タイトルにあるドリルとは、穴開け機器のことです。優子とは、国会議員の小渕優子のことです。父は元首相の小渕恵三で世襲議員です。
小渕優子議員がなぜ”ドリル優子”と呼ばれているのか、その理由は自身の政治資金問題を提示された際、証拠隠滅のためパソコンのハードディスクをドリルで破壊した疑いが出たからです。
小渕優子議員が”ドリル優子”と呼ばれるようになったきっかけは、2014年10月に政治資金規正法違反が発覚したことでした。
小渕優子議員の政治資金問題では、判明しているだけでも5000万円の使途不明金があり、小渕優子議員のほかに秘書や地方議員にも金が流れてたのではと指摘されます。
捜索が行われている中で、2014年10月30日には群馬県高崎市にある「小渕優子後援会」事務所にも家宅捜索が入りました。
すると、小渕優子後援会から押収した複数のパソコンのハードディスクに、ドリルで穴を開けた形跡が見つかり、それが小渕優子議員が”ドリル優子“と呼ばれるようになった理由です。
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これらから知ることができるのは、電子データは消すことが困難なんだ、ってことです。一度電子データ化したものは消去が出来ないのです。消去したつもりでも、いつでも復元できるんです。
改竄・捏造したつもりでも、その過程はそっくり残ります。
すっかり消去すためには、ハードディスクなど記憶媒体を粉砕するか溶鉱炉にでも投げ入れ融かし去るしかないのです。
小渕優子は都合の悪い電子データが入ったハードディスクをドリルを用いて破壊し、証拠を隠滅することに成功し、逮捕を免れたのです。賢い、というかこ狡（ずる）いというべきか・・・本人は犯意を否定していますが。
次回からは、電子データを復元するホワイトハッカーなる者の存在についてです。
