アナーキー小池の反体制日記

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#1503 カジノ解禁法案

2014年07月25日 | 国内の話題
カジノ解禁が盛んに議論されています。
カジノではないけれど、このマチに競艇を誘致しようと機運が持ち上がったことがあります。
もう20年も30年も前のころです。

競艇といえばあの笹川良一が理事長を勤める笹川財団が一手に引き受け、方々にお金をばら撒いていたものです。
公営ギャンブルなのに、ギャンブルの上がりを自分のものとして、気に入ったところにお金をばら撒き、恩を売って歩いていたのです。
田舎の首長は、お金を恵んでもらおうと笹川詣でをしていたものです。
このマチにも隣のマチにも、B&Bと冠むった体育施設があります。

その笹川財団が言い出したのか、このマチの強欲首長が企(たくら)んだのか、旧石狩川の三日月湖に競艇場を作ろうかって話が出たのです。
市民の多くも市議の多くも競艇場の誘致に期待をしたものです。
反対をする人もいましたが、少数者でした。

結局、いつの間にかその話は立ち消えとなりました。
ボクは競艇場が来なくてよかったのだと思います。
近年は多少様子が変わってきているようですが、競馬場でも競輪場でもただならぬ雰囲気を持ち、ただならぬ者たちが集まってきます。
街中の風紀が乱れますし、賭けでお金を失う人が大勢出るのです。

ギャンブル依存症は、病気なのです。
ギャンブルのできる環境におかれると、何%の人かが依存症に罹(かか)り、抜け出せなくなってしまいます。
そんなのを勘案し、公営ギャンブル以外のギャンブルを禁じているのでしょう。

ボクは公営ギャンブルを含め、全てのギャンブルを否定します。
麻薬や酒と同様、多くの人の人生を狂わせてしまいます。
カジノ解禁はもちろん反対です。

・・・
今でも、あの時競艇場を誘致していたらこのマチの様子は違っただろうに、と残念そうに話す人がいます。
仮に誘致できたにしろ、売り上げが少なく、撤退していただろうと思います。
そして撤退されたなら、場内で営業する飲食店の補償なりなんなり、マチが負担を強いられる事態になりうるのです。

笹川財団は日本財団と名を替えていますが、公共ギャンブルのはずなのにいまだに透明な運営がなされていないように思います。
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