ボクは、ハッキングとかハッキングを行うハッカーという言葉には悪い印象がありました。他人のコンピューターなどへ不正にアクセスする人を思い浮かべたものです。しかしハッカーという言葉には本来、悪意は含まれていないのだそうです。
定義はないのですが、一般的にハッカーはコンピューターやインターネットなどについて高度な知識や高い技術を持っている人を表す言葉で、善悪の意味合いは含んでいないのだそうです。ハッキングという言葉についても同様で、本来の意味は、プログラムを不正に書き換えるなど悪意を伴った行為ではないのだそうです。
ハッカーは2種類に分かれます。サイバー犯罪への対処など、知識や技術を善良な目的のために利用する人をホワイトハッカー、反対にIT関連の技術を駆使し不正にネットワークへアクセスしたりプログラムを破壊したりする人をブラックハッカーと言い分けるそうです。またブラックハッカーはクラッカーとも呼ばれることがあります。
ホワイトハッカーとブラックハッカーの違いとその役割について、ネット上に記されている情報に基づきみてみましょう。
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ホワイトハッカーの主な仕事はブラックハッカーが行うサイバー犯罪などに対応することです。例えば、国や企業のウェブサーバーに対して不正なアクセスがあった場合、ホワイトハッカーは調査や防御対策を実施します。また普段はネットワークやエンドポイントを監視・診断するなどして、あらゆる攻撃に対処できるよう情報セキュリティを高めます。
ホワイトハッカーの勤め先は、なにもIT企業に限ったものではありません。情報セキュリティやサイバー犯罪などに対して関心が高まる昨今、IT関連以外の民間企業でもホワイトハッカーを採用するケースもみられます。また官公庁などの公的機関がホワイトハッカーの人材を積極的に確保する動きも広まっています。
ハッカーはコンピューターやインターネットなどについて高度な知識や高い技術を持っている人ですので、総体的に知能が高い人が多いことが推察されます。そんの人たちの多くが悪の道に進むんでないことは自明で、クラッカーとなるのは少数派なんだと思われます。
続きます。