アナーキー小池の反体制日記

世界中のひとが 仲良く助け合い ほほえみながら 平和に暮らしていくために (イマジン)

#4005 台湾情勢(下)

2022年02月04日 | 海外との話題

当然ですが、蒋介石が来る前から台湾には先住民が暮らしていましたし、到来していた大陸人も多数いたんです。日本の植民地を逃れてほっとしていた台湾の民はたった5年でまた新侵略者に襲われたのです。

蒋介石一派が台湾に侵略することに多少の抵抗はあったのですが、蒋介石一派が持つ武力と財力ににいとも簡単にねじ伏せられました。西側諸国の応援もあり、蒋介石一派は台湾を掌握してしまったんです。多少の抵抗があったことは記録されていますが。

国民党の支配は続きましたが時を経るにつれ、台湾の民の中に疑問を抱く者が多くなってきました。なにせ国として認められなく一地方に過ぎない台湾の現状に居たたまれなくなったのでしょう。

台湾独立を唱える党派が政権を得、中国から距離を置く政策を打ち出し始めました。

・・・

中国は言います。「台湾は中国の一部なんだ。このことは世界中が認めていたことだ。」

戦後の歴史を振り返ると、今の中国の認識は正しいのです。戦後の欧米の愚かな判断が今の宙ぶらりんな台湾をつくってしまったんです。

「台湾は中国の一部なんだから武力による併合だってあり得る。文句を付ける輩は内政干渉してるにすぎない。」って言葉は、過去に大きな過ちを犯した西側諸国へのしっぺ返しなんです。

・・・

ボクは歴史上、西側諸国がトンマな判断で今の台湾を苦境に陥れられたことに同情します。そして今の台湾が中国に併合されることに反対します。長い期間に醸成された文化はあまりにも違い過ぎるからです。

国際機関が、戦後の中国への非礼を土下座をして詫び、誠意を示すことしか解決策は無いように思えるんだけど・・・今の世界情勢を鑑みるにありある話ではありません。

台湾情勢シリーズを終えます。

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