アナーキー小池の反体制日記

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#4870 記し継ぐべきこと⑫ 滝川市農業開発公社粉飾決算事件(3)

2024年10月11日 | マチの事件簿

末松副市長・T部長に報告済み、と記されている文書は、N課長が自身が作成したものだ、と認めています。
議事録メモもれっきとした公文書ですので、ウソを記したのなら公文書偽造の責も問われます。

結局、市側調査委の「末松副市長など(関係者)5人はそれぞれメモの内容は事実でないと証言した」。市調査委は市の意向を受けたポチの集まりですから当然の結論です。メモを作成したN課長は粉飾がバレたときに身を守る証拠になるように作成した と証言した」ことを議会も真に受けたふりをして決着したのですから、行政と調査委と滝川市議会の談合だったのです。

N課長は、一生 粉飾決算犯と、その責任を上司になすりつけようと画策した卑劣な者、としての十字架を背負わねばなりません。
誰も、彼が体制の維持のための人身御供だ と評価などしてくれません。

本当にN課長が「上司に責任を負わせるため議事録メモを捏造(ねつぞう)した」とするなら、それはそれで大きな犯罪です。
地方公務員としてどころか、人としてやってはいけないことをしてしまった、ハレンチ人と言われても仕方がないような愚劣な事件でした。
月給1割2ヶ月減額では到底済ますことができない不祥事でした。本当は、粉飾決算の商法違反と公文書偽造の刑法違反で告発べき事件です。

滝川市農業開発公社粉飾決算事件については、いろいろ噂が囁(ささや)かれているけど・・・スッキリするよう真実を端的に記しましょう。

N課長は農業開発公社の存続を図るため、決算を粉飾しました。(本当は、Nが公社の清算手続きをするのが面倒だった!のが、粉飾の動機だったのかも知れません)
そのことを上司であるT部長と末松副市長に報告していました。
その粉飾決算という犯罪行為に対し義憤を抱いた公社職員により、公益通報制度を用いた通報をもって暴(あば)かれたのです。T部長と末松副市長に報告済み!と記された文章と共に。

犯罪をバラされ窮地に陥った末松副市長とT部長とN課長の3人は急遽(きゅうきょ)談合し、逃げ道を探ったんです。
その逃げ道とは、N課長がT部長と末松副市長に報告したことはウソで、すべてN課長の一人芝居だったことにする。
N課長への見返りは、末松副市長の主管する懲罰委員会でN課長の処分を極力小さなものにする、という内容です。
そして目論見どおりN課長の処分は、信じがたいほど軽いものになったのです。(懲罰委員会は多数の部長で構成されていましたが、何ら機能を発揮しなかったのです。そこはただのアリバイ工作の場に過ぎず、委員(部長)連中の無能さが露見しました)
本当は、商法の粉飾決算容疑で警察に告発されるべき事件なのに・・・

続きます。

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