＃1288 JR北海道の惨劇

ＪＲ北海道の悲劇です。
悲劇が続いて、今ではすっかり惨劇です。

各ＪＲの中でも、ＪＲ北海道は収益性に極めて劣っています。
収益に見合った管理をしているものだから、このような失態は仕方がないのかもしれません。
人命に係わる事故が無かっただけ、ラッキーです。

収益性に劣るのは仕方が無いのでしょう。
国鉄時代、痴呆の政治屋が強引に造った不採算路線がいまだに多く残っています。
ＪＲ北海道は株式会社なのだから切り捨てていいはずなのに、何をかっこつけてるのか、廃止しようとしません。

国鉄が民営化されたのに、ＪＲ北海道の社風はいまだ官僚的です。
官僚的なのに、無責任です。（官僚的なので無責任ともいえますが）

もうＪＲ北海道は自浄できません。
ＪＲ東日本の子会社化すれば一番いいと思うのだけど、ＪＲ東日本が受けるとは思いません。
北海道に鉄道はＪＲ北海道だけなのです。
ずっと昔から、北海道の鉄道は採算が取れないのが明らかだから、私鉄が入ろうとしませんでした。

社員教育も管理者能力の向上も行わなければなりませんが、経営基盤確立を目指さなければ、根本の改革はなされません。
ＪＲ東日本に、子会社化を願うしかありません。
不採算路線を撤廃し、国からの助成金があるうちに結果を出さなければなりません。
ＪＲ北海道は国鉄でなく私鉄です。
北海道民もそこのところを理解し、多少の不便に耐えなければなりません。

返す返すも、人命に係わる事故が起きていないことを幸運だと思います。